「家の中でムカデの赤ちゃんが出た!?でも本当にムカデなのかわからない……!」
家の中にムカデが出た、となれば一大事ですよね。見た目が気持ち悪いだけではなく人間に攻撃してくるのがムカデです。そのため、そのまま放置しておくわけにはいきません。
しかしムカデはヤスデなどと見分けがつきにくく、対処の仕方に困る場合がほとんどではないでしょうか。
そこで今回は、ムカデとヤスデの見分け方の違いから、ムカデ対策まで詳しくご紹介します。
目次
ムカデとヤスデは赤ちゃんのときから似ている!
ムカデのような赤ちゃんが出たときには、まずは何の赤ちゃんを見つけてしまったのかを知る必要があります。ムカデとヤスデを見分けるため、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ムカデの特徴
ムカデは、漢字で「百足」と書くように多くの脚を持っています。1つの節につき、1対の脚がついているのが特徴です。幼虫は成虫の姿をそのまま小さくしたような形ですが、体は白色です。
成虫の場合はヤスデに比べると体長は大きく、60mmから200mmほどの大きさです。ヤスデよりも太く長い触角がついています。
ムカデは、接触したものになりふり構わずに咬みついてくる危険な害虫です。それは、ムカデが攻撃性が高い上に視力が弱いからです。ムカデに咬まれると強い痛みがあり、もし手をかまれた場合には手全体が腫れることもあるそうです。
ムカデは幼虫でも攻撃性が強いので、赤ちゃんだからと言って油断してはいけません。
ヤスデの特徴
ヤスデの見た目は、ムカデとは少し違って丸みを帯びた形です。刺激すると、ダンゴムシのように丸くなります。ヤスデの幼虫もムカデと同じように乳白色をしているので、見分けがつきにくいです。
ヤスデはムカデよりも動くスピードは遅く、体の大きさは10mmから25mmくらいなのでムカデよりとても小さいです。
ヤスデのムカデとの大きな違いは、脚の生え方です。ヤスデは前についている3つの節から後ろについている脚は、1つの節につき2本以上の脚が生えているのでよく観察してみましょう。
ヤスデに毒はありませんが、むやみに触るのは危険です。ヤスデは自分の身に危険を感じたときに体液を出します。その体液はツンと鼻を刺すような臭いがして、触ると痛みが生じるときがあります。
毒がないからといって安全なわけではありません。ヤスデを見つけた場合は、直接触らないようにしてください。
ヤスデは多湿な場所を選んでいます。そのため石や朽木、大きな枝の下や落ち葉の中などにいることが多いです。そして、梅雨明けの時期である5月の終わりから7月の初めにかけて発生することが多くなります。
ムカデかヤスデかを見分ける際には、刺激してみるか、動きを見るのが分かりやすいです。直接触るのは危険なので、長い棒のようなものがあればそれで少し触ってみましょう。
ムカデの赤ちゃんが出たときは、ムカデが大量発生の危険も
ムカデは、1度の産卵で大量に卵を産みます。50個以上の卵を産んで、1か月ほどで孵化するのです。ムカデの赤ちゃんを1匹見つけたということは、さらに多くのムカデの兄弟たちが家の中に潜んでいるかもしれません。
また、親のムカデも家の中に潜んでいるおそれがあります。赤ちゃんムカデを駆除しても、親のムカデが生きていれば駆除を繰り返すことになってしまいます。
ムカデの赤ちゃんが出たら、駆除するだけでなくムカデがこれ以上出てこないように対策をすることが大切です。
ムカデとヤスデの侵入を阻止する方法
ムカデやヤスデは、普段は外で生活していますが、湿気のある場所を求めて家の中に侵入してくることがあります。またムカデは、ゴキブリもエサにしてしまうのでエサを求めて室内に侵入することもあるのです。
ムカデやヤスデの対策として、家の中への侵入を阻止する方法を紹介します。
忌避剤を利用する
最も一般的な方法は、忌避剤を定期的に家の周りに撒いておくことでしょう。ホームセンターなどで購入できる薬剤や木酢液を使って、ムカデやヤスデが家の周りに近づかないようにしておきます。
ムカデやヤスデの好まない環境をつくる
ムカデやヤスデの好む環境をなくしていくことが、侵入を防止することにつながります。庭の落ち葉や枯葉は掃除しておく、家の中もエサとなるゴキブリが発生しないようにしておくなどの予防が効果的です。
すき間をうめる
ムカデやヤスデは、とても小さなすき間からでも侵入して来ます。浴室やキッチン、洗面所などの水回りの排水溝。またエアコンの壁穴、排気口、換気口、住宅の基礎の換気口からも侵入して来ます。できる限りのすき間を、テープやスポンジでうめましょう。
対策をしても効果がないときは業者に依頼しよう
どれだけ対策をしても、素人のする対策では限界がある場合があります。これらのムカデやヤスデの対策をしても効果がない場合は、専門の業者に相談してみましょう。
虫が苦手な方は、ムカデやヤスデが発生してからまず駆除をするのも大変なストレスになる作業です。業者に依頼すれば、作業のストレスもなく、予防まで一気におこなってくれます。
まとめ
家の中にムカデの赤ちゃんが出た場合は、まずその虫がムカデなのかヤスデなのか見分けることが大切です。赤ちゃんの状態だとさらに見た目がそっくりなので、注意が必要です。ムカデは赤ちゃんでも凶暴で、攻撃性を持っているので小さいからと言って油断しないようにしましょう。
また、ムカデは一度に大量の卵を産み、年に複数回産卵します。そのため、ムカデの赤ちゃんが出たときはムカデが大量に発生しているかもしれません。1匹駆除するだけでなく、家の中全体のムカデ対策が必要になります。
もし対策をおこなっても駆除ができない場合は、業者に依頼するのも1つの方法です。業者に依頼すれば駆除だけでなく、侵入の予防までおこなうことができるのではないでしょうか。
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