私たちが扉を開けるときに不可欠な存在がドアノブです。最近では、これまで主流だった丸い握り玉式のドアノブに代わり、レバーハンドルが主流となってきています。もちろんそれはレバーハンドル型のドアノブに交換することで、さまざまなメリットがあるためです。
今回はそんなレバーハンドルに交換したいと思った際に準備に必要なものや、方法にについてご紹介していきます。
こんなときは交換を
レバーハンドルは、例えば両親が高齢になってきて握力の低下が目立ってきたり、家族が増えて買い物量が増え、荷物で両手がふさがってしまうことが多い主婦の方にもオススメです。
例えば75歳を過ぎたお年寄りの女性だと、20代の女性比べ握力は20%ほど弱くなります。これまで無意識に行えていた生活の動作が、思うようにできなくなることもあります。そんな高齢のご家族が手に持っているものを不意に落とすことが多くなったりすると、レバーハンドルへの交換を検討するサインと言えるかもしれません。
レバーハンドルにするメリット
まずレバーハンドルへ交換するメリットとして挙げられるのが、握り玉式に比べ圧倒的に握力がいらないことが挙げられます。またわざわざ片手を空けてノブを握らなくても、ただ体重をレバーの下側にかければドアが開きます。
レバーハンドルは握力が低下した高齢の方でも難なくドアを開けることが可能ですし、冬の乾燥によってドアノブが滑って思うように回せないなどの生活の中でのイライラが軽減されます。
また荷物で手がふさがってしまった場合でも、肘やお子さんに開けてもらうことができるようになるので、いちいち荷物を一度床に下ろしてドアノブを握る必要がなくなります。
非常に使い勝手のいいレバーハンドルですが、家のドアノブをレバーハンドルに交換する手間はどれくらいかかるのか気になりますよね?そのため以下で、ドアノブ交換の方法をご紹介します。少しの知識と準備で、とても簡単に交換できます。
交換前の準備
まずドアノブ交換には、どんな道具が必要なのでしょうか?ドアノブの交換となると少し難しく感じるかもしれませんが、ドアの部品の仕組みと構造を理解すれば簡単です。まずレバーハンドルの交換に必要な道具は下記です。
・レバー式ドアノブ本体
・ラッチ(側面にある引っかかりの部品の名称)
・ドライバー
・メジャー
・キリ(必要となる場合があります)
ドアノブ本体やラッチはホームセンター等で購入することができます。一度ご自宅のもののサイズを確かめてみてみると良いかと思われます。また必要な工具も特殊な工具は必要ありません。
続いて、交換するドアノブのサイズを確認する方法ですが、ラッチと呼ばれる側面にある引っかかりの部分の金属板の長さと幅。そしてドアの厚さ、ドアノブについているネジとネジの距離、ラッチを固定しているネジとネジの距離を測れば確認完了です。
ただしここで一つ、大切な見極めポイントがあります。自分での交換可能なドアノブとできないドアノブが存在するのです。
交換可能なドアノブは「チューブラ錠」と「円筒錠」の2種類です。
チューブラ錠
このいずれかのタイプの錠で、ラッチの金属板の長さが60㎜であれば、自分でも交換することができます。
レバーハンドル交換の方法
続いてはレバーハンドルへの交換方法について説明します。
レバーハンドルの交換のために、まずはドアノブを取り外します。ドアノブを外す手順は下記です。
1. 握り玉式のドアノブを取り外す場合だと、ドライバーを使って根元にネジを頭から外し、台座のネジを緩めます。台座を外す際、同じネジ穴を利用するため、丁寧に外すようにしてください。
2.反対側のドアノブも同様の手順でネジを緩め、台座が浮くようになったらドアを傷めないように丁寧に外します。
ドアノブが外せたら、続いてラッチを取り外します。
ラッチの外し方は、まずネジを緩めラッチをドアから引き抜きます。このときドアを傷めてしまうこともあるため必ず両手でやさしく丁寧に行いましょう。
またワンポイントとして、ドアをひっかけるためについているラッチボルトの向きを覚えておきましょう。先にスマートホン等でラッチボルトの向きを撮影しておくのもいいでしょう。
最後に新しいレバーハンドルを取り付ける手順です。
1.新しいラッチを取り付けます。このとき、前のラッチボルトの向きと同じになるように気をつけてください。また穴を破壊してしまわぬように、気をつけて挿し込んでください。ラッチが入ったらネジで2か所のネジを固定をします。
2.新しいレバーハンドルを片方ずつ差し込み、取り付けます。ラッチ部品の穴に通して連携することでドアが開く仕組みになっているので、穴にしっかり通すようにしてください。片方ずつ通したら仮止めし、動くか確認をしたのち、しっかりとドライバーで固定します。
このとき、ネジ穴がない場合キリで新しくネジ穴を開けてください。
3.ドアノブの動作を確認して、問題なく動けば完成です。違和感がある場合ラッチが緩んでいないか?ラッチボルトの向きがおかしくないか?などを見直してみてください。
まとめ
文章になると途端に難しく感じてしまうかもしれませんが、実際にやってみると思ったよりも簡単にできます。
もしやり方がわからない時は、下記の動画も参考になるのでご覧ください。
しかしドアノブを交換したいけどやっぱり、自分でやるには時間がないという方や日曜大工が苦手で自信がないという方は、ドアノブ交換を依頼できる業者もあります。プロに依頼する場合、豊富なレバーハンドルの取り揃えがありますので、部屋の雰囲気にあったドアノブなどの相談もできますよ。
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