みなさんのご家庭では、カーペットを敷いていますか?現在、リビングなどでカーペットを使用しているご家庭は多くあると思います。では、カーペットにはダニが繁殖しやすいということは知っていましたか?
今回は、カーペットにはどのようなダニが潜んでいるか、どうしたらダニを死滅させられるかといった対策と、ダニが増える原因をご紹介します。家のカーペットにダニがいるか心配な方は、必見です。
目次
カーペットに潜むダニの種類
家の中には様々なダニがいますが、カーペットに潜むダニは以下の2種類であることが多いとされています。
1つ目はヒョウダニです。大きさは0.3~0.4mmくらいで、人間を刺すことはありません。
ヒョウダニはほこりや人間のフケ、垢、汗などを食べ、これらの餌1gに対して約300匹のダニがいるといわれています。
家の中にいるダニの大多数が、このヒョウダニです。ヒョウダニはカーペット以外にも、ベッドや枕、布団など、私たちが生活をするうえで必要なものに発生します。
もう1種類はツメダニで、これはカーペットや畳に発生します。大きさは0.3~1mmくらいで餌はヒョウダニなど他のダニの体液です。
人間を刺すことはありませんが、まれに間違えて吸血することがあるようです。刺された場合、しばらくしてから腫れやかゆみを感じます。
これでバッチリ!カーペットのダニ対策
カーペットのダニ対策として有効な方法をいくつかご紹介します。
掃除機では生きたダニは吸い込めない
ダニ対策はできれば簡単に、身近なもので対処したいですよね。しかし、私たちに身近な掃除機を使ったところで、ダニを完全に吸いとることはできません。これは、ダニがカーペットの繊維に足を引っかけるため、掃除機では吸い込めないのです。
では、どのようにカーペットのダニ対策をしたらいいのでしょうか。
カーペットのダニを死滅させる方法
カーペットのダニを死滅するには、スチームアイロンを使用することで簡単に死滅させられます。
ダニは65度以上で死滅するといわれていますので、カーペット全体に熱いスチームアイロンを使うことは、ダニ退治に有効なのです。
ホットカーペットをご使用の場合は、「ダニ退治」ができるモードがあるので、そちらを使用してみましょう。2時間ほどで約9割のダニが死滅するようです。
死がいとフンを除去する
スチームアイロンの使用後は、掃除機をかけましょう。ダニを死滅させても、死骸や糞が残っていることでアレルギーを引き起こす恐れがありますので、必ず掃除機をかけて除去しましょう。
掃除機をかける際は「こまめに、ゆっくり、ていねいに」を心がけることが大切です。掃除機をかけてからカーペットを丸洗いできたらさらによいのですが、カーペットの種類によってはできないものもあるので、表記を確認する必要があります。
こんな場合は注意!ダニが増える原因かも
普段なにげなくやっていることがカーペットのダニを増やしているかもしれません。ダニが増える原因を考えてみましょう。
畳の上にカーペットを敷いている
お部屋の模様替えや畳が古くなったことをきっかけに、カーペットを敷くということがあると思います。畳の上にカーペットを敷くと、畳とカーペットの間が蒸れてカビが発生し、ダニが好む空間を作ることになってしまいます。
洗濯物を室内に干している
梅雨の時期などで雨が続くときは、洗濯物を外に干すことができない場合があります。しかし、洗濯物を部屋に干したときと外に干した場合では、ダニの発生率に約2倍の差があることがわかっています。
これは、洗濯物を干す際に発生する水蒸気によって、室内の湿度が高くなることが原因です。とくに畳の部屋は湿気を吸い込みやすいので、気をつけなくてはなりません。
カーペットの近くに加湿器がある
乾燥対策で加湿器を使用するご家庭も多いと思います。しかし、湿度が高くなればなるほどダニの好む環境に近づくことになります。そのため、カーペットの近くで加湿器を使用すると、カーペットにダニが住みつく可能性も高くなってしまうのです。
ダニ対策は予防が大事!カーペットのダニ予防
カーペットにダニが発生するなら、カーペットを敷くのをやめようと考える人もいるかもしれませんね。しかし、ダニは始めからカーペットにいるわけではありません。カーペットに生息しやすいというだけなので、対策方法がわかれば簡単に予防することができます。
カーペットといっても、いろいろな素材があります。その中でもウールやレーヨンは湿気がたまりやすく、ダニが繁殖しやすい環境となってしまいますので、こうした素材のものを使う場合は管理に気をつけなくてはなりません。
最近では、防ダニカーペットを使用する人も多いようです。防ダニカーペットは薬剤の揮発(きはつ)によりダニをよせつけないということと、ダニの水分をうばって繁殖させないという効果があるようです。
カーペットのダニ対策は、ダニが好む環境を作らないことが大事だということですね。
また、フローリングの床材はダニ対策に効果があるということを聞いたことがあるでしょうか。フローリングはダニが隠れる場所がないためダニが繁殖しにくいといわれていますが、それでもこまめに掃除をすることが大切です。
まとめ
今回は、カーペットに潜むダニとその予防法についてご紹介しました。ダニは「高い湿度」「豊富な餌」「繁殖しやすい場所」が大好きですので、その環境をなくしていくことでダニの発生を抑えることができます。
また、ダニは夜行性です。スチームアイロンを使用する際や掃除をするときに部屋を暗くしておくと、ダニが夜と間違えて出てくるそうです。こうしたダニの性質や特徴を知ることも、ダニの予防には必要なのです。
しかし、ご家庭で駆除や予防をする場合、私たちの目だけでは気づかないときもありますよね。ダニ駆除について困ってしまったときは、一度プロに相談をしてみることをおすすめします。
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