株式会社三陽白アリ消毒 蜂の巣駆除

【他のハチの巣を乗っ取ることも】
スズメバチ科のハチは巣の中で集団で生活をしており、女王バチと働きバチが共同で幼虫の子育てをしています。社会性のハチ類ともいわれているのです。チャイロスズメバチは自ら巣を作ることはなく、働きバチが他のスズメバチの巣の中に単独で入り込み、そこの女王バチを殺して巣を乗っ取るのです。この行動のことを「社会寄生」といい、この行動をとるスズメバチのことを「社会寄生性のスズメバチ」とも言います。

【スズメバチを食べる！？】
みなさんに様々な被害を与えてくるスズメバチですが、そんなスズメバチでも実は需要があるのです。それは「食用」としてです。ハチが嫌いな方にとっては到底考えられないことですよね。日本では岐阜県、愛知県、長野県、宮崎県では昔からスズメバチが食べられていたようです。スズメバチはタンパク質が豊富なので、貴重なタンパク質として食べられていたのでしょう。ハチの子をそのまま食べたり、成虫をから揚げにして食べたりします。から揚げはエビのような味がしておいしいらしいですよ。生きたままのスズメバチをお酒に漬け、一升瓶の中でしばらく熟成させてエキスを出して飲むという「スズメバチの焼酎漬け」というお酒もあります。これはあまりおいしくないらしく、どちらかというと薬として飲まれているようです。