「ゴキブリが嫌いな匂いでゴキブリ対策はできるの?」
「ゴキブリの姿を見ないゴキブリ対策がしたい」
「殺虫剤を使わないでできるゴキブリ対策がしたい」
とお悩みではありませんか?
ゴキブリ対策をしたくても、小さい子どもやペットがいたり健康被害が出ないか不安があったりすると、殺虫剤や毒エサを使用するのは気が引けてしまう、という方も多いかと思います。
そんな方におすすめするのが、ゴキブリが嫌いな匂いを利用したゴキブリ対策です。
ゴキブリが嫌いな匂いを利用すれば、いい香りを楽しみながら安全にゴキブリ対策ができます。
しかし、匂いを用いたゴキブリ対策では殺虫効果は見込めなかったり、匂いの効果が消えるとゴキブリが再び増えてしまうおそれがあったりと、デメリットもあります。
この記事では、ゴキブリが嫌いな匂いや効果的な使い方、匂いを用いたゴキブリ対策の注意点などを詳しくお伝えしています。
この記事を読んでいただければ、ゴキブリが嫌いな匂いを利用した、香りを楽しみながら効果的なゴキブリ対策ができ、家の中でゴキブリを見ない快適な生活を手に入れることができます。
目次
忌避効果あり!ゴキブリが嫌いな匂い
ここでは、ゴキブリが嫌いな匂いをご紹介します。
3章の合成香料ではなく天然精油を使うでも詳しくお伝えしていますが、ゴキブリの嫌いな匂いをアロマとして用いるゴキブリ対策をおこなう場合、エッセンシャルオイルと呼ばれる天然精油のものを使用してください。
- ベチバー
- ハッカ
- スペアミント
- 柑橘系
- レモングラス
ベチバー
ベチバーとは、落ち着いたウッディな香りと濡れた土壌のような香りがするのが特徴の、イネ科の植物です。
ベチバーの香りには、ゴキブリに対して高い忌避効果があることがわかっています。
ストレスの緩和と心身のリラックス効果があります。
また、ベチバーの芳香成分は落ち着かない心を落ち着かせてくれます。
ハッカ
ハッカの天然精油にはゴキブリの忌避効果があります。
ハッカとはミントの一種で、ハッカ油はスーッとした清涼感のある香りが特徴です。
ゴキブリの忌避効果以外にも、抗菌効果や消臭効果などもあります。
以下はゴキブリの中にハッカ油を垂らした動画です。
ハッカに高い忌避効果があることがわかります。
【YouTube動画】
※動画には大量のゴキブリが出てきます
スッキリとした香りでリフレッシュ効果があります。
また、不安を感じたときにリラックスさせてくれます。
スペアミント
スペアミントはハッカと同じミントの一種の植物です。
日本ハッカと同様に、ゴキブリの忌避効果があります。
ミント特有の刺激が少なく、清涼感の中に甘みや苦みを感じるのが特徴です。
スッキリとした香りが頭をクリアにして集中力を高めてくれます。
心身を活性化し、元気づけてくれる効果もあります。
柑橘系
ゴキブリはレモン、グレープフルーツなどの柑橘系の匂いを嫌います。
これは、柑橘系の果物に含まれるリモネンという物質をゴキブリが嫌うためです。
柑橘系の香りは爽やかで、前向きな気分にさせてくれます。
レモングラス
レモングラスとは、レモンのような爽やかな香りが特徴のハーブです。
レモングラスのエッセンシャルオイルに多く含まれる「シトラール」という成分には高い防虫効果があり、ごゴキブリ対策としても使用できます。
レモングラスのエッセンシャルオイル成分で皮膚刺激を感じることがあるため、高濃度での使用は避けてください。
レモンのような爽やかな香りが心をリラックスさせてくれます。
また、気持ちをリフレッシュする効果もあると言われています。
効果的な使い方3選
ここではゴキブリ対策に効果的で、いい香りも一緒に楽しめるアロマとして使う方法を3つご紹介します。
ゴキブリ対策としてアロマを使用する際は、ゴキブリが出やすい場所を重点的に対策しましょう。
ゴキブリが出やすい主な場所は以下のとおりです。
- 冷蔵庫やガス台の裏
- 引き出しの奥
- 脱衣所、浴室
- キッチン
- トイレ
- ゴミ箱付近
アロマを焚く
アロマを部屋で炊けば、部屋中に香りを広げることができます。
持続性はあまりなく、ゴキブリ対策としての効果はアロマを焚いている間のみです。
アロマを焚く主な方法として、アロマディフューザーを使う方法があります。
アロマディフューザーとは、空間に香りを広げる器具で、機械で匂いを広げるものやアロマポット、木製のスティックにオイルを吸わせて広げるものなど、さまざまなタイプがあります。
代表的なアロマディフューザーには以下のものがあります。
超音波式アロマディフューザー | 水とオイルを超音波でミストにし、部屋に香りを拡散するアロマディフューザーです。 ミストが部屋に広がっていくため、視覚的にも楽しみたい方におすすめです。 |
アロマポット | 水やお湯を入れた受け皿にオイルを数滴垂らし、下からキャンドルの火を当てることで香りを広げる、アロマディフューザーの1種です。 香りだけでなく、キャンドルの炎の揺らぎを視覚的に楽しみたい方におすすめです。 |
リードディフューザー | 希釈したエッセンシャルオイルを瓶などの容器に入れ、木製のスティックを挿して使用するアロマディフューザーの1種です。 スティックにオイルを吸わせ、部屋中に匂いを拡散します。 火や電気を使わないため、エコで安全に使いたい方におすすめです。 |
ネブライザーアロマディフューザー | オイルを水で薄めず原液のままセットして、噴射するアロマディフューザーです。 水で薄めないため芳香力が高く、オイル本来の香りを楽しみたい方におすすめです。 |
スプレーを作る
エッセンシャルオイルを使ってミストスプレーを作り、ゴキブリ除けとして部屋に散布する方法です。
ゴキブリの侵入経路や、ゴキブリがよく出る場所などに散布してゴキブリ対策をします。
エッセンシャルオイルをそのまま使用すると濃度が高いので無水エタノールで希釈しましょう。
- 無水エタノール(10ml)
- 精製水(40ml)
- エッセンシャルオイル(約10滴)
- スプレーボトル
- スプレーボトルに無水エタノールと精製水を入れる
- 無水エタノールと精製水にエッセンシャルオイルを垂らしてよく混ぜる
- エッセンシャルオイルとよくなじんだら完成
無水エタノールや精製水は薬局やインターネット通販などで気軽に購入できます。
コットンに染み込ませる
エッセンシャルオイルをコットンなどに染み込ませて、ゴキブリが出そうな場所に置いておく方法です。
匂いの効果が消えるとゴキブリが再び増えてしまうおそれがあるので、数日から1週間程度で定期的に取り換えましょう。
ガーゼ以外にも、塩や吸水ポリマーなどで代用することも可能です。
匂いによるゴキブリ対策の注意点
匂いを利用したゴキブリ対策には注意点もあります。
ここでは、匂いによるゴキブリ対策の注意点を3つ、詳しくお伝えします。
- 合成香料ではなく天然精油を使う
- 殺虫効果は見込めない
- 匂いの効果が消えるとゴキブリが再び増える
合成香料ではなく天然精油を使う
アロマ用のオイルには合成香料ではなく、エッセンシャルオイルと呼ばれる天然精油を使用してください。
ゴキブリが嫌うのはハーブから抽出される天然精油で、合成香料ではゴキブリ対策としての効果が低いためです。
「エッセンシャルオイル」や「精油」といった表記があるものを購入しましょう。
殺虫効果は見込めない
匂いによるゴキブリ対策は、ゴキブリを寄せ付けなくなる忌避効果はありますが、殺虫効果は見込めません。
あくまで効果は「寄せ付けない」程度にとどまってしまいます。
ゴキブリを家の中から駆除するためには、侵入経路をふさいだり殺虫効果がある駆除アイテムを使用したりする必要があります。
詳しくは、ゴキブリの駆除について解説した記事をご覧ください。
匂いの効果が消えるとゴキブリが再び増える
エッセンシャルオイルなどを用いた匂いによるゴキブリの忌避効果は、効果が消えてしまうと、ゴキブリは再び増えてしまいます。
一時的に使用したり、少量だけで使用したりするのではなく、継続して使いましょう。
また、匂いだけでなくゴキブリの侵入経路をふさいだり家の中を清潔に保ったり、といった防除も重要です。
確実にゴキブリを駆除したいなら業者依頼がおすすめ
確実に家の中のゴキブリを駆除したい方は業者への依頼がおすすめです。
業者へ依頼すれば、ゴキブリの姿を見ることなく駆除ができます。
ゴキブリ駆除をしてくれる業者をお探しの際には、ぜひ生活110番をご利用ください。
生活110番には経験豊富なゴキブリ駆除のプロが数多く加盟しており、その中からお客様にピッタリのプロをすぐに手配いたします。
お困りの際は無料の相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
注意!ゴキブリを寄せ付けてしまう匂い
ゴキブリが嫌いな匂いがあれば、ゴキブリが好きな匂いも存在します。
ゴキブリが好きな匂いはゴキブリを寄せ付けてしまうので、匂いを発するものを出しっぱなしにしないなど注意が必要です。
バニラビーンズなどの甘い匂い
バニラビーンズは甘い香りが特徴のハーブです。
バニラビーンズのような甘い匂いはゴキブリ対策として効果がないだけでなく、逆にゴキブリが集まってきてしまいます。
キッチンなどのゴキブリが出やすい場所にバニラビーンズを置く際は、密閉できる容器に入れて匂いが漏れないようにしましょう。
玉ねぎなどのエサの匂い
ゴキブリはエサや水の匂いに敏感で、エサがある場所に集まってきてしまいます。
ゴキブリは基本的には雑食で何でも食べますが、特に好きな食べ物があります。
- 玉ねぎ
- パン
- バナナ
- 蒸したジャガイモ
これらの食べ物の匂いに寄せ付けられて集まってしまうおそれがあるので、密閉できる容器に入れて保存したり、こぼした食べ物を放置したりしないように片付けましょう。
腐敗臭
ゴキブリは生ごみなどの腐敗臭も好みます。
生ごみを捨てるまでの期間、保管しているとそこへゴキブリが集まってきてしまいます。
生ごみなど腐敗臭を出すものは密閉できる容器に入れ、外に匂いが漏れないようにして早めに捨てましょう。
まとめ
今回はゴキブリが嫌いな匂いについて詳しくお伝えしました。
この記事のポイントを以下にまとめます。
- ゴキブリが嫌いな代表的な匂いは、ベチバー、日本ハッカ、スペアミント、柑橘系、レモングラスなど
- アロマを使用する際は合成香料ではなく天然精油を使う
- 甘い匂い、腐敗臭、エサの匂いはゴキブリを寄せ付けてしまう
ゴキブリが嫌いな匂いによるゴキブリ対策は、ゴキブリ対策だけでなく香りも楽しむことができます。
しかし、匂いが消えてしまうとゴキブリが再び増えてしまったり、殺虫効果は見込めなかったり、注意点があります。
しっかり家の中のゴキブリを駆除したい場合は、業者へ依頼するのが確実です。
弊社が運営する「生活110番」は、経験豊富なゴキブリ駆除のプロをご紹介しています。
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