荷物も少なく、手軽に引越しできそうな単身引越しでも、じつはやることがたくさん…
そこで、この記事では引越し準備をやること順にわかりやすく解説します!
さらに、引越し準備をスムーズにおこなうための「やることチェックリスト」と「引越しスケジュールイラスト」を用意しています!
まずは引越しスケジュールイラストで単身引越しの流れをつかみましょう。
単身引越しでも、トラブルなく引越すための計画はとっても大事です。計画的に進めるため、当記事を活用してスムーズな引越しをしてください!
引越し準備チェックリスト
引越し準備を段取りよくおこなうためには、チェックリストが欠かせません。
印刷して活用できるPDFデータと、記事上でチェック入力のできるチェックリストがあるのでお好きなほうをお役立てください!
【引越しが決まったらすぐやること】
やること | 必要なもの | 注意点やポイント | |
---|---|---|---|
住居・駐車場の解約手続きをする | 各賃貸契約書類 | 家賃支払い日更新にまたがないよう早めに行う。 | |
新居を契約する | メジャー、家具のサイズ | 搬入時の通路幅の確認や家具配置をチェックする。 | |
引越し業者に依頼する | – | 複数社比較することで格安になる可能性大! |
【引越し2~3週間前にやること】
不用品を処分する | 各自治体ごとの手続き | 売れるものは買取店で売ると節約可能。 | |
ライフラインの解約・契約手続き | 契約内容がわかるもの | NHK契約者はそちらも併せて契約を。 |
【引越し1週間にやること】
転出・転居手続きをする | 本人確認書類 (免許証/保険証など) |
引越し日の2週間前から受付。 | |
郵便局に転送届を提出する | 身分証/印鑑 | 転送期間は1年間です。 | |
使用頻度の少ないものから荷造りする | ダンボール/ガムテープ/ ビニールひもなど |
新居の配置図をもとにナンバリングしておくとスムーズ |
【引越し前日にやること】
冷蔵庫の水抜き(電源を抜く)をする | – | 前日までに食べ物をカラにしておきましょう。 | |
洗濯機の水抜きをする | – | 縦型式/ドラム式ともに水抜きは必要です。 |
【引越し当日に(旧居で)やること】
手持ちで残しておくもの以外すべて梱包する | ダンボール/ガムテープ/ ビニールひもなど |
印鑑や、貴重品などは梱包せず、手荷に入れておく。 | |
家の鍵を返却する ※賃貸住宅の場合 | 鍵 | 敷金の精算があればこのタイミングで忘れずに行う。 | |
軽く掃除をする | ほうき/コロコロなど | 引越し作業で出たホコリやゴミは簡単に掃除しましょう。 |
【引越し当日に(新居で)やること】
荷解きをする | – | 使用頻度の高いものから荷解きしましょう。 | |
ガスの開通立ち合い | 契約内容が確認できるもの | 本人が立ち合い不可の場合は代理人でも可能。 |
【引越し後にやること】
転入届(転居届)を提出する | 転出証明書 本人確認書類/印鑑 |
転入日から14日以内に提出する。 | |
各種住所変更をする | |||
免許証/マイナンバー | 住民票/免許証/印鑑 | マイナンバーは転入届を提出後、14日以内に手続きを行うこと。 | |
クレジットカード | 契約内容が確認できるもの | 明細が届かない可能性があるので忘れずに。 | |
会員登録してあるWEBサイト | 契約内容が確認できるもの | ネットショッピングの住所変更も忘れずに。 |
引越が決まったらすぐやること
賃貸住宅の解約手続きをする
賃貸住宅に住んでいる人は、引越しが決まったらすぐに大家さんに連絡をしましょう。
一般的には、連絡するタイミングは引越しの一か月以上前がよしとされています。
連絡する際には残りの家賃の支払いや清算方法なども確認しておきましょう。
新居を探す
引越しが決まった時点でやるべきことのもう1つは、ズバリ新居を探すことです。
当然ですが、新居が決まらないと引越し業者を予約することができません。
なぜなら、正確な引越し料金を出すには引越し先の住所の詳細が必須だからです。
住所変更などの他の手続きも停滞するので、新居は引越しが決まった段階ですぐに探し始めましょう。
「このスペースに食器棚を置く予定だったのに、大きすぎて入らない!」
なんて、引越し当日に慌てないためにも、新居の下見をする際は家具や家電を配置予定の場所をしっかり採寸しておきましょう。
引越し業者を探す
新居が決まったら、次は引越し業者を決めましょう。
早め早めに見積もり予約を入れることで、希望日時に作業をしてもらえます。
また、できるだけ安く引越しするためには、インターネットの見積もり比較サービスを利用することをおすすめします。
引越し2~3週間前にやること
不用品を処分する
新居に持っていかない不要品は処分しましょう。
家電リサイクル法対象の電化製品や粗大ゴミなどは、捨てることができる曜日が決まっています。
当日になって、「タイミングが合わなくて捨てられない!」
なんてことにならないように、余裕をもって処分を始めましょう。
まだ使えそうなものは、フリマアプリや買い取り専門店などに持っていけば買い取ってもらえる可能性もあります。
不用品も処分できて、ちょっとしたお小遣いにもなるので一石二鳥ですよね!
ライフラインの解約・契約手続きをする。
ガスや電気、水道、インターネットの回線などの解約と、新規での契約手続きをしましょう。
これらの手続きは、一括見積もりサイトでも代行してやってくれる業者を探すこともできます。
自分ではめんどくさい手続きを代わりにおこなってくれるなら便利ですし、楽ですよね!
引越し1週間前にやること
転出(転居)届を提出する
現住所のある市区町村役場で転出(転居)届を提出しましょう。
同一市区町村内での引越しは転居届を、
ほかの市区町村へ引越す場合は転出届を提出します。
手続きには印鑑と身分証明書を忘れずに持っていきましょう。
郵便局に転送届を提出する
郵便局では、引越し先に1年無料で郵便物を転送してくれるとても便利なサービスがあります。
「引越しして荷物が受け取れなかった!」
ということにならないように、引越しが決まったら手続きしておきましょう。
荷造りを開始する
手続きや不用品の処分が終わったら、いよいよ荷造りをし始めましょう。
使ってない季節モノの洋服や来客用の食器、布団などから荷造りを始めるとスムーズに荷造りを進めることができます。
ダンボールに詰める時にはマジックでナンバリングをしておくと、いざ引越ししたときに便利です。
ナンバリングとは「リビング1」「キッチン2」のように、ダンボールがどこの部屋に行くのか書いておくと引越し業者が運びやすくなりますし、自分が荷ほどきをする時も楽になります。
荷造りのコツについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
引越し前日にやること
冷蔵庫の電源を切る
冷蔵庫は前日までに電源を切る必要があります。
電源を切るくらい、当日でもいい気もしますが前日におこなうのには理由があります。
古い冷蔵庫の場合、冷蔵庫内にはたくさんの霜がついています。
霜をそのままにしておくと、引越し作業中に水濡れで冷蔵庫が故障してしまう可能性があるのです。
最近の冷蔵庫は霜がつかないようになっていますが、それでも冷却装置の周囲は霜がついていることがあります。
引越し当日に電源を切ると、そうした霜が水漏れの原因になりますので、前日に必ず電源を切っておいてください。
その際食べ物を無駄にしないためにも、前日に冷蔵庫の中身が空になるように計画的に食べていきましょう。
洗濯機の水抜きをする
洗濯機も先ほどの冷蔵庫と同様に、故障を避けるために前日までに水抜きをする必要があります。
- 洗濯機の中身がカラなのを確認して、水道栓を閉じる
- 洗濯機のフタを閉めスタートボタンを押す(自動で洗濯機が動き出します)
- 洗濯機が止まったら、電源を切る
- 壁に接続されている給水ホースを外す
- 一番短いコースで脱水をする
- 洗濯機側の給水ホースを外す
- ホースや洗濯槽の水をタオルでふき取る。
上記の方法は縦型洗濯機の場合の手順になりますが、ドラム式も手順はおおよそ同じです。
詳しい手順はご家庭の洗濯機の説明書を参考にして、前日までにしっかり水抜きを済ませておきましょう。
引越し当日にやること
旧居でやること
まずは荷造りを完成させましょう
引越し当日に使うもの(掃除道具・トイレットペーパー・スリッパ・筆記具など)だけ入れたダンボールを作っておくと、引越し当日も慌てずに済みます。(他のダンボールと区別がすぐつくので、大切なものはスーツケースに入れるのもオススメ)
ベランダや玄関先にある荷物は忘れがちです。
洗濯竿や傘立ても忘れずに梱包しましょう。
管理会社(大家さん)に引き渡しに立ち会ってもらう
引越し作業が終わり、荷物がなくなった部屋を管理会社(大家さん)にチェックしてもらう必要があります。
この時に、家の汚れやキズなどチェックし、特に問題がなければ敷金が返却される可能性があります。
また、部屋の鍵もこのタイミングで返却しましょう。
管理会社には(大家さん)、引越し作業が終わる目安の時間を伝えておき、立ち合いの時間を事前に打ち合わせておきましょう。
軽く掃除をする
荷造りをするとホコリやゴミが出ます。
ホウキやコロコロなどを使って引越し作業中に出たホコリやゴミをキレイに掃除しましょう。
掃除をするためにも、荷造りの時にはホウキやコロコロは梱包しないでおきましょう。
新居でやること
荷解きをする
新居では荷造りの時とは逆に、すぐに使うものから荷ほどきをしていきます。
すぐ使う服や食器、タオルなどの生活必需品から片づけていきましょう。
ガスの開通立ち合いを行う
電気や水道は電話だけで手続きを済ませることができますが、ガスは開通確認の立ち合いが必要です。
事前にガス会社と時間を調整しておきましょう。
引越し後にやること
転入届を提出する
引越し先の市区町村役場に転入届を提出しましょう。
身分証明書、転出証明書が必要になるので忘れずにもっていきましょう。
転入届は引越し後14日以内におこなう必要があります。
このタイミングでマイナンバーの住所変更を同時におこなうと手続きが1回で済むので、マインバーカードも一緒に持っていくことをおすすめします。
各種住所変更をする
引越しをした後は住所変更をしなければいけないものがたくさんあるので、まとめてみました。
免許証
まずは免許証の住所を変更しましょう。
免許証は身分証明書になるので、最初に免許の住所変更することで以降の手続きがスムーズになります。
手続きができる場所は下記のいずれかになります。
- 引越し先の運転免許試験場
- 運転免許更新センター
- 警察署
免許センターや試験場は、時期によっては混雑する可能性があるので、最寄の警察署(交番は不可)でおこなうことをオススメします。
免許証、印鑑、住民票が必要になりますので忘れずに持参しましょう。
警察で手続きをおこなう場合は平日のみになります。
平日に警察に行くことができない人は、免許センターであれば日曜でも免許の更新をすることができます。(免許センターによっては受け付けていない場合もあるので、事前に確認をしてださい)
また、本人が警察署に行けない場合は代理人でも住所変更の手続きをすることが可能です。
その場合、委任状(特に書式に決まりはない。委任される旨、押印、署名と住所を記載)、住民票、身分証明書が必要となります。
マイナンバー
マイナンバーは住所変更するのを忘れがちですが、必ず手続きをおこないましょう。
引越し先の市区町村役場で変更可能です。
先ほども書きましたが、転入届を提出するタイミングで一緒にマイナンバーの手続きをすることができます。
マイナンバーの住所変更に必要なものは転出証明書、マイナンバーカード、身分証明書になります。
マイナンバーの手続きも基本的には平日のみになります。
ただし、自治体によっては平日に手続きをするのが難しい人のために、休日も受け付けている場合があります。
平日の手続きが難しい人は、引越し先の市区町村役場に休日に対応してもらえるか確認してみましょう。
クレジットカードや通帳
クレジットカードや銀行口座の住所も忘れずにおこないましょう。
郵便局に転送届を提出していれば、明細書は新住所にも転送されますが更新カードは「転送不可郵便」といって、転送してもらうことができません。
具体的に、いつまでに住所変更しなくてはいけないという決まりはありませんが、引越し作業がひと段落したら忘れずに住所変更をおこないましょう。
会員登録してあるWEBサイトなど
ネットショッピングなどWEBサイトの住所変更も忘れないようにしましょう。
ネットで購入したものをついうっかり引越し前の住所に送ってしまったために、保管期間が過ぎてしまったり、キャンセル扱いになってしまう可能性も考えられます。
楽天やAmazonなどは、会員ページから住所変更ができるようになっています。
忘れずに住所変更をしておきましょう。
まとめ
単身引越しでもやることは意外と多いですよね。
引越しチェックリストやPDFファイルを活用して、やり忘れのないように準備をこなしていきましょう。
効率よく引越し準備を進めるためにも、引越し業者を早めに選ぶことがとても大事です。
一括見積もりサイトを利用して、あなたに最適の引越し業者を探しましょう!
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