「トイレがつまって流れない!」「水位が上がってあふれてしまいそう!」そんなトラブルでお困りのあなたへ。一口にトイレのつまりといっても、つまりが発生している場所や、つまりを引き起こした原因によって、とるべき対処法は違います。
そのため、原因がわからないままあせって何度も水を流してみたり、やみくもに解消法を試したりするのは危険です。まずは症状と原因をきちんと特定し、適切な解消法を知ることが、つまりを解消する一番の近道なのです。
また、排水管の奥でつまりが発生している場合など、自力でのつまり解消が難しい場合もあります。その際は、弊社生活110番にご連絡ください。あなたの地域の信頼できる業者を迅速に手配させていただきます。
目次
- 最初に確認!トイレつまりの症状4パターン
- トイレつまり解消の第一歩!つまりを引き起こす原因とは?
- トイレつまりを解消せず自然に治ると思いそのまま放置することで起きる問題
- トイレつまり修理の前には「止水栓をしめる」
- 自分でトイレつまりをなおす!(1)道具を使う方法
- 自分でトイレつまりをなおす!(2)専用の道具がなくてもできる!
- トイレつまり修理でやってはいけないNG行動
- トイレつまりを予防しましょう
- トイレつまりを解消する上で参考にしたい情報
- アパート、マンションなど賃貸物件でのトイレつまり修理
- トイレつまり修理にかかる料金
- トイレつまりを解消する業者の選び方
- トイレつまり修理を業者に依頼するときのポイント
- トイレつまり修理なら、生活110番にご連絡ください!
最初に確認!トイレつまりの症状4パターン
はじめに、洋式トイレで発生するつまりの代表的な4つの症状を見ていきましょう。症状をよく観察することで、つまりがトイレのどの部分で、どの程度のレベルで発生しているのか見当をつけることができます。
(症状1)トイレの水が流れない、水位が上がる
トイレを流すために水洗レバーをひねると、タンクから水は正常に出てくるものの、汚水が流れていかずどんどん水位が上がってしまうケースです。この症状が見られる場合は、便器の中または便器のさらに奥にある排水管でつまりが発生しています。つまりの重症度は、上がった水位の動きから判断することができます。
水位が徐々に下がる場合は、つまりが発生しているものの、多少は水のとおり道が残っている状態です。つまりの症状としては比較的軽度であるといえるでしょう。
一方、どれだけ待っても水位が下がらない場合は、便器内または排水管の中が完全につまっています。この場合は、つまりが解消するまで一切トイレを使用することはできません。早急に原因を特定し、つまりを解消させましょう。
(症状2)トイレの水位が上がらない、異臭がする
普段より便器内にたまっている水が少ないという場合には、いくつかの状態が考えられます。
・しばらく使用しない間に水が蒸発した
トイレ自体には問題がなく、一度水を流すと解決します。
・水道工事や天候などの影響
近隣での水道工事や天候などが原因で、一時的に排水管内の気圧が変化し、水位が下がっていることも考えられます。この場合は、しばらく時間を置くことで解決します。
・便器内、排水管につまりが発生している
便器や排水管にトイレットペーパーや便がつまると、毛細化現象によってトイレットペーパーや便に水が吸収され、便器内の水が少なくなることがあります。水に溶けない異物がつまっている場合でも、あとから流したトイレットペーパーなどが異物に引っかかり、同様の現象が起きることがあります。この場合は、まずはつまりを引き起こしている原因を特定しましょう。
・タンクから正常に水が供給されていない
便器自体に異常はなく、タンクの異常よってうまく給水がされていない場合です。この場合、症状を改善するにはタンク内の修理が必要なため、このあとで紹介する(症状4)タンクからの水流が弱いをご覧ください。
・便器内部、排水管の故障
便器の内部の破損や、排水設備の故障によって水がたまらなくなっている場合もあります。この場合は、自力での修理は困難です。プロの業者に依頼して修理してもらうようにしましょう。
トイレから異音がする
トイレを流したときに、「ゴポゴポ」「ポコポコ」「シュー」など普段なら聞こえない音がするのは、つまりや故障の前兆かもしれません。トイレを流したときの異音は、タンク内の異常か、便器や排水管内の障害物が水の流れを邪魔することで発生すると考えられます。
便器から音がする場合
便器から音がするときは、便器の中でつまりが発生している可能性が高いです。つまりの原因にもよりますが、この場合はラバーカップなどのグッズを使って異物を除去することで解決します。
便器の下、床のほうから音がする場合
便器の下、床のほうから音が聞こえるときは、便器よりもさらに奥の排水管でつまりが発生している可能性が高いです。この場合、状況によっては便器を外すなどの作業が必要になることもあります。
自力での便器の取り外し作業は困難なため、排水管に異常があると判断した場合は業者に修理を依頼しましょう。
給水タンクの中から音がする場合
便器ではなく給水タンクから「ゴポゴポ」「シュー」「チョロチョロ」などの音がするときは、給水タンク内の部品に異常がある可能性が高いです。タンク内で発生する音の一例と考えられる原因を紹介します。
シューッ、またはチョロチョロという音:便器内のボールタップやフロートバルブの不具合による水漏れ
ブーンという音:配管の共鳴現象
タンク内の構造について詳しくはつぎの(症状4)をご覧ください。
(症状4)タンクからの水流が弱い
トイレの便器や排水管でのつまりが発生する原因として、タンク内の異常によって水が十分に供給されていない場合が考えられます。見かけはきちんと流れていたとしても、普段から水流が弱い状態が続くことによって、汚物がきちんと流れきらず、つまりを起こしやすくなるのです。
タンク内の故障は、異常がある部品の交換によって修理することが可能です。部品を自分で購入して交換することもできますが、不安がある場合は業者に依頼しましょう。
タンク内の異常の原因となる部品はおもに3つです。
給水タンクの底に設置され、便器とタンクをつなぐ配管に蓋をする役割を果たしています。トイレを流すために回す水洗レバーとはチェーンで連動しており、レバーを回したときのみフロートバルブが開いてタンク内の水が便器に流れ込む仕組みです。フロートバルブが破損すると、タンクから便器内に常に水がチョロチョロ漏れる、フロートバルブとレバーをつなぐチェーンが外れると、レバーが空回りして水が流せないなどの不具合につながります。
ボールタップは給水管とつながっており、タンク内の水量を正常に保つための部品です。ボールタップの先端には浮き球と呼ばれる丸い球がついており、浮き球はタンク内の水位に連動して上下に動きます。タンク内の水位が下がれば浮き球が下がり、ボールタップの根本の給水弁が開いてタンク内に水が流れ込みます。給水によって水位が上がれば、浮き球の上昇にともなって給水弁が閉じ、タンクへの給水も止まる仕組みです。ボールタップが故障すると、水が止まらずに流れ続けたり、タンクに水がたまらなかったりする不具合の原因となります。
オーバーフロー管は、給水タンク内に水が多くなりすぎた場合に、余分な水を便器に流すことで、タンクから水があふれるのを防ぐための部品です。オーバーフロー管が途中で破損していたり、折れていたりすると、正常な水量がたまる前に便器に水が流れ出してしまい、タンク内に十分な水がたまらなくなってしまいます。
トイレつまり解消の第一歩!つまりを引き起こす原因とは?
お困りの症状が便器内、または排水管のつまりにある場合は、適切につまりを解消するためにも、原因を突き止める必要があります。トイレのつまりを引き起こすおもな原因は3つです。
1.大量のトイレットペーパー、異物を流した
トイレのつまりの原因としてもっとも多いのが、うっかり大量のトイレットペーパーを流したり、スマートフォンやボールペンなどの異物を落としたりすることです。トイレのつまりの原因となりやすい異物を以下にまとめました。
大量のトイレットペーパー
トイレットペーパーは通常であれば問題なく流れますが、体調が悪いときや子どもが使用したときなど、一度に大量に流しすぎるとつまりの原因となります。
ティッシュペーパー
トイレで使用することを想定されていない普通のティッシュペーパーは水に濡れても繊維がほぐれにくい(溶けにくい)構造になっています。そのため、いくら紙類だといってもトイレットペーパーのように便器に流すとつまりの原因となります。
トイレクリーナーなど、流せる〇〇
トイレ掃除用のシートや猫のトイレ用の砂など、パッケージに「トイレに流せる」と書いてある製品がありますが、これらの製品も一度にたくさん流すとつまりの原因となります。トイレのつまりを避けたいならば、多少面倒でも燃えるごみとして処分すると安心です。
おむつ、生理用品、ペットシートなど
おむつや生理用品などに代表される製品は、トイレに流すことはできません。とくにおむつなどは水を吸うと大きく膨らむため、水路の途中でつまってしまいます。
嘔吐物、残り汁など
トイレに嘔吐物や、カップラーメンの残り汁などを流すこともつまりの原因となります。嘔吐物に含まれる消化しきれていない固形物や、液体に含まれる油分なども、配管にこびりついてトイレの流れを悪くしてしまうことがあるのです。
その他異物
ポケットから落ちたスマートフォンやボールペン、子どもが落としたおもちゃなどのまったく水に溶けない固形物にも要注意です。万一落としてしまったときは、汚いからといって無理に流そうとせず、便器から取り出すようにしましょう。
つまりの原因がトイレットペーパーのような水に溶けやすい性質のものであれば、数時間放置して様子を見つつ、バケツで水やぬるま湯を流してつまりの原因を「排水管に押し流す」ことでつまりを解消できます。
一方、プラスチック製品や、本来トイレに流すべきでない異物がつまってしまった場合は、「異物を取り出す」まで解決することはできません。のちほど紹介するラバーカップ(すっぽん)に代表されるグッズを使って取り出すか、難しい場合はプロに依頼して取り出してもらいましょう。
2.流すときの圧力が足りない
たとえば節水などを目的として、大便を流す際にもトイレの「小レバー」を引く習慣がある方は要注意です。トイレの大小のレバーは、それぞれきちんと排泄物を流せるよう計算されています。
大便を小レバーで流すと、見た目はきちんと流れているとしても、大レバーで流したときと比べて水流は弱くなっています。そのため、つまりが発生するリスクが高くなるのです。
3.蓄積した尿石
トイレの配管の壁に尿石がこびりついて蓄積すると、トイレの流れが悪くなり、つまりの原因となることがあります。
尿石とは、尿に含まれるカルシウムイオンや尿素などの成分が固まって便器内にこびりついてしまったものです。尿石が発生すると便器内が黄色や茶色っぽく変色して見た目が汚くなってしまうのに加えて、アンモニアの臭いまで残ってしまうという厄介な存在でもあります。
尿石は一度付着して固まってしまうと、家にある洗剤や自力での掃除ではきれいに落とすことが難しくなります。自力での掃除できれいにならない場合は、業者に依頼して落としてもらうのもひとつの手です。
4.家の立地条件
トイレの間違った使い方や異物を流したこと以外にも、家の立地が原因でトイレがつまりやすくなってしまうことがあります。
マンションやアパートなどの集合住宅は、階数が上がれば上がるほど水圧が低くなってしまいますよね。高台に建っている家などでも水圧が低くなることがあります。そのような水圧の低い環境でタンクレストイレを使うと、汚物を押し流す力が足りずにトイレがつまるリスクが高くなってしまうのです。
5.トイレの構造
トイレの便器というのは、じつは複雑な構造をしています。排水口から排水管へとつながる「排水路」の形はとくに複雑で、急激なS字に折れ曲がっています。これは、便器の中に「封水」をためておくためで、S字の角度や折れ曲がり方は便器の種類によってさまざまです。
便器自体の構造によっても、もともとつまりのリスクが高いことがあるのです。
トイレつまりを解消せず自然に治ると思いそのまま放置することで起きる問題
「トイレがつまりかけているかも?」と思っても、そのうち治るのではないかと放置してしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、トイレつまりは重大な問題を引き起こすこともあるため、あなどれません。
以下のようなトラブルを避けるためにも、見て見ぬふりはせず、早めに対処するようにしましょう。
健康被害
トイレがつまった状態で放置していると、便器内にたまった汚水が悪臭を放つようになります。尿から発生する強いアンモニア臭や大便の不快な臭いを嗅ぎ続ければ、頭痛や吐き気が引き起こされてしまうでしょう。
家族との間でのトラブル
ご家族と暮らしている方であれば、使用後に汚物が流れない状態で放置しておくことで、もめごとに発展してしまうかもしれません。
いくら家族とはいえ、ほかの人の汚物が残った状態でトイレに入りたくはないですよね。時間をかけても流れないほどのトイレつまりであれば、トイレを使うこと自体ができないため、つぎに使おうとした家族とのトラブルになることは必至です。
トイレつまりに気づいたらすぐに対処しましょう。
近隣住民からの苦情
トイレつまりは家庭内のトラブルにとどまらず、近隣住民からの苦情に発展してしまうこともあります。
マンションなどの集合住宅の排水管は一般的に、上階から下階へと1本の配管でつながっています。そのため、場合によっては自室のトイレつまりが、ほかの部屋の排水管にまで影響をおよぼしてしまうことがあるのです。
汚水が逆流して水漏れを起こすような事態にでもなれば、多額の修繕費を支払わなければならなくなってしまいます。
また、汚水がたまった状態で放置すれば、悪臭が近隣の住宅にまで届いてクレームが入ってしまうかもしれません。
たかがトイレつまりと甘く見ずに、すぐにつまりを直すことをおすすめします。
トイレつまり修理の前には「止水栓をしめる」
トイレのつまりの症状と原因を特定したら、本格的につまり修理を始めましょう!ただし、修理を始める前に必ずやっておくべきことがあります。
DIYで自力で便器やタンクの修理をおこなう前には、修理箇所にかかわらず「止水栓」をしめましょう。止水栓とは、給水管と給水設備の間に取り付けられている部品で、しめることで水の供給量を調節することができます。
トイレの止水栓は給水タンクの横などの壁に取り付けられており、マイナスドライバーを使ってネジ部分をしめることで、トイレに供給される水を遮断することができます。これにより、トイレ修理中の水漏れや、誤って水を流してしまうミスを防ぐことができるのです。
自分でトイレつまりをなおす!(1)道具を使う方法
それでは、さっそくトイレのつまりの解消法を見ていきましょう。最初に、トイレのつまり解消用グッズを使った方法を紹介します。家にグッズがないという場合は、本記事の後半で紹介している道具なしでもできるつまり解消法をご覧ください。
ラバーカップ
【解消できる症状】 便器のつまり全般
ラバーカップとは、「すっぽん」「ガッポン」「プランジャー」などさまざまな名前で知られている、取っ手が棒状で先端に半円形のゴムがついたトイレつまり解消グッズです。
ラバーカップは、すでに家に持っているという方も多く、大量のトイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものが原因のつまり修理には最適なグッズといえます。水に溶けない異物がつまっているときは、異物を誤って排水管の奥に押し込んでしまわないよう、使用には細心の注意が必要です。
山崎産業 トイレ つまり取り ラバーカップ デイリークリーン (Daily Clean) 中 直径13cm 177790
1.ゴムのカップ部分を便器の奥の排水口にあて、ゆっくりと押し込む
隙間を作らないようゴム部分を排水口に密着させるのがコツです。しっかりと押しあてて真空状態を作り出すことで、ラバーカップは大きな吸引効果を発揮します。
2.勢いよく引く
ゴム部分をしっかりと排水口に押しあてたら、一気に引いて便器内のつまりを引き出します。勘違いされがちですが、ラバーカップは「つまりを引っ張りだす」ための道具です。力を入れて押し込む動きをすると、つまりの原因を奥に押し込んでしまうリスクがありますので「そっと押し込んで、勢いよく引く」という使い方を覚えておきましょう。
作業中の水の飛び散りが気になる方は、あらかじめトイレの床にビニールシートなどを敷いておくと床の掃除が楽になるのでおすすめです。
ラバーカップの使用法については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
トイレのつまりとりにはラバーカップが効果的!正しい使用法とは?
真空式パイプクリーナー
【解消できる症状】 便器のつまり全般
真空式パイプクリーナーはラバーカップの強化版ともいえます。基本的な構造はラバーカップと同じですが、取っ手部分が吸引ポンプになっており、ラバーカップよりも強力な吸引効果を発揮します。
ガオナ これカモ 真空式パイプクリーナー フルセット
1.取っ手のハンドルを奥まで差し込んでポンプ内の空気を抜く
2.ゆっくりと便器の奥に押し込む
ラバーカップと同様に、すき間ができないようにゆっくりと先端を排水口に押し込んでください。
3.取っ手のハンドルを手前に思いきり引く
ハンドルを引いて、つまっている異物を引っ張りだします。つまりが解消されるまで1~3の手順を繰り返してください。ただし、水の中でハンドルを押し込んでしまうと水が飛び散ってしまうので、ハンドルを押してポンプ内の空気を抜く際は、必ずゴム部分を便器から引き上げた状態でおこないましょう。
ワイヤーブラシ
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
ワイヤーブラシはラバーカップや真空式パイプクリーナーとは異なり、ワイヤーを便器に差し込んで直接つまりの原因を解消する器具です。ワイヤーブラシは、道具を使ったトイレつまりの解消法としては難易度が高めです。用意したワイヤーの長さや硬度によっては、そもそもワイヤーをうまくつまりの原因まで到達させることが難しい場合もあります。
また、ワイヤーブラシで解消できるのはつまりの原因がトイレットペーパーや便など水に溶けるものである場合です。水に溶けない製品を取り出すためのグッズではないので注意しましょう。
「せっかく新品で購入したのにうまくつまりを解消できなかった」などの状況を防ぐためにも、自信のない方は無理に挑戦するよりも業者に依頼することをおすすめします。
安住商事 スプリングワイヤーブラシ 5メートル 水洗パイプクリーナー
1.ハンドルを回して先端を便器の奥へ入れ込む
2.角度を変えながらワイヤーを奥に進める
ハンドルが回らなくなったら、つまりの原因にワイヤーが到達したということです。
3.ワイヤーを伸縮させ、つまりの原因を押し出したり、かき出したりする
ワイヤーをうまくつまりの原因に到達させることができたら、ワイヤーを動かしてつまりの原因を崩します。ワイヤーを抜いたあとにバケツで水を流し、スムーズに水が流れるようであればつまりを解消することができています。
自分でトイレつまりをなおす!(2)専用の道具がなくてもできる!
つぎに、専用のグッズなしでもできるつまり解消法を紹介していきます。
バケツで40~60度のぬるま湯を流す
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
トイレに排泄物や油分を多く含む残飯などをつまらせてしまった場合は、「お湯」が有効です。ただし、お湯といっても40度~60度のぬるま湯を使用してください。熱湯を使用すると便器が割れてしまうおそれがあります。
1.灯油ポンプやバケツなどを使って便器内の水を抜く
水を抜いたら少しずつお湯を注ぎます。
2. 20分ほど時間を置く
時間を置いたら再度お湯をゆっくり注いでみてください。流れるようならつまりは解消されています。解消されない場合は、ふたたびお湯を注いでもう少し時間を置くようにしましょう。
重曹と酢
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
アルカリ性の重曹と酸性のお酢を混ぜた際の化学反応を利用したつまり解消法で、化学反応により発生した炭酸ガスがティッシュペーパーなどの異物を溶かします。台所やお風呂をきれいにする掃除術としても注目されており、酢の代わりに同じく酸性のクエン酸でも代用可能です。
・お酢100ミリリットル(またはクエン酸)
・バケツ1杯分のお湯(40度~60度)
・灯油ポンプなどの水抜きができるもの
1.便器の中の水を抜き取り、重曹→酢の順に便器に入れる
2.お湯をゆっくりと便器の中に注ぐ
つまりの原因を溶かすために、そのまま1時間ほど時間を置きましょう。
3.バケツでゆっくりと水を流す
水が流れるようであればトイレつまりは解消されています。
重曹を使ったつまり解消法はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
トイレつまりは重曹×クエン酸×お湯で解消!作業手順と効果を解説!
ペットボトル
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
ペットボトルを加工することで「ラバーカップ」のように使うことが可能です。ただし、ラバーカップよりどうしても効果は劣ることと、異物を奥に流してしまうリスクを考えると、水に溶ける異物がつまった際にのみ挑戦してみることをおすすめします。
1. ペットボトルを加工する
500ミリリットルサイズの丸いペットボトルの底から3センチメートルほどの部分をカッターかハサミで切り落とします。
2.キャップを外し、底の部分を便器の奥に差し込む
そのまま、ペットボトルの飲み口の部分を指で押さえて、ペットボトルを押したり引いたりします。これにより、便器の奥に圧が発生し、つまりを解消させることができます。
ワイヤーハンガー
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
ハンガーを加工すると「ワイヤーブラシ」のように扱うことができます。硬い材質のハンガーはうまく便器の奥まで入れることができないので、やわらかい針金ハンガーを使いましょう。
1.ペンチを使ってハンガーのかぎの部分付近を切る
先端を釣り針のような形にしたり、輪を作ったりすることで排泄物や異物に引っかかりやすくなります。
2.ひっかける部分を持って、便器の奥にハンガーを入れ込む
つまりの原因にぶつかったら、小刻みに動かしてつまりの原因に穴を空けたり、引っ張りだしたりしてつまりを解消させましょう。
サランラップ
【解消できる症状】 水に溶けるものを原因としたつまり
1.便器の3分の2の高さまで水をためる
このとき便器から水があふれださないよう、バケツなどで少しずつ水を入れましょう。反対に、つまりによってもとから水位が高い場合は、灯油ポンプなどを使って水をくみだしておきます。
2.便座を上げて、サランラップで便座の周りを覆う
すき間ができないように注意しながら、便器の周りに何重にもサランラップを巻いていきます。
3.便器の中心を手でぐっと押す
便器の奥に圧がかかり、つまった排泄物や異物を押し出すことができます。
トイレつまり修理でやってはいけないNG行動
トイレがつまったときにはできるだけ早く修理などの対処をすることが大切ですが、その際に絶対にやってはいけないことがあります。
原因を特定する前に、やみくもに解消法を試す
冒頭でも触れましたが、トイレのつまり修理で注意したいのが「誤った解消法を試して状況をさらに悪化させてしまう」ことです。トイレのつまりは、つまりが発生している箇所や、つまりを引き起こした原因によって正しい対処法が異なります。
たとえば、つまりの原因がトイレットペーパーや排泄物などの水に溶けるものの場合は、つまりの原因を溶かしたり崩したりして「排水管の奥に流す作業」が必要です。
また、つまりの原因がスマホやおもちゃなどの異物である場合は、排水管に流すことはできないため「便器から取り出す作業」をおこないます。
もしも水に溶けないものを、“とりあえず流せばどうにかなるだろう”と排水管の奥に押し込んでしまえば、最終的には便器の取り外しなどの大がかりな作業や、余計な修理費用がかかってしまうことになりかねません。
さらに、もしつまりの根本の原因が「タンク」にある場合は、いくら便器の奥のつまりを解消しても、タンクの内部を修理しない限り根本的な解決にはなりません。
本記事を参考にして、正しい解消法をおこなうようにしましょう。
便器に熱湯を流す
便器にお湯を流すのは、特別な道具を用意する必要もなく手軽に試せる解消法ですが、絶対に熱湯を流さないように注意しましょう。便器に流すお湯の温度の目安は40~60度であるのに対して、沸騰させてすぐのお湯は100度近くなります。
多くの便器は陶器でできており、熱湯がかかった部分が膨張してひび割れなどを起こしてしまうことがあります。最悪の場合、便器の交換が必要な事態にもなりかねませんので、沸騰したお湯は使わず、適切な温度まで冷ましたお湯を使用してください。
つまりを長時間放置する
つまりが発生した、または流れが悪い場合、長期間放置したりそのまま使い続けたりするのはやめましょう。
つまりの原因がトイレットペーパーや排泄物などの水に溶けやすいものだった場合、数時間ほど放置することで自然と塊がほぐれ、つまりが解消する場合があります。
しかし、しばらく放置してもつまりが改善しなかったり、つまりの原因が水に溶けない固形物であったりした場合は、放置しても意味がないばかりか、かえって症状が悪化するおそれがあるため、すみやかになんらかの対処をおこなう必要があります。
トイレつまりを予防しましょう
一度トイレのつまりが解消しても、使い方によってはすぐにつまりが再発してしまう可能性もあります。そのため、つまりを解消したら終了ではなく、今後つまりを起こさないための予防法を確認しておきましょう。
タンクにペットボトルを入れるなど、誤った使い方をしない
よくある家庭での節水術として、トイレのタンクの中にペットボトルなどを入れている方がいるかもしれませんが、その方法には節水効果以上のリスクがあります。
先ほども触れたとおり、レバーを引いた際にタンクから流れる水の量はきちんと排泄物が流れるよう調節されています。本来より少ない水の量で排泄物を流すことで、便器や排水管でつまりが発生するリスクが高まるのです。
さらに、つまりだけでなくタンク内部の部品の破損や、水が止まらなくなるなどのトラブルにつながることもあります。
賃貸物件にお住いの方は、トイレが故障した場合は多くの場合貸主(大家さん)負担で修理しますが、本来と違う使い方をしていることで、借主の自己負担で修理しなければならなくなることもあるのです。
そのため、水道料金が少し節約になるからといっても、つまりや故障のリスクを考えるとあまりよい節約術とはいえないでしょう。
定期的に掃除をおこなう
トイレの掃除はさぼると便器に尿石が付着してしまい、こびりついた尿石が水の流れを悪くしてしまうことがあります。トイレ掃除を定期的におこなうことで、尿石による黄ばみや臭いだけでなく、トイレのつまりの予防にもなります。
可能であれば毎日短時間の掃除、週に1回は床や壁などもしっかりと掃除するとよいでしょう。
異物をトイレに持ち込まない、大量のトイレットペーパーを流さない
もっとも基本的なことですが、異物によるつまりを防ぐためには、落とす危険のありそうな異物はできるだけ持ち込まない、トイレットペーパーの流し方に注意するなどの工夫が大切です。
トイレつまりを解消する上で参考にしたい情報
トイレつまりを自力で解消しようと考えているのなら、以下のような情報が参考になるでしょう。
You Tubeの動画
YouTubeにはトイレつまり解消法の動画が多数アップされています。はじめてご自分でトイレつまりを直すという方はとくに、映像で確認できたほうが手順をイメージしやすいのではないでしょうか。
Yahoo知恵袋
Yahoo知恵袋などの質問サイトには、あなたと同じトイレつまりの悩みを抱えた方の投稿があるかもしれません。質問や回答の内容とご自宅のトイレの状態とを比べてみることで、どのように対処すればよいかわかることもあるでしょう。
通販サイトの口コミ
通販サイトの口コミには、実際に使用した人の感想や使ってみて不便に感じた部分、使い方のコツなどが書かれています。どの商品を購入するかの参考になるだけでなく、解説書のような役割も果たしてくれるでしょう。
業者からのアドバイス
動画や口コミを見ても直せないトイレつまりは、やはりプロを頼るのが一番でしょう。何度もトイレつまりを繰り返してしまう場合にも、根本的な原因は何なのか、プロの業者からのアドバイスを受けることをおすすめします。
アパート、マンションなど賃貸物件でのトイレつまり修理
アパートやマンションでトイレのつまりが発生してしまった場合は、戸建て住宅の場合とは対応が異なります。
まずはつまりの原因を探りましょう。つまりがラバーカップなどで簡単に解消できそうであれば、自分で対処するのもよいかもしれません。業者を呼ぶ場合は、必ず大家さんか物件の管理会社に相談して許可を得る必要があります。
このとき、修理にかかる費用を誰が支払うのかについてもしっかりと確認しておきましょう。賃貸アパートやマンションの場合、経年劣化が原因で発生したつまりは管理者が費用を負担してくれる場合が多いです。しかし、つまりの原因が借主の過失にあった場合、修理費用は自己負担となってしまうことがあります。
のちのトラブルを防ぐためにも、業者に修理を依頼して料金を支払う前に、管理者とよく話し合っておきましょう。
トイレつまり修理にかかる料金
トイレのつまり修理を業者に依頼したときの料金は、つぎのような計算式で求められる場合が多いです。
基本料金:作業内容や、症状のレベルにかかわらず必ずかかる料金
作業料金:つまり修理の施工にかかる料金
出張費:作業場所までの出張にかかる手数料
ここに、もし部品の交換が必要になった場合は部品代などが追加されて、合計の施工料金が確定されます。
ただし、トイレつまりの修理にかかる料金の算出方法は業者によってさまざまで、なかには出張料金が無料であったり、調査費などの名目で、ここに記載のない項目についての請求があったりすることもあります。
そのため、業者に修理を依頼するときには、施工前にきちんと見積りを出してもらい、金額や内容に納得したうえで契約することが大切です。
生活110番のトイレつまり修理料金
生活110番がご紹介する業者では、内部調整や水量調整などの作業なら基本料金、作業料金、出張費すべて込みで最低価格8,800円~修理を承っております。
薬剤や道具を使用した作業には別途作業費用がかかりますが、施工前には必ず見積りを提示し、お客様にご納得いただいたうえで作業を開始します。もちろん、他社との相見積りや、見積り後のキャンセルも可能です。
まずはお気軽に、無料の調査、見積りをお申し込みください。
トイレから水があふれて家財(壁や床)が被害を受けた場合、修理費用に火災保険の補償を受けられる可能性があります。火災保険を適用するには、「家財を対象とした水濡れ補償」を保険に付帯させているなどの条件がありますが、気になる方は現在加入中の保険会社に問い合わせみるとよいでしょう。
ただし、補償の対象となるのは水濡れによって被害を受けた家財のみで、トイレの修理にかかる費用は補償の対象とはなりません。
トイレつまりを解消する業者の選び方
世の中にはトイレつまりの修理を請け負っている業者が数多く存在しますが、どの業者に頼んでも同じというわけではありません。信頼できる業者を選ぶためのポイントを解説していきます。
業者の実績
施工実績の豊富な業者を選ぶとよいでしょう。実績が豊富ということはつまり、経験値が高いということです。あらゆるトイレトラブルへの適切な対応が期待できるため、業者を選ぶ際には実績を確認することをおすすめします。
創業年数や保有資格、施工実績などをホームページ上で公開している業者もあります。逆に、会社情報や施工実績を一切公開していない業者に依頼するのは、少し慎重に検討したほうがよいかもしれません。
スタッフの対応が丁寧かどうか
修理依頼の電話をしたときに、もしも横柄な態度を取られたり、接客態度が悪かったりしたら、そんな業者に依頼をしたくはないですよね。ましてやトイレつまりの修理は、自宅に上がって作業をしてもらわなければなりません。最低限のマナーを心得ているかどうかは、大事なポイントでしょう。
また、丁寧な対応というのは多くの場合、丁寧な作業にもつながるものです。たとえ受付スタッフと作業員が別の人だとしても、会社自体の理念としての丁寧さというものが、受付対応から確認できるのではないでしょうか。
サービスの内容が充実しているかどうか
トイレつまりが起こる原因はひとつではありません。どのような原因のトイレつまりにも迅速に対応してもらうためには、サービス内容が充実している業者を選ぶことも大切でしょう。
アフターフォローがあるかどうか
トイレつまりというのは、ときに繰り返してしまうことがあります。業者に依頼して間もない再発であれば、「修理費を支払って直してもらったばかりなのにまた!?」とお財布にも心にも大きなダメージを受けてしまうでしょう。
そうならないためには、修理後のアフターサービスや、期限内の再発に対する割引・無料対応をおこなっている業者を選ぶことがおすすめです。
対応エリア
インターネットなどでぱっと目に付いた業者に依頼する前に、対応エリアをよく確認してください。その業者はあなたのお住まいの地域に対応していますか?
トイレつまりなどの水回りのトラブルは、迅速に対応してもらう必要があります。ご自宅の近くに拠点をもつ業者のほうが、すぐに駆けつけてもらえて安心でしょう。
スタッフのスキル
さまざまな要因で起こるトイレつまりの状況を即座に判断して適切に対処するためには、やはり経験や技術が必要になります。可能ならば、施工スタッフの施工実績や保有資格についても確認しておきましょう。
ホームページ上に公開している業者もありますが、多くの場合、施工スタッフひとりひとりの情報までは公開されていません。受付時に施工担当のスタッフについても質問してみるとよいかもしれませんね。
ユーザーからの評判
実際にその業者を利用したユーザーからの評判というのは、ぜひとも確認しておきたいものです。サービス内容や接客対応への受け取り方というのは人それぞれではありますが、あまりにマイナスな評判ばかりが散見される業者は避けたほうが無難でしょう。
逆によい意見ばかりが書かれていても、必ずしも納得の対応をしてもらえるというわけではないですが、ひとつの目安にはなるのではないでしょうか。
決済方法
トイレつまりは突然に起こることがほとんどです。しかし、最近では買い物でもなんでもキャッシュレスが浸透してきていることもあり、現金をあまり手元に置いていないという方も珍しくないでしょう。
トイレつまりの修理を依頼する前に、どのような決済方法に対応しているかを確認しましょう。ご自分がいつも使っているクレジットカードやQR決済などに対応していれば、便利な上にポイントもためられてお得ですね。
トイレつまり修理を業者に依頼するときのポイント
最後に、トイレつまりを業者に依頼しようと考える際に、押さえておきたいポイントをまとめていきます。
業者に依頼の判断基準
「トイレつまりを業者に依頼するとそこそこの費用がかかっちゃうし、できれば自分で修理したいんだけど……」というように、つまり修理を業者に依頼するべきか、自分で何とかするべきか迷ってしまう人もいるかもしれません。
そんなとき、業者依頼の決め手とすべき症状の基準についてご紹介します。
時間が経っても上がった水位が下がらない
時間が経っても症状が改善されない場合は、重度のつまりによって配管が完全にふさがれてしまっています。トイレも一切使用できなくなるため、ラバーカップなどを使っても直らない場合は業者に依頼すべきでしょう。
水に溶けない異物がつまった、またはつまりの原因がわからない
水に溶けない異物がつまって、ラバーカップなどを使っても取り出せないという場合も、自力で改善することは困難です。便器の取り外しなどの作業が必要な場合もありますので、早めに業者に依頼しましょう。
自力でいくつかの解消法を試してみたが効果がなかった
すでにインターネットサイトなどを参考にいくつかの方法を試したものの効果がないという場合は、つまりが重度である可能性が高いです。つまりが解消しないからといって無理にたくさんの解消法を試すと、トイレ自体を傷つけてしまう可能性もあるため、業者に依頼することをおすすめします
トイレつまりに関する疑問を整理すること
突然のトイレつまりに慌てて依頼をすると、聞きたいことも聞けないままに業者のペースで契約が進んでいってしまうということもあるかもしれません。
トイレつまりに関して疑問に思っていることがあれば、メモに書き起こすなどして整理をして、きちんと質問するようにしましょう。「いいづらいから」と遠慮してしまうのは、あとあとまでモヤっとした気持ちが残ったり、トラブルに発展したりしかねないのでおすすめできません。
高額請求に真っ青!?悪徳業者に注意!
トイレつまりの修理を請け負う業者の中には、いい加減な施工や高すぎる費用請求をおこなうなど、悪徳な業者も存在します。
ここでは、施工時にトラブルになりやすい悪徳な業者の例をご紹介します。
便器の交換など、不要な工事を強要する
トイレつまりの症状は、原因や状況によりさまざまです。悪徳業者の中には、本当は簡単な作業で直る症状でも、「交換する部品が手に入らない」「古いトイレだから修理するよりも全体を交換した方が結果的にお得」などといって、やたらと高額な工事をすすめてくる場合があります。
もちろん、本当に工事が必要な場合もありますが、わざとみなさんの不安をあおる言葉を繰り返して高額な作業を契約させる業者も存在します。もし、少しでも不審な点があれば、一度家族に相談する、他社にも見積りをもらうなどの対策をしましょう。
きちんと見積りを出さない、または見積り後に高額な追加請求
施工前に作業内容や料金についてきちんと説明をしてくれない業者にも要注意です。料金があいまいなまま作業に入ると、施工後に思わぬ高額請求をされることもあります。
また、作業前に見積りを提示されていても、作業後に見積りにはなかったさまざまな名目で追加請求をされるというケースもあります。一度家まで呼んでしまうと断りにくいと感じる方もいるかもしれませんが、きちんとした見積りがない業者や、対応に不審な点がある場合は毅然とした態度で安易に契約を結ばないようにしましょう。
悪徳業者は、「トイレが使えなくて困っている」「あせりや不安でパニックになっている」みなさんの心理につけ込んで高額な料金を請求してきます。
もし施工後に、高額すぎる料金や悪徳な手法に気づいた場合は、最寄りの消費生活センターに相談してみましょう。条件によっては、クーリング・オフ制度を利用して契約を解除できる場合もあります。
トイレつまり修理なら、生活110番にご連絡ください!
つまりの具体的な症状から、原因、解消法など、トイレのつまりに関するたくさんの情報を紹介してきました。トイレのつまりは、きちんと症状と原因を把握し、適切な解消法を試すことで簡単に解消する場合も多いです。
ですが、つまりの症状がひどい場合や、異物がトイレの奥の排水管にまで入り込んでいる場合など、どうしても自力で解消することが難しいケースもあります。そんなとき、解消しないからといってやみくもに解消法を試したり、無理に流そうとするとかえってトイレを傷つけたり被害を悪化させることにもつながりかねません。
自力では解消できないトイレつまりにお困りの場合は、生活110番までご連絡ください。お電話でのご相談は24時間365日受付。日本全国で、信頼できる業者のみをすみやかに手配させていただきます。
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