今市造園 ブロック工事・コンクリート工事

「塀」と聞くと、多くの人は家を完全に取り囲むようなものを想像されるかもしれません。元々、狭い土地に多くの人口が密集する日本。プライバシーの保護や防犯のためにも、しっかりした塀は必要でした。台風・火災の対策としても有効です。しかし近年は住宅の洋風化も進み、外構に関しても目覚ましい変化を遂げています。
今市造園は、造園の専門店として多くの住宅を見てきました。伝統を大事にしながらも、時代に取り残されないように精進しています。

【クローズド外構とは】
前述のように、ぐるりと塀に囲まれた外構がクローズド外構です。住宅を守るという点では非常に頼もしいですが、その反面、閉鎖的な雰囲気を周囲に与えてしまうことがあります。またブロック工事の場合、その費用が高額になってしまうというデメリットもあります。施工期間も長くやり直しが難しいため、最初からこちらを選択するのは勇気が必要でしょう。

【オープン外構とは】
逆に、開放感のある外構がオープン外構で、近年はその割合を増やしつつあります。住宅そのものが街の景観の一部となり、その領域を共有します。しかし「解放感は良いが、外からの視線が気になる」「最低限の境界線は欲しい」そのような声も少なくありません。
そのような時は、一部分だけブロック工事を行うという手があります。最低限の塀でも、設置方法次第で大きな効果を発揮することがあるのです。どうしても気に入らない場合は、そこからクローズド外構にするという方法も可能です。
どちらの施工方法もそうですが、ブロック工事一つで完璧な空間が生まれるほど、外構は単純なものではありません。あくまで一要素として捉え、他の外構と組み合わせたトータルな施工プランを理想に考えていきましょう。