ゴキブリの住処と聞いて、どのような場所が思いつきますか?多くの方はキッチンや洗面所などを想像されるかもしれません。それも間違いではありませんが、他にも気を付けるべき場所があります。
それは観葉植物です。意外に思われるかもしれませんが、観葉植物にはゴキブリが好む要素が含まれているのです。家の中で観葉植物を育てている方は、何らかの対策を考えたほうがよろしいでしょう。
不安に思われた方のために、ここではゴキブリの好む場所や対策についてご紹介しています。心当たりのある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
呼び寄せる原因!ゴキブリが大好きな環境って?
観葉植物がゴキブリを引き寄せるか否かを見る前に、まずはゴキブリの好む環境について見ていきましょう。その環境を知れば対策も立てやすくなります。ポイントは「温度・湿度・食べ物」の3つなので、それぞれを詳しく見ていきましょう。
・温度
ゴキブリは多くの昆虫と同様に暖かい場所を好みます。具体的には、20~35度あたりの温度を好むようです。この範囲内であれば活発に動くだけでなく繁殖もしやすくなるので、とくに夏は要注意ということになります。
・湿度
ゴキブリは湿度が高いジメジメした場所を好みます。こちらも具体的にいえば、湿度70%以上は要注意です。
・食べ物
ゴキブリは雑食性です。生ごみはもちろん、人の髪の毛や垢、さらには動物の死骸など有機物であればほとんどのものはゴキブリの餌になると言われています。また、水分の摂取も必須なので水回りに住み着くことも多いようです。
以上の3拍子がそろった場所は要注意です。それでは具体的にどこに気を付ければいいのか次から見ていきましょう。
どこに卵を産むの!?ゴキブリが狙っている場所
ゴキブリが好む環境について見ていきましたが、該当する場所は私たちの家の中にいくつもあります。無警戒のままですと、そのような場所に卵を産み落とされるおそれがあります。ゴキブリの卵は一度に20~50個ほど産み落とされるので、あっという間に大量のゴキブリが家中に散らばってしまうでしょう。
そこで、ゴキブリが狙っていると思われる場所をご紹介していきます。家中をくまなく調べるのは骨が折れる作業なので、最低でも以下の場所だけは確認しておきましょう。
・キッチン
家の中でもキッチンは最も狙われやすい場所と言っても過言ではありません。食べ物を扱う場所なので、ゴキブリの餌になる食材も床に落ちていると思われます。
また、冷蔵庫の裏や食器棚の裏などは人の目が届きにくいうえに、熱や湿気、餌になるホコリなどが溜まりやすいです。ゴキブリにとってこれ以上の住処はないでしょう。
・ダンボール・新聞紙などの隙間
ダンボールや新聞紙が積み上げられていると、そこには数ミリ程度の隙間が生じます。ゴキブリは暗く寒さをしのげる場所を好むため、このような場所に住み着くと言われています。実際に、引越しに使ったダンボールに卵が産みつけられていたという事例もあるようです。
ゴキブリが狙う代表的な場所をご紹介しました。以上の2箇所については多くの方がご存知かと思います。
しかし、観葉植物もゴキブリに狙われているということをご存知でしょうか。その理由を次から見ていきましょう。
観葉植物がゴキブリを呼んでいる可能性
一見ゴキブリとは無縁に思える観葉植物ですが、なぜゴキブリに狙われるのでしょうか。
その原因は、先述した「温度・湿度・食べ物」の3拍子がそろっているからです。それぞれ観葉植物に当てはめてみましょう。
・温度:土の上は床よりも暖かいことがあります。
・湿度:植物に水をあげるため、どうしても湿気が増えます。
・食べ物:観葉植物そのもの、もしくは周辺の食べかすなどを狙われるおそれがあります。
このように、観葉植物もゴキブリに狙われる要素を持っています。観葉植物の鉢をどかしてみたらゴキブリが隠れていたという事例もあるようです。
しかし、だからといって観葉植物を廃棄するのはもったいないでしょう。どのような対策をすればいいのでしょうか?
どうすればいい!?ゴキブリをみつけたら
ゴキブリを見つけたら、安心できる生活を取り戻すためにも即刻駆除するべきです。すぐに駆除する方法としては、ゴキブリ用の駆除剤を使うのが効果的です。
また、観葉植物はゴキブリの温床になるおそれがあるとご紹介しましたが、逆に植物でゴキブリを遠ざける方法もあります。あわせてご確認ください。
駆除剤を使う
一般的な駆除剤といえばスプレータイプです。虫全般に効く殺虫剤もありますが、ゴキブリ専用の殺虫剤を噴射すればさらに高い効果を期待できます。
ただし、スプレータイプでは目の前にいるゴキブリしか駆除することができません。物陰に潜んでいるおそれもあるので、部屋中に薬剤を撒くなら燻煙タイプを選びましょう。使う際は使用上の注意を守らなければ、体調不良や機械の故障などを招くのでご注意ください。
毒餌(ベイト)を置く
毒餌は置いておくだけで効果が期待できます。直接ゴキブリを見る必要がありませんし、毒餌を食べたゴキブリの糞や死骸を食べた別の個体にも効果を発揮するタイプもあります。
ただし、有効に使うにはゴキブリの通り道を理解する必要があります。また、ご家庭に赤ちゃんやペットがいる場合は誤飲を防がなければいけません。
ゴキブリの苦手な観葉植物を置く
ゴキブリはハーブの香りを嫌うと言われています。ゴキブリに対しては忌避効果を発揮し、人間にとってはさわやかな香りを提供してくれます。たとえば、以下のハーブ類がおすすめです。
・ミント・ハッカ類:定番のハーブで、種類も豊富なので香りの好みに合わせて選ぶことができます。
・レモングラス:名前の通りレモンのようなすっきりとした香りが特徴です。気分をリフレッシュさせ、抗菌・殺菌作用もあると言われています。
・セロリ:肉料理などに添えられることが多いですが、地域や時代によっては薬用や香料としても使われてきました。独特の香りがあります。
ハーブ類は香料や料理に使えるものも多いので、ゴキブリ対策でなくても育てておいて損はないでしょう。
まとめ
ゴキブリが好む場所と、観葉植物との関係についてご紹介してきました。もしも観葉植物にゴキブリの卵や糞などが落ちていたらご注意ください。ほかの場所にも潜んでいるおそれがあります。
最後にご紹介したように、ハーブ類はゴキブリに対して効果があると言われています。また、他の害虫やネズミに対しても効果があると言われているので、ハーブの香りが苦手でなければ育ててみてはいかがでしょうか。使い方によっては一石二鳥にも三鳥にもなるでしょう。
ただし、ハーブによる対策だけでは不十分だと思われます。やはり薬剤を使ったり、ゴキブリ駆除業者に依頼したりするのがより確実な方法です。まずはご相談だけでもいかがでしょうか。
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