シロアリ駆除費用の相場がいくらぐらいなのか分からない…。できれば相場より安く頼みたいとお考えですよね。
シロアリ駆除を頼むとかなりお金がかかりますが、余分な費用をカットできるポイントがあります。
しかも、このポイントを知らないまま業者に頼んでしまうと、じつは「無料でシロアリ駆除を頼めた」チャンスをみすみす逃してしまう可能性もあるのです。
そこでこの記事では、シロアリ駆除の費用相場と仕組みはもちろん、できるだけ安く頼むためのポイントについてご説明します。
「安く済ませる方法があるならすぐ知りたい!」という方は、【床下湿気対策は即決しない】この見出しを読むだけでも料金大幅カットのポイントが掴めるので、目次から一気にジャンプしていただいても大丈夫です。
シロアリ駆除費用について詳しく知りたい、という方は順番に読み進めてください。
目次
シロアリ駆除費用は25万程度が相場
シロアリ駆除は、害虫駆除の専門業者はもちろん、ホームセンターや農協にも頼むことができます。各業者の費用相場としては、トータルで25万円程度になります。
ただ、多くの業者では「1㎡あたり〇円」という料金体系になっており、合計いくらかかるのかがわかりづらくなっています。
1㎡あたり〇円と言われても、結局どのぐらいかかるのかわかりにくいですよね。
そこでまずは、各業者の料金相場を1坪に直して、一般的な広さである30坪の場合、平均いくらかかるのかをまとめました。
シロアリ駆除業者 | 1坪の平均費用 | 30坪の平均費用 |
---|---|---|
ホームセンター | 6,003円 | 180,090円 |
農協 | 8,135円 | 244,050円 |
中小駆除業者 | 8,523円 | 255,690円 |
大手駆除業者 | 9,014円 | 270,435円 |
※シロアリ駆除専門業者や農協、ホームセンター22社を含めて平均を算出
シロアリ駆除費用は、22社のHPまたは問い合わせ内容を参考にご紹介しています。(2021年10月10日時点)
あくまで床下面積が30坪の場合なので、駆除する面積によって料金が上下します。
ただ、シロアリ駆除にかかる料金を見た方は、まず「料金が高い!」「何がこんなにかかるの?」と思いますよね。
シロアリ駆除は平均して25万円程度が相場ではあるのですが、そもそもなぜシロアリ駆除はこんなにお金がかかるのか、仕組みを解説していきます。
シロアリ駆除費用が高い理由は作業が過酷だから
シロアリ駆除に高いお金がかかるのは、作業が過酷なのが大きな理由です。
具体的にどんな作業が大変かというと、たとえばシロアリの居場所を探すこと。
シロアリを駆除するためには、薄暗い床下に潜って1ヶ所ずつ調査し、居場所を全て突き止めなければいけません。
しかも調査は床下だけでなく、玄関や柱、家の外周なども徹底的に行います。
そしてシロアリの居場所を探し出したらやっと駆除作業に入ります。
シロアリ駆除のためには何十リットルもの薬剤が必要で、床下全面にまいていきます。(この大量の薬剤にかかるお金も高い理由の一つです)
薬剤は、床下の木材はもちろん、地中にも潜んでいるシロアリが上がってこれないよう、土の中にもまいてバリアを張ります。
また、どうしても床下に入れない場所がある場合は、ドリルで穴を開け、上から薬剤を流し込んで対応します。
しかも業者は作業後に、ドリルで穴を開けた場所の補修もして、やっと駆除は完了します。
ここまでの作業で、慣れている業者でもスムーズに進んで5~6時間かかります。(面積による)
これだけ苦労して1件ずつシロアリを駆除していくため、料金は数十万円ものお金がかかるのです。
また、シロアリ駆除の費用はその他特殊なケースで追加費用もかかります。
「その特殊な作業っていったいどんな作業?」というのは当然気になりますよね。
では次に、シロアリ駆除における特殊な作業について詳しく説明していきます。
コンクリート処理・ハツリなど特殊なケースも追加費用がかかる
シロアリ駆除費用は、薬剤以外に以下2つの作業が必要になった場合、料金が別途発生します。
- コンクリート処理
- ハツリ工事
それぞれどのような作業なのかご説明しますね。
コンクリートやタイルにドリルで穴を開け、上から薬剤を流し込む方法のことです。
主に床下に入るスペースがない風呂場や玄関で用いられる方法で、穴を補修する必要もあるため、追加で料金がかかります。
コンクリート処理代は業者によって違いますが、だいたい1ヶ所につき10,000円は追加料金がかかる作業です。 次にハツリ工事について説明します。
コンクリートを削ったり切ったりする作業のことです。
シロアリ駆除の場合は、主に床下同士が狭くてどうしても移動できない時、通り道を広げるために床下のコンクリートを削る作業が必要になります。
ハツリ工事も1ヶ所ごとに追加料金が発生する作業で、3,000円程度が相場となります。 ハツリ工事は、とくに高額の追加料金がかかるわけではありませんが、一応特殊なケースとして覚えておきましょう。
また、これら以外には床下に防湿シートを敷く、床下専用の換気扇を設置するなど「オプションによる追加費用」も発生します。(オプションについては後ほど詳しく解説します)
さらに、業者によっては出張費や調査費用もかかることはありますが、ひとまず以下の2つの作業が追加でかかることが多いと覚えておいてください。
- コンクリート処理
- ハツリ工事
また、シロアリ被害を受けた場所は、ひどいとボロボロの状態になってしまいます。
こんな状態を放置しておくのは、不安ですよね?
そのためシロアリ駆除では、被害箇所の補修も必要になります。
ただ、補修に関してはシロアリを駆除することとはまた別の話になるので、次の章で詳しく説明していきますね。
シロアリ駆除後に家の補修代が別途かかる
あくまでシロアリ駆除は巣やシロアリ自体を駆除する作業です。
そのため被害を受けてボロボロになった柱や床の修繕はまた「別費用」になります。
柱や壁などを直すとなると、程度によって大きく違いますが、場合によってはかなり高額の修繕費がかかってしまいます。
まずはシロアリ被害をよく受ける場所と、一般的な修繕費の相場をまとめてみました。
場所 | 修繕内容 | 相場 |
---|---|---|
壁 | 張替 | 3,930円/㎡ |
柱 | 取替 | 13,000円/1ヶ所 |
床 | 下地補修 | 1,650円/㎡ |
畳 | 取替 | 26,000円 |
参考文献:積算資料ポケット版リフォーム編2022
修繕も範囲が狭ければそこまでかからないものの、大規模な修繕が必要になると、100万円を超える費用がかかることも考えられます。
ただし、家の修繕はシロアリ駆除業者が行うわけではありません。
少し傷んだ柱を補強するぐらいなら駆除業者で対応することはありますが、柱1本丸々交換が必要な場合は、ハウスメーカーや工務店に工事してもらう必要があるんですね。
そのため、家の修繕をお考えなら新築を建てる時に頼んだ業者や、修繕だけ別のハウスメーカー・工務店に依頼する、と覚えておいてください。
ここまでシロアリ駆除費用の内訳や修繕についてお話してきましたが、「結局うちはいくらかかるの?」というのは気になりますよね。
実際シロアリ駆除の費用は、住宅によってかなり細かく違います。
そのため、業者の「無料調査」で、詳しい被害状況を見てもらうのが一番です。
次の章では、シロアリ駆除費用がいくらなのか知るための無料調査について、詳しくお話していきますね。
自分の家がいくらになるかは「無料調査」ではっきりする
シロアリ駆除業者には、”調査”を頼むことができ、被害状況などを詳しく見たうえで費用がいくらかかるかがはっきりわかります。
やはりプロの業者でも、どこにどのぐらいシロアリの被害が広がっているか調査しないと、スムーズに対応できないわけです。
また、業者的にお客さんとの接点を作りたいという目的もあるため、基本的には無料で調査を頼める業者が多いです。(一部精密機械を使って調査する業者などは有料)
無料の調査といっても、家の周りだけざっと見て…と簡単なものではなく、床下に入ってしっかり状況を確認してくれます。
また調査後このような報告書を出して説明してくれるので、どこでどの程度の被害を受けていて、駆除にいくらかかるかまで分かります。
【シロアリ調査の報告書例】
※報告書なしで、モニターをつないで実際の画面を見ながら説明してくれる業者や、口頭で詳しく説明してくれるところもあります。
【関連記事】
シロアリの調査は基本無料!?理由とプロの作業内容をわかりやすく解説
調査で詳しく状況がわかるのはよくても、「調査を頼んだらそのまま駆除もやらないといけないんでしょ?」という不安をお持ちの方も多いですよね。
しかし、業者がお客さんに無理やり営業するのは、特定商取引法という法律で禁止されています。
この法律には色んな項目がありますが、特に関係するのは”行為の差止請求(法第58条の18)”という部分。
調査で詳しく状況がわかるのはよくても、「調査を頼んだらそのまま駆除もやらないといけないんでしょ?」という不安をお持ちの方も多いですよね。
契約を締結するため、勧誘するときに、事実と違うことを告げる行為
契約を締結するため、勧誘するときに、故意に事実を告げない行為
契約を締結するため、または解除を妨げるため、威迫して困惑させる行為引用:特定商取引ガイド
たとえばシロアリの営業なら、「お宅はシロアリが被害がひどいので、直ちに駆除しないといけません!」と嘘をついて勧誘するのはNGになっています。
また、シロアリ駆除は契約書面を受け取った日から8日以内なら、契約の撤回や解除をすることができます。(クーリングオフ)
このようにお客さんを守る法律がしっかりしているため、シロアリ駆除も安心して頼むことができます。
また、納得してシロアリ駆除を頼むとしても、やっぱり料金はなるべく安くしたいですよね。
シロアリ駆除費用を値切るというのはなかなか難しいですが、頼み方に気を付ければ、少なくとも余計なお金を払わないで済みます。
そこで次の章では、シロアリ駆除費用を安くするためのポイントについてお話していきます。
シロアリ駆除費用を最大限安くするためのポイント
シロアリ駆除で余計なお金を払わず最大限安くするためには、以下の2つのポイントに注目しましょう
- 床下湿気対策は即決しない
- 補修工事は検討してから頼むこと
このポイントを意識するだけでも、余分なお金を省けます。
床下湿気対策は即決しない
「コンクリート処理・ハツリなど特殊なケースも追加費用がかかる」の章でオプションについて軽く触れましたが、床下湿気対策は、必須の工事ではないので、即決しないことをおすすめします。
もしこの工事を省くことができれば、少なくとも10万円程度は費用が浮きます。(ただし本当に必要なら検討するようにしてください)
床下湿気対策は、床下に防湿シートや床下専用の換気扇を設置し、シロアリが寄ってきづらい環境を作って対策することです。
また、カビの繁殖を防ぎ木材の健康を保つ目的もあります。
床下湿気対策にかかる料金は、たとえば防湿シートなら1坪10,000円程度が相場です。
仮に防湿シートを床下10坪に敷いたとすると、10万円を超える高額オプションになります。
でもこれだけ料金が高いオプションなら、重要そうだけど本当にやらなくても大丈夫?と思いますよね。
床下湿気対策は、シロアリを予防する目的ならあまり効果的ではないのです。
じつは、日本の住宅に被害を与える「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」という2種類のシロアリは、”地下シロアリ”と呼ばれ、湿気がない場所でも巣を作ることがあります。
一般的にシロアリは、生き延びるために水分が豊富な場所を求めて巣を作る傾向があります。
しかし京都大学 生存圏研究所 教授 吉村剛氏の研究資料「シロアリと水の話」によれば、ヤマトシロアリとイエシロアリは自分で水を運ぶ手段を持っているのです。
多くの場合、最大十数メートルにも達する水取蟻道と呼ばれる特別な道を造り、地下水などから必要な水を供給している。
引用:シロアリと水の話
どんなに対策をしても巣を作られてしまうなら、床下湿気対策工事にあまり意味がないように思えますよね。
そのため、シロアリの予防目的であれば、床下湿気対策は基本断っても問題ありません。
ただ、床下にカビが繁殖しやすく木材の寿命に悪影響が出ているなら、湿気対策はとても効果的です。
調査してもらった結果、もし床下の柱などが腐りやすい状況になっているのであれば、検討してみましょう。
また、住宅の補修工事に関しても、すぐに依頼せずハウスメーカーや工務店を吟味してから頼むことをおすすめします。
補修工事は業者を検討してから頼むこと
シロアリ被害を受けた場所の補修工事についても、即決せずしっかり業者を選んでから頼むようにしましょう。
というのも、ハウスメーカーや工務店に補修工事を頼むと、一般的には被害を受ける前の状態まで戻してくれます。
ただ、少し補強するぐらいで料金を抑えたい、という場合もありますよね。
補修か交換どちらで対応するかは、実際工事を頼んだ業者によって違います。
「とりあえず全部直してもらおう」と頼んでしまうと、駆除費用とあわせて100万円を軽く超える高額費用がかかってしまうこともあるのです。
そのため補修工事を頼むなら、業者を比較検討したうえで要望に応えてくれる業者を選ぶことが大事です。 ただ、シロアリ駆除や補修に関しては、新築を建てる時に頼んだハウスメーカーの保証次第で、お得に頼むことができます。
もしハウスメーカーの保証が効くなら、全部直してもらっても問題ありません。
そこで次の章では、ハウスメーカーの保証を上手く活用して、シロアリ駆除をお得に頼む手段をご紹介します。
ハウスメーカーの保証期間中なら無料で駆除を頼める可能性あり
ハウスメーカー・工務店の保証内容によりますが、アフターサポートを活用すれば、シロアリ駆除を無料で頼める可能性があります。
保証は、新築引き渡し後の不具合や欠陥に無料で対応してもらえる、10年間は絶対につけるように法律で定められています。
(この法律については次の章で詳しく説明します)
また、ハウスメーカー・工務店が他社とサービスを差別化するために独自で期間を延長するサービスも提供しています。
保証内容は各社違いますが、例えば大手ハウスメーカーのセキスイハイムですと、以下のようなアフターサポートが付きます。
- 構造耐力上主要な部分(柱や壁、基礎部分など) 保証期間30年
- 雨水の侵入を防止する部分 保証期間30年
- 外壁の保証期間30年
また、大手工務店である一条工務店の場合だと、「シロアリ予防を無償で提供」するアフターサポートも付いています。
おそらくほとんどの方は、新築を建てる時、どこかのハウスメーカーや工務店に頼んでいますよね?
すると必ず何かしらのアフターサポートを受けているはず。
ただ、一度契約時に説明は受けているものの、保証内容を忘れている方も多いと思います。
そのため、シロアリ被害を受けている疑いがあるなら、まずは一度頼んだハウスメーカーや工務店の保証書を確認したり、問い合わせて無償で行ってくれる保証があるかを確認してみましょう。
保証があっても補修工事は有料の場合が多い
ちなみに補修については、点検は保証で無料実施してくれるところは多いですが、補修工事は基本有料だと思ってください。
柱や壁など構造上重要な部分や、雨水の侵入を予防する部分については、住宅品質確保法という法律により、新築を建ててから10年間保証が適用されます。
新築住宅を供給する住宅事業者は、平成12年4月に施行された「住宅の品質確保の促進等
に関する法律」により、住宅の主要構造部分や雨水の浸入を防止する部分の設計ミスや施工
ミスによる欠陥(瑕疵)に関して、10年間の保証責任(瑕疵担保責任)を負っています。
一見するとこの保証は、シロアリ被害を受けた箇所も適用するように見えますよね。
ただこの法律は、欠陥や購入時の初期不良があった場合保証されるものなので、シロアリによる被害の場合は保証適用外になります。
また、シロアリ駆除も保険が適用されていない場合、なるべく費用が安くて信頼できるところに頼みたいですよね。
その場合は、平均費用がお得で登録業者数が多い当サイト生活110番からご検討ください。
生活110番が具体的にどんなサービスなのか、次の章で詳しくご説明しますね。
シロアリ駆除費用は生活110番なら平均14.4万円とお得
当サイト生活110番に寄せられたシロアリ駆除の料金を平均すると、14.4万円とシロアリ駆除業者の中でもかなりお得になっています。
具体的にどれだけお得なのかをイメージしていただくため、ホームセンターや農協など、シロアリ駆除を頼める別業者と比べてみました。
業者 | 平均費用 |
---|---|
生活110番 | 14.4万円 |
ホームセンター | 18万円 |
農協 | 24.4万円 |
中小シロアリ駆除業者 | 25.5万円 |
大手シロアリ駆除業者 | 27.4万円 |
集計期間:2021年3月~2022年3月(582件)
集計対象:弊社運営サイト全体におけるシロアリ駆除・予防の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
生活110番は、シロアリ駆除を始め電気や水のトラブルなど、あらゆる生活のお困りごとに関するご相談を受付けています。
また生活110番は、全国の業者と提携しており、見積りを比較してお得な業者を紹介してほしい、とにかく早く対応できる業者を紹介してほしい、といった、ご希望に沿った業者をご紹介することが可能です。
生活110番はお得かつ便利なサービスですが、実際シロアリ駆除を頼んだ時、被害箇所が多ければ平均費用を上回る可能性は高いです。
ただ、当サイト生活110番の過去実績では、お得に駆除できたお客様が多いため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまでで、シロアリ駆除費用の相場と、安く済ませるためのポイントのお話は終了です。
ここからは、シロアリ駆除に関してその他気になる疑問についてお話していきます。
自分でシロアリ駆除したほうが安いのでは?とお考えの方や、保険が適用されるか気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シロアリ駆除費用に関するQ&A
シロアリ駆除の費用は火災保険でまかなえる?
結論シロアリ駆除にかかる費用は、火災保険などでまかなうことはできません。
というのも、シロアリによる被害は自然災害と判断しづらいためです。
仮に、家に水漏れが発生したのが原因でシロアリの被害を受けた、と証明できるなら、自然災害だと判断できるため、火災保険が適用される可能性はあります。
ただ、シロアリ被害はいつの間にか受けているケースが多いため、なかなか証拠を集めるのは難しいですよね。
そのため基本的にシロアリ駆除費用には火災保険は適用されないと思ってください。
ただ、個人で確定申告している方に限られますが、一応負担を軽減する処置自体はあります。
というのも、シロアリ駆除と被害箇所の補修費用に関しては、確定申告で”雑損控除”として申告することができるのです。
シロアリによる被害は、所得税法施行令第9条《災害の範囲》に規定する「害虫……その他の生物による異常な災害」に該当し、修繕に要した費用及びそのシロアリを駆除するための費用は雑損控除の対象となります。
引用:国税庁
つまり、「家の損傷が激しいと倒壊のリスクもあるため、しっかり補修しましょう」ということですね。
ただし、シロアリ被害を予防する費用については、緊急を要するわけではないため、雑損控除の対象にはなりません。
あくまでシロアリ被害を受けている場合に限られますので注意しましょう。
シロアリ駆除を自分でやったほうが安くなる?
シロアリ駆除を自分でやると、業者に頼むより安くは済みます。
例えば当サイト生活110番の平均費用は14.4万円。
自分で作業する場合は、おおよそ5万円で薬剤やまくために必要な機材、服装一式などは全てネットで手軽に購入できます。
14.4万円(業者)と5万円(自分で)、比べてみると自分で駆除したほうがだいぶお得に見えますよね。
それならシロアリ駆除は自分でやったほうがいいのでは?と当然思うはず。
ただ、シロアリを完全に駆除するためには、被害箇所の発見やシロアリがいる場所を全て見極めて作業する必要があります。
そのため、シロアリ駆除を自分で行っても、結局駆除しきれなかった、という結果になってしまいます。
一応本格的に装備を整えて徹底的に作業すれば、やり切れる可能性はあります。
シロアリ駆除を自分で行う手段については、こちらの記事で必要な道具や手順まで解説しています。
どうしても自分で駆除したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分でチャレンジしてみて、難しそうだと感じたら、途中でプロの業者に任せても大丈夫です。
【関連記事】
プロのシロアリ予防方法を写真で公開!自分でもできる手軽な対策と費用を抑えるコツ
まとめ
シロアリ駆除費用は、基本的に10万円は超えるのが相場です。
大半は薬剤にお金がかかり、コンクリート処理やハツリ工事に追加料金がかかります。
また、シロアリ駆除を頼む場合、床下湿気対策は即決せず、補修もじっくり検討してから頼むようにしましょう。
もし新築を建てた時に頼んだハウスメーカーの保証が適用されるなら、無料でシロアリ駆除が頼める可能性もあります。
もし保険が適用されないのであれば、料金がお得でサービスが便利な生活110番からご検討ください。
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