空き巣に入られたらどうすればいいの!?緊急時の対処方法を紹介

2021.4.30

空き巣に入られたらどうすればいいの!?緊急時の対処方法を紹介

「もし自分の自宅が空き巣に入られたら……」と考えたことはありますか。「自分の家は大丈夫」と考えを持っているのであれば、そのような考えは捨てましょう。そういった油断が空き巣を招いてしまう原因となってしまいます。

空き巣の侵入はしっかり対策することで防ぐことができます。また、もしも空き巣に入られてしまっても焦らず適切な対処をとっていくことが重要です。そこで今回のコラムでは、空き巣に入られたときの対応方法、空き巣に効果的な防犯対策などを紹介していきます。

空き巣に入られたらまずは110番

空き巣に入られたらすぐに110番へ通報しましょう。警察が来る前に部屋を片付けてしまいがちですが、決して物には触れずにそのままの状態で警察がくるのを待つようにしましょう。

家から物音が聞こえる場合は、まだ犯人が家の中にいるおそれがあります。そのまま遭遇してしまうと命にかかることもあるので、家の外へ出て110番通報し、警察がくるのを待ちましょう。

警察がきてから、盗まれたものと壊されたものの確認を一緒に行いましょう。また、鍵をこじ開けられていたり、窓を割られていたりすると修理が終わるまで外出できません。そのため早めに修理する必要があります。この時、家の合鍵が盗まれていたら家の鍵も新しいものに交換しましょう。

空き巣に入られたらまずは110番

銀行・クレジットカード会社に連絡する

空き巣に入られてクレジットカードやキャッシュカードのようなカード類を盗まれてしまったら、すぐにカード会社に連絡してカードの使用を止めましょう。 悪用されてしまうことを防ぐためです。

コンビニATMなど24時間カードが利用できるところもあります。時間が遅くても油断せず、すぐに連絡するようにしましょう。

もしカードが盗まれていなかった場合もそのまま使い続けるのはよくないです。なぜなら情報だけスキミングして抜き取られているかもしれないからです。スキミングとはカード類の情報だけを盗む行為です。 そのためカードが盗まれていなくても、カードの暗証番号を変えるなどの対応をとるようにしましょう。

被害を確認して盗難届を提出する

空き巣に入られて何が盗まれたかわかる場合は警察に連絡します。 警察と一緒に調べて、盗難届を提出しましょう。また、盗難届を出すときは受理番号を控えておきましょう。

とくに印鑑や通帳、パスポート、健康保険証、クレジットカードが盗まれた場合には忘れずに盗難届を出すようにしましょう。 盗難届を出していればそれらのものが悪用されていても、盗難されているものだと発覚する可能性が高くなるからです。

被害を確認して盗難届を提出する

空き巣被害は火災保険で補償される

空き巣に入られた場合、建物や家財などは火災保険で補償されることもあります。

まず空き巣によって窓ガラスなどを壊された場合です。火災保険は建物の破損があった場合に補償をしてくれるので、基本的に壊された窓ガラスなどの修理費用も対象になります。

盗難にあったものについては、保険の契約の内容によって補償されるかどうか変わってきます。家財保険の契約をしている場合は補償の対象になるのです。

ただしブランド品などの場合は、購入時の領収書がなければ補償の対象外になることがあります。そのためブランド品などの高額なものを購入する時は領収書を必ずもらうようにしましょう。

また、補償の対象にならないものもありますので、契約時などに補償の範囲を詳しく聞いておくことをおすすめします。

空き巣被害は火災保険で補償される

再び被害にあわないように対策しよう

再び空き巣に入られないように様々な対策法を紹介します。

庭に砂利を敷く

砂利は足を踏み入れると音がします。それを庭にまけば、空き巣は足音をたてながら侵入するしかありません。空き巣は物音をたてるのをすごく嫌います。そのため、空き巣は砂利の敷いてある家を嫌がるのです。

普通の砂利でも効果はありますが、中には防犯砂利といったものもあります。防犯砂利はガラスを溶かしたもので作られています。そのため、普通の砂利より軽いです。そして防犯砂利の最大の特徴は、踏んだときにかなり大きな音がすることです。

センサーライトを設置する

センサーライトとは人や何かに反応をすると光る照明器具です。センサーライトは侵入者の存在を周りに気づかせてくれますし、センサーライトを当てることで侵入者を焦らせる効果もあります。

空き巣などの侵入者は、一刻も早く家に侵入したいと考えています。そんなときにライトをあてられると焦りも増して侵入を断念するということが期待できます。

防犯カメラを設置する

防犯カメラを設置することで常に家周辺を監視できます。見られることを嫌う空き巣にとって防犯カメラのある家は近寄りたくないでしょう。しかし、防犯カメラを自宅につけるとなるとそれなりに費用も掛かってしまいます。

そんな方にもおすすめなのがダミーカメラを設置することです。ダミーカメラには精巧にできているものが多く、空き巣が防犯カメラだと思い込み、断念することが期待できます。

防犯鍵を取りつける

家の鍵をツーロックにしたり、ディンプルキーといった防犯性の高い鍵に交換するのもおすすめです。家の鍵をツーロックにする場合、鍵穴は同じでも十分効果はあります。空き巣はすぐにでも中に入りたいので、少しでも時間がかかることを嫌うからです。

ディンプルキーは、鍵に無数の丸いくぼみがあるものです。その無数の丸いくぼみが鍵穴のピンにはまることによって、鍵の開け閉めを行います。そのように複雑な構造のディンプルキーは、ピッキングすることが非常に困難となっています。

まとめ

空き巣に入られたら部屋の片づけはせず、まず110番へ通報しましょう。荒らされた部屋の状態は大事な手がかりになります。そのため手はつけず警察がくるまで待ちましょう。またキャッシュカードなどは、盗まれてなくてもスキミングされているおそれもあります。カード会社にすぐ連絡をして止めてもらいましょう。

そして重要なのは、今後空き巣に入られないようどういった対策をしていくかです。いろいろな方法がありますが、とくに重要となってくるのが鍵の防犯対策です。古い鍵を使用していると、すぐにピッキングされてしまうおそれがありますので、防犯性の高い鍵に交換することをおすすめします。

防犯鍵できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯鍵」をご覧ください。

関連記事カテゴリ一覧

防犯鍵の記事アクセスランキング

防犯鍵の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧

関連カテゴリから業者を探す