庭の地面を何が黒いものが動いているかと思えば低いところを飛んでいる。
そんな黒い虫を見たことはありませんか?
その虫、もしかして穴蜂(アナバチ)かもしれません。
「蜂が巣を作っている?もしかして危険?すぐに駆除しなきゃいけない?」
そんな風に疑問に思う方も多いでしょう。
今回は穴蜂の危険性と、効果的な駆除の仕方について解説していきます。
穴蜂ってどんな蜂?危険性はあるの?
穴蜂は地中に穴を掘って巣を作り、虫を捕まえて幼虫の餌にする蜂です。
公園の植え込みなど日当たりが良く、水はけもいい砂地を選んで巣を作ります。
「自分の家の庭に蜂が巣を作っている……」と思うと早急に駆除したくなってしまいますよね。穴蜂は基本的におとなしい性格です。
蜂の仲間なので針を持っていますが、変に怖がらなくても大丈夫です。
スズメバチなどの攻撃的な蜂は近寄ればすぐに攻撃してきますが、穴蜂は違います。
人間が近づいていくと襲ってきたりはせずに、逃げていってくれます。
穴蜂が巣を作って困る場合――巣穴の特徴
穴蜂はいくつかの巣穴を作ります。
そのうち本物は1つだけで、あとはダミーの穴だそうです。
庭に不思議な穴が3~4個ほど空いていたらそれは穴蜂の巣穴である可能性が高いと言えるでしょう。
幼虫の餌となる昆虫を捕まえてきたときは、バッタなどを抱えて飛行する場合もあるようなのでその光景を見つけてしまうとびっくりしてしまうかもしれません。
また穴蜂はおとなしく攻撃性はありませんが、飛んでいるときの羽音が大きく怖がる方が多いのは事実です。
独特のブンブンとした音を鳴らしながら庭を飛び回わることがあります。
たくさんの穴蜂が庭にいる場合には、駆除をする必要があるでしょう。
怖いと感じたら、無理せず蜂駆除業者に相談してください。
生活110番にご連絡いただければ、加盟している蜂駆除のプロをすぐに手配いたします。
業者探しで困ったときはぜひお問い合わせください。
穴蜂の巣を壊すのがいいかも。駆除方法
穴蜂の駆除方法として、巣穴を壊すのが一つの方法です。
お湯をかけてみたり、土で埋めてみたり巣を作るのを邪魔してみましょう。
穴蜂は気に入った場所に何度も巣を作ろうとします。それは穴蜂にとって安全な場所だからです。
根気強く邪魔をしていけば「ここは巣を作るのに良い環境じゃないんだな」と穴蜂は離れてくれるでしょう。
「そうは言うけど、毎日穴蜂の邪魔をし続けるのは面倒……」という声もあるでしょう。
学校に仕事に家事に、私たちだって暇ではありませんよね。
毎日巣穴の邪魔をするのが難しい場合は、我慢するという方法もあります。
穴蜂の産卵は1週間で終わります。
産卵が終わればいなくなることがほとんどです。飛び回る穴蜂がいなくなるのを待って、幼虫の入っている巣穴に殺虫剤または熱湯をかけ、穴を完全に壊すと繁殖を防げます。
危険なのは赤い蜂?危険な蜂の駆除は慎重に
クマバチは見た目がたくましいので、危険な蜂だと思われがちですが、攻撃的ではありません。
穴蜂も羽音が大きく怖がる方が多くいますが、実際には危険度の低い蜂の種類です。
黒い蜂は、危険が少ない蜂であることが多いのです。
それに比べて赤っぽくみえる蜂はやはり危険な種類が多いようです。
代表的な「赤い蜂」と対処方法を紹介します。
スズメバチ
スズメバチは非常に神経質で攻撃性も高く、近寄っただけで刺されることもあるので細心の注意が必要です。
スズメバチを自分で駆除しようとすることは非常に危険です。
最悪の場合、アナフィラキシーショックにより死に至る場合もあります。
もしスズメバチが庭に現れるようなことがあればできるだけ刺激しないようにして、なるべく早く業者に駆除をお願いしましょう。
アシナガバチ
アシナガバチは温厚な性格として知られています。
しかし刺されると激痛が走り、その痛みだけで比べるならばスズメバチよりアシナガバチに刺された方が痛い場合があります。
アナフィラキシーショックはスズメバチに刺されて起こることが有名ですが、アシナガバチでも起こりえます。
6~8月はアシナガバチが活発になり、普段は静かなアシナガバチもこの時期は凶暴になり攻撃性が強くなります。
作り始めの巣であれば自分で駆除できるかもしれませんが、少しでも不安な場合は業者に駆除をお願いしましょう。
ミツバチ
ミツバチは蜂の中でもとてもおとなしいですが、むやみやたらに刺激すると攻撃してくることもあります
ちなみにミツバチは対人間に針を刺した場合のみ、死んでしまいます。
昆虫や動物など人間よりも柔らかい皮膚を持った相手だった場合は針を抜くことができるので、一撃のために命を落とすことはないようです。
ミツバチに限ってのことではないですが、人間にとって危険である蜂も生態系にとって欠かすことのできない役割を担っています。
「刺されるのが怖いから」「姿を見るだけで不快」という理由でやたらに駆除するべきではないという気持ちも駆除業者は抱えています。
蜂の巣を見つけた場合も、直接人間に危害が加わりそうでない場所にあるのであればそっとしておくことも必要です。
本当に人間に危険がないかの判断はプロの蜂駆除業者にお任せください。
ミツバチの場合は養蜂農家が引き取ってくれる場合もあるので、確認してみるのもおすすめです。
まとめ
ここまで庭に潜む穴蜂の危険性や対処法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
穴蜂のように黒々しい虫が不気味な羽音をたてて飛んでいたら怖いし、すぐに駆除したくなると思います。
しかし穴蜂は基本的にはおとなしく攻撃してくることは滅多にありません。
慌てずに対処していくことが大切です。
また「赤い蜂」を見つけたら要注意です。
危険な蜂が現れた場合にも騒いだり慌ててすぐに自分で対処したりしようとせずに、落ち着いて行動しましょう。
どんな場合であっても、少しでも蜂の駆除に不安がある場合は早めに業者に相談することをおすすめします。
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