Q ハチに刺されるとなぜ命の危険にまで及ぶ可能性があるのですか？
A
ハチは猛毒を持っていると言われておりますが、実は命の危険にまで陥る可能性があるのは、別の理由になります。それは、「アナフィラキシーショック」という症状です。こちらはハチ毒が血液に混入したことにより、本来は人体にとって有益な働きをしてくれる抗体菌が過剰に反応してしまい、生命の危機へ繋がってしまうことがあるのです。
Q ハチに遭遇した際はどのように行動すれば良いですか？
A
まずは急な行動をとらないことです。いきなり焦って動いてしまうと、ますますハチは警戒心を高めてしまいます。そして次に大声などをあげずに、前後に移動するようにしましょう。ハチは左右の動きに敏感で、前後の動作には疎い傾向があるのです。
Q ベランダにハチの死骸がありました。片づける時に気を付けることなどはありますか？
A
ハチの死骸を片付ける前に、周囲に仲間のハチがいないか、安全な場所からしっかりと確認してみてください。もし仲間がいるのであれば、襲われたと思い、警戒フェロモンをまき散らして襲い掛かってくる可能性があります。そして仲間がいないことを確認できた場合でも、直接手で触れるようなことは避けてください。ハチは死んでいても筋肉の伸縮で毒液を出せるようになっておりますので、誤って刺されてしまうことも考えられます。