サイズも重量もあるうえ、非常にデリケートな生活家電である冷蔵庫。
生活必需品で新居に持っていかないわけにもいかない冷蔵庫は、引越しにおいて特に扱いに気を付ける必要があります。実際、冷蔵庫の引越し経験のある方は苦い思い出をした方が多いのではないでしょうか。
冷蔵庫の引越しをした100人から「冷蔵庫の引越しの失敗談アンケート」を募集してみたところ、以下のような結果になりました。
※弊社で募集したWebアンケートの集計結果に基づく
実はこの結果は自力・業者引越し問わずに調査したものです。
要は、冷蔵庫は自力引越しはやめておいた方がいいのはもちろん、引越し業者に任せるとしても気を付けるべきことがあります!
そこで当記事では、100人に聞いた冷蔵庫の引越し失敗エピソードをもとに「失敗をしないための正しい冷蔵庫の引越し方法」をお伝えしていきます。
※失敗談の詳細は記事の最後でまとめていますので、すぐに読みたい方はこちらからどうぞ!
あなたの引越し条件で冷蔵庫運搬が最安の業者を探し、この記事のコツを抑えて準備することで安く失敗ない引越しができるはずです!
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新居にも持っていきたい!とお考えの大切な冷蔵庫。損なく安全に、カンペキな引越しにするために参考にしてください。
冷蔵庫の引越しをする前に必要な4つの準備
どんな方法で冷蔵庫を引越しするにせよ、必ず引越し前にやっておく準備が4つあります。それぞれを、いつからやるべきかの目安をまとめていますので、参考にしてください。
冷蔵庫の搬入経路と間取りの確認をする【なるべく早く】
新居に足を運び、設置したい場所まで冷蔵庫が通るかどうかを意識的にチェックしておきます。契約前の下見の段階で確認ができているのが理想ですが、既に契約を済ませた方で「引越しで運ぶ冷蔵庫が大きくて心配」という方も一度引越し先まで行ってみて、確認し直すことをおすすめします。
「冷蔵庫が新居に入らない」「業者でなければ搬入できない」など分かっていれば、当日失敗しないために早い段階から引越し方法を検討し直すことができます。
確認の際は「冷蔵庫がそもそも玄関から入るか」「キッチンまでの通路に冷蔵庫が通る幅があるか」といったことを重点的に見るようにしましょう。そのために、あらかじめ冷蔵庫のサイズ、特に引越しでネックとなる高さをメモしておき、玄関や通路の幅を測るメジャーを持っていくことをおすすめします。
また、設置場所の確認も必須です。冷蔵庫が搬入できたとしても「設置するスペースがない」「設置してもドアが開かない」となってしまっては困ります。設置予定の場所と冷蔵庫のサイズの相性も併せて確認しておきましょう。
冷蔵庫の中身を消費する【1週間前から】
冷蔵庫を引越しで運搬するときには、冷蔵庫の中身が空の状態にしておかなければいけません。また、事前に電源を抜いて機能を止める必要があることを考え、前日の夜までに中身を消費しなくてはなりません。
そのため冷蔵庫の中身の量にもよりますが、大体1週間前から食材を新しく購入することは避けて、生鮮食品から料理に使うなどして食材の消費を進めていく必要があります。
「冷蔵庫の中身の片付け」については以下の記事で詳しくまとめています。
冷蔵庫の電源を抜く【前日の夜まで】
冷蔵庫を水抜き、もしくは霜取りをするために、冷蔵庫の電源コンセントを抜いて放置しておかなくてはなりません。
冷蔵庫のメーカー、内部の霜や氷の量次第ではありますが、引越しで冷蔵庫の運搬を始める12時間前には電源を切っておくのが理想です。
つまり電源を切るタイミングは、引越し前日の夜であれば間違いないでしょう。
「引越し前の電源を切るタイミング」については以下の記事で詳しくまとめています。
冷蔵庫の水抜きをする【当日】
冷蔵庫の電源を抜いて放置しておくと、冷蔵庫の霜取り機能が働き、内部の霜や氷が溶け出して水受けトレイに溜まります。このトレイに溜まった水を排水するまでの作業を水抜きといいます。
よくある例ですが、冷蔵庫のドアを開けてみて、一見氷や霜といった水気が無いように見えても、冷蔵庫内部では霜取り機能が働いている途中で、まだ充分に水抜きができていないというケースがあるので気を付けましょう。
最近の2ドア以上の冷蔵庫だと「自動霜取り機能」付きのものがほとんどで、上記の作業で水抜きは完了します。ただ、1ドアタイプの小型タイプや少し古いタイプの冷蔵庫などでは霜取りが必要となります。
「冷蔵庫の水抜きや霜取りの手順」については以下の記事で詳しくまとめています。
あなたに一番合った冷蔵庫の引越し方法
やはり冷蔵庫の引越しで一番気にかかるのは費用のことではないでしょうか。ただし、安さだけに目がいってしまうのはいけません。
冷蔵庫はデリケートな上、大きく重量もある家電。運搬方法を誤ると、思わぬアクシデントに見舞われ、結果的に高くついてしまった…なんてことも往々にして起こりえます。
料金が高くついただけならまだ良い方、最悪の場合ケガにも繋がりかねません。引越しで冷蔵庫をどう運ぶか検討中の方は、下記3つの運搬方法を参考にしてください。
それぞれのメリット・デメリットをきちんと把握した上で、あなたにとって一番相応しい冷蔵庫の引越し方法を選びましょう。
引越し業者に依頼する
安全面:★★★★★
費用面:★★★
労力面:★★★★
冷蔵庫の運搬を「引越し業者」や「宅配業者」など専門業者に依頼する方法です。冷蔵庫の引越しをする上でもっとも一般的な方法ではないでしょうか。
基本的に冷蔵庫の中身・電源・水抜きの準備は、こちら側で運搬前に済ませておく必要がありますが、梱包、搬出、運送、養生、搬入、設置、開梱までの作業を一通り任せることができます。
冷蔵庫が大きく重い家電であることは言うまでもありません。その上、精密機器並に壊れやすいため運搬作業が非常に大変です。プロの引越し業者でもぶつけてしまったり、落してしまったりすることがあります。
そのため、引越し業者は冷蔵庫をしっかりと梱包し、搬入経路の壁や床の養生を徹底してから運搬作業を行うので、安全に冷蔵庫を引越しすることが可能ですね。
万が一、運搬作業中にぶつけたり落としたりして冷蔵庫自体が故障、新居の壁や床にキズが付くことがあったとしても補償を受けることができます。
ただし、補償を受けるためには引越し業者を始めとする運送業者が保険(運送業者貨物賠償責任保険)に加入している必要があるため、依頼する予定の業者が保険に加入しているかどうかの確認はきちんとしておきましょう。
引越し業者に依頼するメリット
- 搬出から設置まで一通り任せられる
- 安全に新居まで運搬してもらえる
- 作業中冷蔵庫が壊れても補償が受けられる
- 雨の日でも運搬してもらえる
引越し業者に依頼するデメリット
- 時期や搬入経路によって見積もりが高くなる
- プラン次第で業者の日程に合わせる必要がある
自分で運搬する
安全面:★
費用面:★★★★★
労力面:★★
結論からいうと、引越し先がいかに近場にあろうとも自分たちで冷蔵庫を運搬することはおすすめしません。
というのも再三お話している通り、大きく重い冷蔵庫の運搬はとても難しいので、冷蔵庫・新居の壁や床・作業者に対して、故障やキズ、ケガの危険性が常に伴います。加えて狭い通路や階段を運ぶとなると、それぞれのリスクがさらに高まります。
確かに業者を利用しなければ、費用もかかることなく冷蔵庫の引越しをすることができます。引越し業者側のスケジュールに合わせる必要もないので、事前に必要な準備も自身のペースで進めることができます。
しかし、引越しのプロでさえ手を焼く冷蔵庫を無事に運ぶことができなければ、費用と手間の面でも本末転倒であることをお忘れなく。
また、3月4月の繁忙期で引越しの見積もり自体が取れずに、自分たちで冷蔵庫を運搬しなくてはならない選択肢を迫られる可能性もあるかと思います。そういった場合は、冷蔵庫・新居の壁や床・作業者にとって可能な限り安全な運搬を心掛けなくてはいけません。
例えば、冷蔵庫は横向きで寝かせてしまうと故障の原因となってしまったり、下部に重さが集中している冷蔵庫は階段での運搬で細心の注意を払う必要があったりと気を付けなくてはいけないことが多々あります。
「自分で冷蔵庫を運搬する方法」については以下の記事で詳しくまとめています。
自分で運搬するメリット
- 安く引越しできる
- 自分のスケジュールで引越しできる
自分で運搬するデメリット
- 冷蔵庫が壊れてしまう可能性が高い
- 冷蔵庫が壊れた場合修理費か処分・購入費用がかかる
- ケガをする恐れがある
冷蔵庫を買い替える
安全面:★★★★★
費用面:★★★
労力面:★
何も無理して冷蔵庫を引越しで運ぶ必要はありません。もちろん、処分(リサイクル)・購入費用と手間はかかるものの、安全、かつ確実に新居で冷蔵庫を利用することができます。
例えば、引越し業者への依頼を検討していたものの、
- 3、4月の繁忙期などで引越し業者の予約自体がとれない
- 新居への経路を事前に確認した結果、搬入できないことが分かった
- 搬入にクレーンや手吊りなど追加作業が必要で、料金が高くなる
といったことが事前に発覚したときの選択肢になりえます。
また、新居の設置箇所に合わせた冷蔵庫を探して購入することができるのもメリットです。新居の間取りが旧居で使っていた冷蔵庫のサイズと相性が悪く、設置したとしても上手くドアが開かないなどの問題を気にする必要がありません。
ただ、冷蔵庫の買い替えを手段として選ぶ場合のデメリットは、時間と手間がかかることでしょうか。
冷蔵庫は普通に粗大ゴミとして処分することができないので、家電リサイクルなどで回収してもらう必要があります。他人に譲るにしても貰い手を探す必要があるため、いずれにしても処分だけで時間を要します。
引越し業者によっては、家電リサイクル処分も通常作業と並行して行ってくれるところもあるので、冷蔵庫の処分前提で引越し依頼するのもいいかもしれませんね。
「冷蔵庫など家電の処分方法と買い替える費用」については以下の記事で詳しくまとめています。
買い替えるメリット
- 新品の冷蔵庫を使うことができる
- 新居に合わせた冷蔵庫を選ぶことができる
買い替えるデメリット
- 時間と手間がかかる
- 新品だと購入費用が高い
冷蔵庫の引越しを格安の見積もりで依頼するには
冷蔵庫の引越しでは、引越し料金が高いという理由で、自分たちで冷蔵庫を運搬するという危険な橋を渡ろうとお考えの方が多いようです。
引越し料金は少しの手間で、大幅に安くできることはご存知でしょうか。
引越し料金が高くなる典型的なパターン
「CMで有名なあの引越し業者に依頼しておこう」
といった考えで1社だけに対して見積もり依頼をしているのであれば、見積もりが高くなるのは当然です。
引越し料金が安くなる正しいパターン
「あの引越し業者に依頼したいけど、一応他社からも見積もりを出してもらおう」
と、他社からも見積もりを取ってみると、各業者それぞれの見積もり金額に大きな差が生まれ、結果的に数万円単位安く引越しができる可能性が出てきます。
つまり、1社だけに依頼すると見積もりは業者都合の料金に。複数社から見積もり依頼して比較してみると最安値の見積もりで引越しができるということですね。
引越し業者各社の見積もり金額に大きな差ができるのは、引越し依頼者の距離や荷物量はもちろんですが、業者のトラックの台数や容量、予定日のスケジュールといった業者それぞれの都合が要因でもあります。つまり引越し料金に定額は無く、その日その日で相場が違うということですね。
そのため、業者それぞれの見積もりを比較してみることで、自身の引越しの条件で一番安く引越しできる業者が分かるということです。
また、見積もりを取ったからには必ず依頼しなくてはいけない、というワケではありません。なので複数社の見積もりを比較することで、自分の条件での相場を知ることができ、業者に依頼するか、買い替えてしまうかの検討材料にすることができますよね。
とはいえ、冷蔵庫の引越し準備は忙しいもの。
手間なく各業者から見積もり依頼をするのは、インターネット上の無料見積もり比較サービスが便利です。SUUMOのサービスであれば、営業電話の対応に追われることなく、冷蔵庫の引越し準備と業者探しが並行できるので活用してみてはいかがでしょう。
冷蔵庫のみを引越し業者に依頼する手も
引越し先が近距離の場合に限りますが、ダンボールなどは車に積んで自分で運んでしまい、冷蔵庫のような大型の家具や家電1点のみを引越し業者に依頼する方法も引越し費用を安くするために有効です。
実際、引越しで運ぶ荷物が冷蔵庫だけの場合は、専用プランで見積もりを安くすることが可能です。混載便というトラック内のスペースを他人と共有するプランを適用すれば、業者側も無駄なくトラック1台を走らせることができるので、安く見積もりが出るという仕組みになっています。
また、荷物が冷蔵庫1点だけの場合は引越し業者だけではなく、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便というサービスを利用する手もありますね。家財1点からの配送が可能で、大型家具向け宅配便のようなイメージです。
「冷蔵庫や洗濯機だけの引越しが可能なプランがある業者と料金相場」については以下の記事で詳しくまとめています。
冷蔵庫の設置後はすぐに電源を入れてはいけない
設置も終わって、冷蔵庫の引越しが無事完了。
さっそく使おうと思ったら、冷蔵庫内が全然冷えない…なんてことは冷蔵庫の引越しにはよくあることです。
誰もがやってしまいがちなミスは、設置してからすぐに電源を入れてしまうこと。メーカーによって正確な時間は異なるものの、設置後1時間程度は電源を入れずに置いておくことをおすすめします。
というのも、運搬時の揺れで冷蔵庫内部の液体状の冷却装置は不安定な状態。この状態のまま冷蔵庫の電源を入れて稼働させてしまうと冷えなくなってしまう恐れがあります。
作業後のことなので、引越し業者に依頼していた場合でもやってしまう可能性がありますよね。
「冷蔵庫の引越し後に電源を入れるタイミングや冷えなくなったときの対処方法」については以下の記事で詳しくまとめています。
原因が引越し作業中の衝撃の場合は
冷蔵庫が冷えない原因は、電源を入れるタイミングだけではありません。冷蔵庫そのものがとてもデリケートな家電であるため、運搬時にぶつけた衝撃や落下で故障してしまったということも往々にして考えられます。
自分で冷蔵庫の引越しをした場合、運搬中ぶつけたり落としたりした場合はすぐに原因が分かるかと思います。気を付けたいのが引越し業者に運搬を依頼したときです。
利用者側が冷蔵庫の不具合に気付くのが遅れてしまうと、引越し業者の過失であることを証明できず補償を受けることができなくなってしまうかもしれません。
引越し業者が作業中に誤って冷蔵庫を故障させた場合は、もちろん業者側に補償の義務があります。ただ、これは業者側にきちんと過失を認めてもらうことが前提となります。
事前対策としては、引越し前に冷蔵庫の写真の撮っておくのが一番です。ぶつけたり落としたりした場合には、冷蔵庫に少なからずキズやヘコミが残るもの。写真を残していない場合でも、設置後冷蔵庫にキズやヘコミができていないかくまなく確認し、できれば引越し当日中に責任者に申し出るようにしましょう。
冷蔵庫内が冷えるのには、メーカーや季節によって変わりますが長くて半日程時間を要します。冷蔵庫の場合は、冷却機能の不具合に気付くまでにどうしても時間がかかってしまうため、先にキズやヘコミといった外部の損傷から確認するようにしましょう。
洗濯機の引越し
冷蔵庫とよく似た大型家電に洗濯機があります。事前準備に水抜きが必要な点と、大きさや重さがあって運搬が難しいという点で、引越しでの冷蔵庫と洗濯機の扱いはよく似た扱いになります。
冷蔵庫も洗濯機も生活必需品の家電であるため、洗濯機も引越し荷物に含まれるという方は少なからずいるのでは。
「洗濯機の水抜きや運搬や設置など」については以下の記事で詳しくまとめています。
100人の冷蔵庫の引越し失敗談とその対策
集計結果をもとに、冷蔵庫のよくある失敗をランキング形式でまとめます。
当記事ではそれぞれの失敗をしないための対策について解説していますので、表中の「対策」から章に飛んで詳細をご覧ください。
1位 | 24人 | 中身を消費し切れなかった | 詳細 |
---|---|---|---|
2位 | 15人 | 運搬中に水漏れしてしまった | 詳細 |
3位 | 13人 | 冷蔵庫が新居に入らなかった | 詳細 |
4位 | 11人 | 引越し先の壁や床に傷がついた | 詳細 |
5位 | 10人 | 設置した後に使えなくなった | 詳細 |
6位 | 4人 | 引越し料金が高かった | 詳細 |
6位 | 4人 | 作業中にケガをしてしまった | 詳細 |
8位 | 3人 | 運搬中にぶつけて壊してしまった | 詳細 |
その他 | 16人 | 冷蔵庫が部屋の間取りと合わなかった 無事引越しできたけど大変だった 壊れなかったけど目立つキズがついた 運搬時に中身が散乱した 引越し後に異臭がした |
1位:中身を消費し切れなかった
24人
引越し業者に依頼した人:100%
自分で運搬した人:0%
引越し業者に依頼した
暑い時期の引っ越しだったため、食材は食べきったものの、まだ期限内の調味料の管理に困った。日をまたいでの引っ越しだったこともあり、食材は処分するしかなかった。クーラーボックスを用意し食材を移動し保管しておけばよかった。
引越し業者に依頼した
引越し前後、片付けなどで料理するのが億劫になるだろうと思い、多めに冷凍食品を買っておいたのだが、引越し前日からコンセントを抜いて空にしておかなければならず、また、引越し後にコンセントを入れてから冷えるまで時間がかかるため、ほとんどのものが溶けてしまった。
のちに解説しますが、引越し前に冷蔵庫の電源を切ることを考慮して、中身の片付けのタイムリミットは引越し予定日の前日まで。
まだ時間もあるし使い切れるでしょ!と思っていても引越しの準備というのは想像以上に忙しいもの。毎日の料理と並行して行えるとは限りませんよね。
消費し切れなかった食材は当日に無理矢理使い切るか、別送する…それでも余るなら処分するしかありません。そんなもったいないことにならないために、冷蔵庫の中身は計画的に片付けていく必要があります。
2位:運搬中に水漏れしてしまった
15人
引越し業者に依頼した人:67%
自分で運搬した人:33%
引越し業者に依頼した
冷蔵室は前もって中を空にはしたのですが、冷凍庫内についてはすっかり忘れていて、運搬する為に抱えた際に溶けた水が漏れてしまい業者さんの1人がびしょびしょになってしまいました。
引越し業者に依頼した
賃貸の引っ越しで冷蔵庫を運んだのですが、夏だったのでギリギリまでドリンクや保冷剤を冷蔵庫で冷やしたくて稼働していました。引っ越し屋さんが運ぶときに初めて電源を落としたのですが「水漏れするかもしれませんがいいですか?その場合の補償はできません。」と念を押されました。実際冷蔵庫から水漏れした水で、段ボールの一部が濡れてしまい、寝具類が汚れてしまいました。冷蔵庫の霜が溶けたりして水が出るので前日には運転を止めるべきだと学びました。
自力で運搬した
引越し当日に冷蔵庫の電源を切ったため、冷凍庫にびっしり分厚くついていた霜が運搬中に溶けだして水浸しになってしまった。引越しの何日か前に電源を切って、霜をとっておくべきだった。
運搬中の水漏れの主な原因は冷蔵庫の水抜き、もしくは霜取りがちゃんとできていなかったことです。
冷蔵庫内部の霜や氷が溶けて排水できるようになるまで時間がかかります。そのため冷蔵庫の引越しを自分で行うにしろ、引越し業者に依頼するにしろ、水抜き作業はこちら側で行う必要があります。
水抜き不足で運搬作業中に私たちや作業員さんがビショ濡れになる程度ならまだ良い方。最悪、ダンボールが濡れてもろくなった底が抜けて中身が落下し破損したり、冷蔵庫の内部に水が漏れ出して故障したりすることも。
…こんなのもう笑えませんよね。
対策:冷蔵庫の水抜きをする
3位:冷蔵庫が新居に入らなかった
13人
引越し業者に依頼した人:69%
自分で運搬した人:31%
引越し業者に依頼した
前の家で使っていた冷蔵庫を二階に上げようとしたが階段から入らなくて別料金でクレーン車を呼んで二階の窓から入れたクレーン車の費用も高かったが二階に置いた冷蔵庫が壊れたらまたクレーン車を呼んで降ろすのかと思うと今から頭が痛い限りです。
引越し業者に依頼した
冷蔵庫の幅が玄関のドアの幅より大きく入らず、賃貸物件なのでドアも外せず、クレーンを使って持ち上げベランダの窓を外しそこから入れることになった。余分にお金がかかってしまい失敗した。引っ越す前に、今ある家電や家具が入るかどうか計っで新居を決めれば良かった。幸い引っ越し先が2階で良かった。3階以上だと大変なことになっていたと思う。
自分で運搬した
冷蔵庫が新居に入らず、買い替えざるを得ない状況になりました。元々長年姉と暮らしていたので、かなり大きい冷蔵庫を使っていたのですが、その後お互い結婚や転勤で各々今の家を出る事になった為、冷蔵庫は私が貰う形となりました。私は転勤で単身用のアパートに引っ越す事になり、実家のトラックを使い家具などを運び入れていました。しかし譲り受けた冷蔵庫があまりにも大きく玄関のドアから入りません。よくよくスペースの寸法を測ってみた所、家の中に入ったとしても置きスペースに入れる事が出来ない寸法である事が発覚しました。
冷蔵庫のサイズは、小型単身向け2ドアタイプ~大型家庭向け5ドアタイプなどと様々ですが、大きな家電であることに変わりありません。
そのため、「冷蔵庫のサイズ」と「新居の玄関や通路の幅」の相性を考えて、そもそも冷蔵庫を引越しするかどうかを事前に判断する必要があります。
重い冷蔵庫を苦労して新居まで運搬しても、玄関から入らなければそれまで。手放す他ありません。冷蔵庫の引越しを業者に依頼している場合も同じです。
もし、ベランダから搬入する手吊り作業やクレーン作業でなんとか搬入できたとしても追加作業料金が発生します。新品を購入する費用より、ずっと痛い出費になってしまうかも。
4位:引越し先の壁や床に傷がついた
11人
引越し業者に依頼した人:45%
自分で運搬した人:55%
自分で運搬した
友人と二人で冷蔵庫を持ち上げてたが、配置を行う際に手がすべり、ズトンと落としてしまった。冷蔵庫は無事であったが新築の床にキズと凹みができてしまった。新生活のための引っ越しであったが幸先から暗い気持ちになった。
自分で運搬した
3月の引っ越しの際に、引っ越し業者に見積もりを取ったところ想像以上の見積金額に驚き、自分たちで引っ越しをすることを夫婦で決めました。さすがに当日は男友達2人にも手伝ってもらい家具の搬入をしました。内階段のある間取りだったので、思ったより搬入が大変で一番大きな冷蔵庫を運ぶときに慎重にしてもらったにも関わらず、階段の壁にぶつけてしまい引っ越し先の壁を擦ってしまいました。引っ越し代をケチらずに大型の家電だけでも業者にお願いすればよかったと後悔しました。
大きさに加えて重さもある冷蔵庫を自分たちで引越ししようと思うと、運搬中は一切気を抜けません。ちょっとでも集中力を欠くと、冷蔵庫本体はもちろん新居の壁や床にキズが付いてしまうかも。
引越し先がアパートやマンションといった賃貸住宅である場合、新居の壁や床に付けたキズは補償問題に発展してしまうかもしれません。
5位:設置した後に使えなくなった
10人
引越し業者に依頼した人:60%
自分で運搬した人:40%
引越し業者に依頼した
設置いただいて、すぐにコンセントをさし、以上がないかを確認しようとした。しばらくして、庫内が冷えてないことに気づき、家電に詳しい父に連絡。すると「動かしてからすぐに電源いれちゃった?そうするとだめなんだよ~」と教えてもらい、がっかり。
引越し業者に依頼した
冷蔵庫を部屋に入れた際引っ越し業者がコンセントをさしてくれたが運んできてすぐにコンセントをいれると冷蔵庫の中の機器が揺れ少し置いてからコンセントをいれないと冷蔵庫が動かない原因になることを知らなかったことが大きな失敗に繋がった。知識がない引っ越し業者もあると思うのでこれからはこの経験をいかし、絶対にコンセントはすぐいれないよう注意したい。
自分で運搬した
電源を抜き、しばらく横向きにして引っ越し地まで運びました。越した先で再び設置すると、なぜか電源がはいらず、ものを冷やすことができなくなりました。せっかく重たいのを運んだのにこんなことになってショックでした。
設置した後に冷蔵庫が冷えなるなどの不具合の原因は、設置後に電源をすぐ入れたことだったり、運搬時に横向きにしてしまったことだったりさまざま。とにかく冷蔵庫は些細な原因ですぐに壊れます。
特に、引越し後に電源を入れるタイミングに関しては、引越し業者に依頼して安全に運んでもらった後にこそやってしまいがちなミス。
冷蔵庫を無事引越しできたことで安心して、すぐ電源を入れたばっかりに使い物にならなくなったら悲しすぎますよね。やっとのことで引越しできた冷蔵庫を再び新居から搬出して、修理なり処分なりすることになってしまいます。
6位:引越し料金が高かった
4人
引越し業者に依頼した人:100%
自分で運搬した人:0%
引越し業者に依頼した
新しいのを買おうかと悩んだのですが、まだ使えると思い引っ越し先まで持って行きました。しかし大きかったので引っ越し料金が思っていたよりも高く、また繁忙期だったので追い討ちをかけるように引っ越し料金が上がりました。
引越し業者に依頼した
私の所持していた冷蔵庫は作業員一人で運べない大型家電に分類されるものらしく、追加料金を取られました。私も手伝いはしたものの、値段の値引き等はなく引越し料金は高くなってしまいました。
冷蔵庫を自分で運搬しようと思う人は、引越し業者の料金が高いから自分で運んで節約しよう!と考える人がほとんどではないでしょうか。
たしかに、自分で冷蔵庫を無事に運搬することさえできれば非常に安上がりとなります。しかし、この「冷蔵庫を無事に運搬する」というのは、他の失敗談を見れば分かる通り私たち素人には非常に難しいことです。
ただ、引越し料金は工夫次第で半額程度まで安くできることがあります。「引越し業者の見積もりが高いから」という理由で自分で運搬しようとしている方は、当記事中で格安で見積もりを取る方法を紹介しているので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
6位:作業中にケガをしてしまった
4人
引越し業者に依頼した人:0%
自分で運搬した人:100%
自力で運搬した
一人暮らしをしていたのですが、普通に大きい冷蔵庫を引っ越しで運びました。自分と成人男性一人で運ぼうとしたとき、ピキッと腰らへんがなり、動けなくなりました。知り合いを呼び運んでもらいましたが私はその日から松葉杖でした。レントゲンにも写らなくて原因がわからず今でも長時間は立ってられません。ほんとに持たなければ良かったと思います。
自分で運搬した
3階建てのアパートから4階建てのアパートへ引っ越しましたが、冷蔵庫を運搬する際に重すぎて階段やドア付近でとても苦労しました。弟と一緒に運びましたが下を持つ人はとてもきつく、壁やドアの枠に足をよく打ちあざだらけになりました。すべての場所が広いわけではないので指を挟んだりし、血が出ていました。また引っ越しする機会があれば次は業者にお願いしようとおもうぐらい、大変でした。
これは冷蔵庫の引越しの中で、最悪の失敗といえるのではないでしょうか。「冷蔵庫が壊れた」「新居に入らなかった」「想定外の費用がかかった」などの失敗とは次元が違います。
そもそも冷蔵庫の運搬が非常に危険な作業であることを忘れてはいけません。サイズが大きく、運ぶ際に前方の視界がさえぎられる上、小型のものでも50kg程度の重さがあるので、冷蔵庫の運搬には常にケガの危険が伴います。
上記失敗談にもある通り、のちの生活に支障が出るような取り返しのつかないケガをしてしまう可能性があります。くれぐれも無理はせず、引越し業者に依頼することを検討してください。
対策:引越し業者に依頼する
8位:運搬中にぶつけて壊してしまった
3人
引越し業者に依頼した人:0%
自分で運搬した人:100%
自分で運搬した
引越し先が2階だったので、2人掛かりで階段を持ち上げていたところ、階段にぶつけてしまいました。やべっ、と思いましたが、外側が傷ついただけだったので問題ないだろうと思ってつ設置してからコンセントにつないだところ、何かがおかしいことに気がつきました。冷蔵庫内のあかりがつかないのです。電球を交換したのですがダメでした。不便だったので買い換えました。
自分で運搬した
彼氏とその友人と引っ越しをしたところ、冷蔵庫をキッチンで落としてしまい、コンセントをさしても全く冷たくならずに困りました。自分がかつて使っていたものだったので、諦めて新しいものを買いました。
横向きで運んでも電源を入れるタイミングを間違えても壊れるデリケートな冷蔵庫は、もちろん運搬中の衝撃でも壊れます。
もし、自分で運搬してぶつけて壊してしまった場合、当然修理費、処分・買替え費用を負担するのは自分です。
もちろん、プロの引越し業者に運搬をお願いしても、冷蔵庫をぶつけたり落したりで故障させてしまうことはあります。ただ、引越し業者は保険に加入しており、修理費・買い替え費用はきちんと補償してもらえます。
まとめ
冷蔵庫の引越しで失敗している人は多く、中でも食材など中身の消費が計画的に行えていないこと、水抜きがきちんとできていないことが原因であることが多いようです。
中身のことや、運搬中の水漏れで作業者が濡れてしまった程度の失敗ならカワイイ方。結果的に冷蔵庫を新居に搬入すること自体ができなかったり、搬入できたものの使い物にならなくなったりしてしまうと大失敗です。
これら失敗は正しい前知識を付けておき、事前対策や準備がきちんとできていれば、大体は回避できるリスクですよね。
まとめると、冷蔵庫の引越しは、中身の消費や水抜きなど事前準備をカンペキにしておき、可能な限り安く引越し業者に依頼するのが一番です。
冷蔵庫1点だけなら距離によっては1万円程度で運んでもらえることもよくあります!
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- オフィス・店舗向けサービス
- その他
引越し業者に依頼した
冷蔵庫の中身を消費するためにある程度計画的に買い物をしていたが、引越のための荷造りに時間がとられてしまった。そのため、予定していた料理を作れず、食事の時間もあまりとれなかったので冷蔵庫の中身を一部処分することになってしまった。