家の中で小さい虫を目にすることがあると思います。それらの虫がどのような種類の虫なのか、ご存知の方は少ないでしょう。それに、家の中にいる小さい虫は多くの種類がいます。昆虫博士でもない限りは、すべての虫を把握することは難しいでしょう。
その小さな虫の中には人に被害を出ものも多くいます。代表的なものではダニやノミが挙げられます。ここでは、そのような家の中で見る小さい虫をいくつかご紹介していきます。
目次
家の中の小さい虫にはこんな種類がいます…
家の中で見る小さい虫はかなりの種類が存在します。また、小さすぎて目視できないものも多くいます。ここでは、家の中で見ることある小さい虫の種類をいくつかご紹介していきます。大きさごとの代表的な虫は以下のようなものです。
2mm以下
・チャタテムシ
・ケナガコナダニ
・ツツガムシ
2mm~10mm
・シバンムシ
・キクイムシ
・トコジラミ
・カツオブシムシ
・シミ
・ゴキブリの幼虫
・ユスリカ
家の中で見る小さい虫は、上記のようなもの以外にも多くいます。
小さくて茶色…その虫の正体は「シバンムシ」かも
暖かい時期になると、ゴマ粒くらいの小さなムシを家の中で見ることがあります。この家の中で見る小さい虫は、「シバンムシ」かもしれません。
シバンムシは体長2mm~3mmくらいのとても小さな虫です。その形はコガネムシにも似ています。シバンムシは春から秋の暖かい時期に発生します。とくに夏はシバンムシが多く発生する時期です。
シバンムシは植物質で乾燥したものを好んで食べます。食品でいうと、乾麺、粉類、お米、パン、香辛料、ゴマ、ペットフードなどの粉っぽいものを好みます。食品以外だと、畳、本、じゅうたんなども食べます。そのようなものがシバンムシの発生源となります。
畳、本、じゅうたんなどは、シバンムシにかじられると穴が開いてしまいます。1匹見るだけならそれほど問題はないかもしれませんが、大量のシバンムシを見るようならきちんと駆除しましょう。
シバンムシの駆除は、以下のような手順で行ってください
・発生源となっているものを特定し、処分する
・家の中に残ったシバンムシを殺虫剤などで退治していく
発生源を突き止めずに家の中にいるシバンムシを退治しても、新たに湧いてきてしまい、キリがありません。必ず最初に発生源を特定・処分しましょう。
より詳細な生態や駆除方法につきましては「シバンムシってなに?放置すると大量発生する害虫の駆除方法」をご覧ください。
畳や古本で動いてる!その虫の正体は「チャタテムシ」
家の中で白く小さい虫を発見したら、それは「チャタテムシ」かもしれません。チャタテムシは白い体をもった体長1mm~2mmくらいの虫です。その見た目はアリのようです。日本の家庭の9割に生息していると言われている虫です。
チャタテムシはカビを主食としています。そのため、薄暗く湿気の多い場所を好み、普段あまり目撃することはありません。頻繁に見るようなら、大量発生している可能性が高いです。
チャタテムシの死骸や糞によってアレルギー症状を引き起こすことがあります。そのため、大量発生してしまったら駆除をするようにしましょう。
チャタテムシの駆除として有効なのが、燻煙剤を撒くことです。小さいので見つけにくく、普段見えないところに潜んでいるからです。
有効な対策や殺虫剤については「これでバッチリ!チャタテムシの駆除に関して知るべきポイント!」をご参照ください。
服を食べてしまう虫…「カツオブシムシ」
クローゼットに入れてある服が、家の中にいる小さい虫に食べられていることがあります。この服を食べる虫のひとつがカツオブシムシという虫です。カツオブシムシは動物繊維や植物繊維を食べます。そのため、このような繊維が使われている服が被害にあいます。
カツオブシムシは洗濯物を外に干したときに洗濯物に引っ付き、家の中に侵入します。洗濯物をタンスに収納すると、カツオブシムシは服に卵を産み付けてどんどん増えていきます。
カツオブシムシの対策として有名なのが、防虫剤です。防虫剤はタンスに入れるものやクローゼットにかけておくものなどいろいろあります。しかし、防虫剤の成分は空間の下の方に溜まりやすいという性質があるので、使用の際は上の方に置くようにしましょう。
より詳しい駆除方法につきましては「カツオブシムシってなに?見覚えのない服の穴に注意!駆除方法と対策」もご覧ください。
肉眼で確認できるダニにも要注意
ダニは家の中にいる小さい虫の中でも有名なものだと思います。ダニというと肉眼では見えないものを想像する方が多いと思いますが、肉眼で確認できる大きな種類もいます。肉眼で見える大きなダニの種類は以下のようなのです。
マダニ
成虫の大きさは3mm~4mmで、吸血後は10mmになることもあります。基本的に家の中にはいませんが、外出した際に引っ付いたものがそのまま家の中に入ってくることがあります。マダニに刺されると感染症を発症するおそれがあり、死に至ることもあります。
南京虫(トコジラミ)
成虫は10mm近い大きさになる、ダニの一種です。刺されると刺された箇所が時間をかけて腫れ上り、強い痒みを伴います。日本にはほとんどいないため、海外から帰った際に付着していて家に侵入することがあります。
マダニは数が増えることはあまりないので、見つけ次第駆除しましょう。南京虫は放置しているとどんどん増えてしまいますので、すぐに業者へ駆除を依頼しましょう。
まとめ
家の中にいる小さい虫にもいろいろな種類がいます。その中で人に被害を出すものも多くいます。頻繁に同じ虫を目撃するようなら、大量発生しているおそれがあります。適切な方法で駆除をするか、大量発生しないように予防しましょう。
ダニには危険性の高い種類がいます。とくに目で見える大きいダニは危険なことが多いです。家の中にいることはあまりありませんが、もし見かけたら確実に駆除するために業者へ相談することをおすすめします。
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