「いつ引越しをしたら一番安くなるのか?」
「どの時期に引越しをするのがおすすめなのか?」
というポイントは誰でも気になりますよね。
引越しの見積もり料金が高くなる時期、安くなる時期をまとめると次のようになります。
高くなる時期 | 安くなる時期 |
---|---|
3月・4月 | 2月~5月 |
月末 | 月初~月中 |
午前中 | 午後 |
土日祝 | 平日 |
大安 | 大安以外 |
上記の中でも、賃貸物件へ引越しする場合のおすすめ時期は5月~8月。
戸建てに引越しをする場合のおすすめ時期は11月~1月となります。
逆に引越しにおすすめできない時期は3月・4月の繁忙期です。
このようにおすすめできる・できない引越し時期はあるものの、どの時期でも有効な引越し料金を安くする方法があります。
それは複数の引越し業者で相見積もりをとること。とくに、繁忙期は早めに見積もり比較をするだけで、料金が倍になるところを通常期程度の金額におさえられることもあります。
できるだけ多くの業者で比較したほうが安くなりやすいですが、面倒なら「一括見積もりサービス」の利用がおすすめ。
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引越し料金は繁忙期(3月・4月)と通常期(5月~2月)で、少なくとも2~3割は差が出てきます。
しかし、見積もりをするかとしないかでも、同じくらい料金に差が開くこともあるんですよ。
この記事では引越しにおすすめの時期を理由と一緒にお伝えし、さらに料金を抑えて引越しをする方法についても解説します。
※公式情報は予告なく変更される可能性があり、掲載時の本文と差異が発生する場合がある点にご留意ください。
賃貸物件へ引越しするなら5月~8月がおすすめ
賃貸物件への引越しなら、5月~8月がおすすめです。
なぜならこの時期は不動産の契約が少なくなる時期なので、空き物件を減らそうと家賃を下げて契約者を募集する大家さんが多くなります。
不動産会社もこの時期は積極的にキャンペーンなどを行うため、利用者にとってはお得に賃貸契約ができる可能性が高い時期だと言えます。
引越し業者もこの時期は閑散期のため、積極的に値引き交渉に応じてくれます。
賃貸費用+引越し費用の両方を抑えることができる5月~8月であれば、トータルで引越し費用を抑えることができるでしょう。
家族で賃貸物件へ引越しするなら6月がおすすめ
下記の表は、家族引越しの年間の相場料金です。
時期 | 相場料金 |
---|---|
1月 | 90,680円 |
2月 | 98,266円 |
3月 | 151,319円 |
4月 | 122,431円 |
5月 | 98,143円 |
6月 | 92,849円 |
7月 | 98,368円 |
8月 | 95,308円 |
9月 | 92,882円 |
10月 | 94,010円 |
11月 | 92,928円 |
12月 | 90,282円 |
※引越し一括見積サービスを利用して家族引越しした人の平均金額を算出
年間で家族引越しが一番安いのは12月ですが、12月は新年度に向けて早めに家探しをする人が多いことから、家賃が最も高くなる時期とも言われています。
つまり、賃貸物件費用+引越し費用のトータルで考えたとき12月はおすすめできず、引越し費用が比較的安く、かつ物件費用も下がりやすい6月がおすすめの時期だと言えます!
1人暮らしで賃貸物件へ引越しするなら8月がおすすめ
単身で賃貸物件へ引越しするなら8月がおすすめです!
下記の表は単身引越しの年間相場料金をまとめたものですが、表を見てもわかる通り一人暮らしの引越しが年間で一番安くなるのは8月です。
時期 | 相場料金 |
---|---|
1月 | 47,426円 |
2月 | 49,704円 |
3月 | 73,042円 |
4月 | 59,940円 |
5月 | 50,132円 |
6月 | 47,743円 |
7月 | 49,984円 |
8月 | 46,039円 |
9月 | 48,514円 |
10月 | 46,070円 |
11月 | 46,324円 |
12月 | 46,601円 |
※引越し一括見積サービスを利用して単身引越しした人の平均金額を算出
10月~12月も比較的引越し料金は安いですが、前章でもお伝えした通りこの時期は賃貸物件費用が高くなりやすい時期。
つまり、引越し費用と賃貸物件費用トータルで安くなる時期かを考えたら10~12月はおすすめできません。
9月以降は単身赴任など秋の引越しシーズンで引越し代、賃貸費用ともに高くなる傾向にあるため、その手前の8月が単身引越しにベストな時期だと言えます。
家賃などの期費用が安い時期
引越しに安くなる時期があるように、賃貸物件にも初期費用が安くなりやすい時期というものが存在します。
家賃や初期費用が安い時期は、一般的に4月中旬以降の引越しピークがひと段落する5月~8月だと言われています。
この時期にまだ部屋が残っていると、大家さんも「早く空室をうめたい!」という心理が働き、家賃を下げて再募集をすることがあるんです。
敷金・礼金を0円にして契約してもらいやすい条件がそろう物件も多くなることから、5月~8月は比較的お値打ちな物件に出会える可能性が高い時期だと言えるでしょう。
9月以降になると秋の引越しシーズンが来るため、一度下がった家賃が値上がる(元に戻る)形に。そのため、賃貸契約は8月までに済ませておくのがおすすめです!
戸建てへ引越しするなら11月・12月・1月がおすすめ
賃貸物件費用が関係してこない戸建てへ引越しする場合は、11月・12月・1月に行うのがおすすめです。
前章の家族引越しの年間相場費用をみても、この時期は比較的安く引越しができる上に、引越し業者も予約が少ない閑散期。
そのため、引越し業者は次のスケジュールに追われていることが少なく、丁寧に作業をしてもらえる可能性が高い時期となるのです。
春からのお子さんの進学や新生活に向けてゆとりを持って引越しをするためにも、11月~1月にかけて引越しを完了させておくのが理想です。
とはいえ、正直なところ3月・4月の繁忙期以外であれば、交渉次第で引越し費用を安くすることができます。
賃貸費用が影響してこない戸建てへの引越しは、5月~2月の中で家族のスケジュールや職場・学校の都合でタイミングのいい日取を選んでも問題ないでしょう。
引越し料金が高いのは3月と4月
3月・4月は引越し繁忙期とよばれ、入学や就職などの影響で引越し件数が非常に多くなる時期です。
つまり引越し需要が高まるこの時期は、通常期(5月~2月)と比べて非常に費用が高額になるので、引越し時期が選べるのであえばまずこの時期は絶対避けましょう。
3月・4月の引越しは、通常期と比べてどのくらい高くなるのか次章で詳しく解説します!
繁忙期(3月・4月)の引越し料金は通常期(5月~2月)の2~3割高くなる
下記は、通常期と繁忙期の料金を「距離ごと」「人数ごと」に比較した表です。
人数 | 通常期 (5月~2月) |
繁忙期 (3月・4月) |
---|---|---|
単身(荷物少なめ) | 34,023円 | 42,149円 |
単身(荷物多め) | 39,933円 | 49,675円 |
2人 | 64,713円 | 77,595円 |
3人 | 85,881円 | 112,671円 |
4人 | 98,139円 | 129,608円 |
5人 | 125,140円 | 201,379円 |
人数 | 通常期 (5月~2月) |
繁忙期 (3月・4月) |
---|---|---|
単身(荷物少なめ) | 39,952円 | 52,527円 |
単身(荷物多め) | 50,182円 | 66,120円 |
2人 | 78,581円 | 125,384円 |
3人 | 93,262円 | 143,037円 |
4人 | 103,928円 | 163,875円 |
5人 | 162,933円 | 222,729円 |
人数 | 通常期 (5月~2月) |
繁忙期 (3月・4月) |
---|---|---|
単身(荷物少なめ) | 68,242円 | 78,612円 |
単身(荷物多め) | 86,291円 | 101,761円 |
2人 | 159,599円 | 186,947円 |
3人 | 179,645円 | 287,033円 |
4人 | 222,253円 | 321,087円 |
5人 | 284,065円 | 366,553円 |
※引越し一括見積サービスを利用して単身引越しした人の平均金額を算出
表をみても繁忙期の方が高いのは一目瞭然ですが、具体的には繁忙期は通常期に比べて少なくとも2~3割ほど料金が高くなる印象です。
さらに、大手引越し業者3社(サカイ引越センター・アリさんマークの引越社・アート引越センター)に直接電話をして「繁忙期の料金って、通常期に比べてどのくらい高くなるんですか?」という事を聞いてみました。
それぞれの回答は次のようになりました。
つまり、繁忙期の引越しは通常期に比べると最低でも1.5~2倍の費用を見積もっておくべき、と言えるでしょう。
さらに条件次第では(荷物が多い、距離が遠いなど)追加料金が発生すると考えておく必要がありそうです。
料金が高くなるのはもちろんですが、繁忙期は予約が殺到するためそもそも希望日に引越しができない、なんてことにもなりかねません(いわゆる引越し難民という状態です)。
高い料金を支払って希望日に引越しができるならまだしも、そもそも引越しできる業者が見つからず、引越しができない!となると最悪ですよね…。
3月・4月の引越しは特に早めの予約が必須とないえるでしょう。
2021年3月・4月の引越し事情を解説
2021年2月現在、大都市圏では緊急事態宣言の延長が決定されました。
それでは、コロナ禍での3月・4月の引越し状況はどうなっているのでしょうか。
まず、国土交通省では繁忙期を避けた分散引越しを推奨しており、例年に比べて3月・4月に引越しが集中することは少ないと予想されます。
引越し業者もそもそも繁忙期は人員確保が難しい上に、2021年は新型コロナウイルスの影響でさらに人員確保が難しくなる見込み。
引越し業者、国土交通省ともに引越し時期がずらせるのであれば、3月4月はずらしてほしいという意向を発表しています。
実際に私もこの春(2021年3月)主人の転勤がある予定でしたが、コロナ禍ということもあり一旦見送りとなりました…。
よって春に引越しをする事も無くなり、恐らくこのようなケースの人も多いのではないか?と予想されます。
そうは言っても、実際の所予約状況どうなのか?と思い、日通単身パックの予約状況を確認してみました。
そうしたらなんと!
2月2日現在で、すでに4月上旬の予約はすべて埋まっていました!!
(もちろん3月下旬の予約も完売!4月下旬の土日や金曜日の人気日の予約もすでに完売。)
できるだけ分散引越しをしてほしいという国土交通省の意向とは裏腹に、実際はやはり引越し需要が多く相変わらず予約が取りづらい状況のようです。
まとめると、コロナ禍とはいえ引越し繁忙期であることに変わりはないようなので、3月・4月に引越しを予定されている方は例年どおり早めの予約が必須だと言えそうです。
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そもそも時期によって引越し費用が変動する理由
そもそも、引越し費用は1年の間でなぜ変動するのでしょうか。
理由をカンタンに言うと“需要と供給のバランスによって価格が変動する”から。
もう少し具体的に説明すると…
- 引越し依頼の少ない時期(5月~2月)
⇒できるだけ契約が欲しいから値下げをして受注を増やそうとする - 引越し依頼の多い時期(3月・4月)
⇒値下げをしなくても依頼が殺到する。むしろ人件費などコストがかかるため料金が上乗せされる
そもそも引越し費用は「定価」がないため重要が多くなれば値上がりし、需要が少なくなれば値下がりする仕組み。
GWやお盆の行楽シーズンはホテル代が高くなるのと同じで、引越しも繁忙期(3月・4月)は料金が高くなり、その時期が過ぎれば安くなるという訳です。
繁忙期の引越しを避ける3つのメリット
3月や4月の引越しを避けることで、次の3つのメリットがあります。
- 安く引越しができる
- 自分のペースでより良い物件を探せる
- オプションを無料でサービスしてもらえる可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
安く引越しができる
何といっても一番のメリットは「安く引越しできる」ということ。
繁忙期は値引き交渉に応じてもらえないどころか、繁忙期料金が上乗せされかなり高額な見積もりが提示されます。
繁忙期より1ヶ月早い(または1ヶ月遅い)というだけで、驚くほど安くなります。
料金の安さにこだわるのであれば、3月・4月の引越しはとにかく避けましょう!
自分のペースでより良い物件を探せる
賃貸物件を取り巻く環境がピークになるのも3月。
この時期は1年の中で最も賃貸物件を探す人が多くなるため、良い物件も争奪戦になります。
3月は内見に行ったらその場で契約の有無を判断しないと、すぐに他の人の手に渡ってしまうことが多いです。
この時期を避けるだけで自分のペースでゆっくり内見をすることができますよね。
繁忙期を避けて物件探しをすれば、その場で即決しなくても何件か回ってじっくり検討する余裕も生まれるはずです。
オプションを無料でサービスしてもらえる可能性がある
通常であれば有料オプションの作業も(電気工事や家具組立など)、5月~2月なら無料で行ってくれるケースも。
この時期は引越し業者にとっても依頼が少ない時期なので、出来るだけ契約が欲しいところ。
そこで「契約してくれたら〇〇サービスしますよ!」と、他社に取られるまいと大きくサービスを打ち出す業者も多いんです。
実際に私が6月末に引越した時も「本当なら有料なんですが、今の時期限定でテレビ配線(チャンネル登録)無料でいいですよ!」と、オプションを無料サービスしてもらった経験があります。
テレビ配線費用は約3,000~5,000円が相場ですが、サービスしてもらえただけでかなり得した気分でした!
引越しする時間や日取を意識すればもっと安くなる
3月や4月の繁忙期を避けることも重要ですが、それ以外にも引越しする時間帯や曜日によっても料金が変わってくることはご存じでしたか?
1ヶ月の中でも、料金が安くなるタイミングをピックアップすると次のようになります。
- 月の上旬~中旬
- 土日祝より平日
- 午前より午後
- 大安以外(大安は高い)
- フリー便の利用(作業時間を業者に任せる)
この5つの時期・タイミングを意識するだけでも引越し料金ってかなり安くなるんです!
なぜこのタイミングが安くなるのか、次章から詳しく解説していきます。
月の上旬~中旬が安くなる
賃貸物件を月末まで借りて、月末ギリギリで引越しする人が多いという関係上、どうしても月末に引越しが集中する傾向にあります。
言い換えると、“引越しが月末に集中=月末の引越しが高くなりやすい”という事。
仮に月の途中で退去したとしても、たいていの場合日割り計算で、住んでいた日数しか家賃が発生しないはずです。
月末ギリギリまで住むことにこだわらず、月初や中旬(~15日くらいまで)の退去を検討することで、引越し費用も少しは安くなるでしょう。
平日は比較的安く引越しができる
休日(土日祝)に比べたら、平日の方が比較的安く引越しすることができます。
仕事や学校の関係上、どうしても休日にしか引越しが出来ない人が多いのは事実。
よって、休日の引越し需要が高まることから平日より土日祝を割高に設定している業者が多いんです。
実際にアップル引越センターが発表した引越し需要期の料金水準によると、土日が120%の料金であるのに対し、平日は100%と20%ダウンの料金水準となっています。
(ちなみに3月・4月の繁忙期は150~200%の高水準)
日程に融通が利くのであれば、平日に引越しをした方が安く済みそうです。
午前中より午後の方が安い
午前中は1日の中でも一番最初に作業を行う可能性が高いため、ほぼ確実に予約した時間から作業が開始されます。
依頼者にとって午前引越しは1日全体のスケジュールが立てやすく、午後からの動きが取りやすいです。
さらに前の依頼者の作業が長引いて、予定時刻から作業が開始できないなんて事が少ないため非常に人気の時間帯。
搬出作業にせよ、搬入作業にせよ
「午前中に作業を終わらせて、午後からは片付けや買い出しの時間に充てたい」
と考える人が多いようです。
人気な午前中は依頼が集中するため、午後に比べて高く設定されていることがほとんど。
つまり、作業時間帯を午後以降に指定するだけで安くなる可能性が高い、ということは覚えておきましょう。
大安は高くなる可能性がある
引越しは、結婚式同様に六曜やお日柄を気にする人が多いと言われています。
日取りの良い大安はやはり人気なため、平日であったとしても料金を高めに設定している業者もいます。
実際に、サカイ引越センターの「お得日カレンダー」を見てみましょう。
※2021年2月上旬時点のサカイ引越センターお得日カレンダーを参考に作成
オレンジ色の日程は、値引き交渉や大幅割引も積極的に行ってもらえますが、白色の日にちはそういった事が難しいタイミングです。
カレンダーを見てもわかるように、通常なら比較的安く引越しができる平日でも、大安というだけで通常価格(大幅値引きが難しい)になっているのがわかります。
「どうしても大安じゃなきゃ嫌だ」という人もいるかもしれませんが、大安は他の日取と比べたら高くなる傾向にある、ということは頭の片隅に入れておきましょう。
フリー便の利用で安くなる
「フリー便」とは、作業開始日時をスタッフにお任せするプランの事を言います。
フリー便は業者にとっても都合の良いタイミングで引越しができるため、比較的安く引越しすることが可能に。
これまで、安くなる時期やタイミングを細かく解説してきましたが、結局のところ自分であれこれ安くなる時期を調べるよりも、「安くなる日時でお任せします(フリー便の利用)」と言うのが一番手っ取り早くて確実です。
引越し業者によっては「日時お任せプラン」「フリープラン」など、プランの名称は異なりますが、たいていどこの業者でも「作業日時を業者に任せるプラン」というものは存在します。
ちなみに時間を細かく指定する場合と比べて、フリー便を利用するとどのくらい安くなるのか気になりますよね。
サカイ引越センターの場合、フリープラン(終日)を選ぶと、午後指定より3,000円安く、午前指定より4,000円も安くなります。
※参考:サカイ引越センター「ササっと予約」入力画面を参考に作成
「スケジュール上どうしてもこの日時じゃないと無理!」
という場合でない限り、引越し作業日や時間帯は業者にお任せするのが安く引越す秘訣です。
引越し作業に敵した時期は春と秋!
料金が安い時期を選ぶことも重要ですが、作業のしやすい時期を選ぶことも重要です。
結論から言うと、引越し業者にとって作業しやすい時期は春と秋。
逆に言うと真夏や真冬は“作業のしやすさ”という意味ではあまりおすすめできません。
雪の降る地域の場合、雪で高速道路が通行止めになったり、そもそも引越し業者のトラックが出発できないなどのトラブルで、引越しを延期せざるを得ないなんてケースもあります。
平地でも道路凍結の可能性があることから、寒すぎる冬はあまり引越しに向いていません。
また新居で荷解きをする際、エアコンがまだ取り付けられていない場合がほとんど。
真夏の暑い時期に、エアコン無しで引越しの片づけをするのって思っている以上に大変です。
実際に私も6月末に引越した経験がありますが、汗だくで作業がなかなか捗らなかった記憶があります。
料金が安い時期、なおかつ作業がしやすい時期としては5月、もしくは10月・11月がおすすめです!
引越し時期が決まったら物件探し・引越し業者探しは2カ月前から行おう!
引越し時期を決めたのはいいけど、「じゃあ具体的にいつから動きだせばいいの?」という点は気になりますよね。
希望する日時でスムーズに引越しをするためには、引越しの2カ月前から物件探し(同時に引越し業者探し)を始めるのがベストです。
引越し直前から動きだしていては、ゆっくり物件を検討する時間もない上に、引越し業者のお得なプランもすでに予約が埋まっている可能性大です。
引越しの予約は、早ければ早い方が「より安く引越しできるプラン・日程」に空きがある可能性が高いため
「業者選びや物件探しするの面倒だから、ギリギリのタイミングでいいや」
なんて思ってないで、引越し時期から逆算して、2カ月前から物件探し・引越し業者探しを開始しましょう。
ちなみに引っ越し先の物件が確定していなくても、だいたいの住所が決まっていれば見積もりや業者の予約は可能ですよ。
【繁忙期・閑散期共通】安く引越しをするコツ
「引越し時期は決まっているが、その時期に少しでもお得に引越しする方法があるなら知りたい!」
という人に向けて、引越し時期をずらさず安く引越しする方法について解説します。
単身パックを利用する
単身引越しであれば、格安で引越しができる「単身パック」を利用するのがおすすめ。
相場より単身パック利用が安くなる条件は下記の3つです。
- 荷物がボックス1つに収まる程度(ボックスサイズは業者によって異なる)
- 大型家具・家電(3ドア以上の冷蔵庫など)が無い
- 長距離引越し(県をまたぐ引越し)
これらの条件に当てはまるのであれば単身パックを利用する価値は十分あるでしょう。
ちなみに、日通単身パックを利用した場合の料金は次の通り。
引越し距離 | 単身パックS | 単身パックL |
---|---|---|
東京都内 | 18,000円 | 20,000円 |
東京-名古屋 | 24,000円 | 28,000円 |
東京-大阪 | 2,6000円 | 31,000円 |
※日通公式サイトを参考
単身パックがあるおすすめの引越し業者や、どこの業者の単身パックが安い?
という事については、こちらの記事を参考にしてくださいね!
不用品を処分して荷物を減らす
とにかく不用な荷物はとことん処分して、必要最低限の荷物だけで引越しをするのが鉄則です。
引越し料金は、荷物量によっても大きく左右されます。
荷物が多ければ多いほど必要なトラックサイズも大きくなる訳で、そうなれば人件費や車両運輸コストもかかるので、どうしても料金は高くなってしまいます。
逆に荷物を減らすことで、トラックサイズダウン(人件費も削減)=安く引越しができる、という事になります。
訪問見積もり時に実際の荷物量を確認してトラックサイズが決まるので、それまでに荷物を処分しておくのがベスト。
ただ、実際はそのタイミングで不用品を全て処分するのは難しいですよね。
せめて訪問見積もりまでに「新居に持って行かないもの」だけでも精査しておき、訪問見積もり時に「この荷物は見積もりに含めないでください」と言える状況にしておきましょう。
梱包・荷解きは自分で行うプランを選択する
旧居での梱包作業や新居での荷解きなどをスタッフに任せることができる「お任せプラン」は、どの業者にもあります。
しかし、当然ですが一番費用がかかるプランなので、節約したいのであれば利用しないのが一番。
自分で梱包・荷解きする「スタンダードプラン」を選択するだけで、かなりコストカットすることが可能に。※プラン名は業者によって異なります
とはいえ大型家具・家電は、一番安いプランでも業者が梱包してくれるのでその点は安心してくださいね!
賃貸を格安で契約して引越し費用の総額を安くする
フリーレント物件(家賃が一定期間無料になる)や、敷金礼金0円の物件を契約すれば、家賃の初期費用を抑えて引越しすることができます。
つまりは引越しの総額費用を抑えられる、というわけですね。
記事の前半でもお伝えしたとおり、家賃にも値下がりしやすい時期とそうでない時期が存在します。
お得に契約できる物件は5月~8月に出てくるため、賃貸を格安で契約したいのであれば、この時期を狙って物件探しをするのがおすすめです。
早めの時期から業者を探す
引越しが決まった時点で、とにかく早めに引越し業者を選定して見積もりをもらっておきましょう。
お得な引越し業者やプランは人気が集中するため、早めに申し込みをしないと予約が埋まってしまいます。
引越し時期が決まったら、物件を探すのと同じタイミングで引越し業者を探し始めましょう!
おすすめのタイミングとしては引越し時期の2ヶ月前です。
ちなみに、具体的な住所が決まっていなくても、〇〇市や〇〇エリアなど大体の場所が決まっていれば、引越し業者は見積もりを出してくれますよ!
引越し費用が安い業者を探す
引越し費用を安くしたいのであれば「安く引越しができる業者・プランを探す」これに尽きます。
とくに近距離引越しでは知名度のある大手の引越し業者に比べて、地域密着型の中小の引越し業者の方が安価なプランを提供している所が多いです。
大手だけで検討せず中小の引越し業者も含めて一番安いプランを見つけ出しましょう。
そうは言っても
「中小の引越し業者ってどうやって探すの?」
「自分でお得なプランを探すのって、大変だし時間かかるよね…」
という声が聞こえてきそうです。
お得なプランを探す方法は「一括見積もりサービス」の利用がカンタンで便利。
引越し日や住所などの条件を入力するだけで、おすすめの業者を大手・中小含めて複数社ピックアップしてくれるんです。
もちろん見積もり料金もわかるので、複数社の料金を比較してどのプランが一番お得なのか?簡単に探し出すことが可能に。
安いプランを自力で探すのには限界があります。
便利なサービスはとことん頼って、「一括見積もりサービス」にお得なプランを見つけてもらいましょう!
引越しに必要な手続きとタイミングを一覧表で解説
引越しに必要な手続きと、その手続きを行う時期・タイミングについてまとめました。
以下の表は、手続きを行う時期順(引越しが決まったら行う順)になっていますので、上から順番に手続きを行っていけばスムーズに完了できますよ!
時期・タイミング | 手続き | 届出先 |
---|---|---|
引越し1~2ヶ月前 | 賃貸物件退去の連絡 | 管理会社または大家さん |
引越し業者探し / 見積もり | 一括見積サービス / 各引越し業者 | |
転居14日前~当日まで | 転出届け | 旧居が管轄内の市区町村役場 |
解約/契約ともに引越し1週間前まで | ライフラインの解約・契約 (ガス・電気・水道) |
|
引越し1週間前まで | 郵便物の転送届の提出 | 最寄りの郵便局 |
引越し後すぐ | 免許証の住所変更 | 新居の住所が管轄する警察署 |
引越し後14日以内 | 転入届け | 新居が管轄内の市区町村役場 |
マイナンバー変更届け | ||
引越し後できるだけ早め | クレジットカードやネット通販などの住所変更 | 各登録会社 |
「賃貸物件の退去連絡」は一般的には1ヶ月前までに通知すればいいとされていますが、契約によっては1ヶ月以上前に知らせなくてはいけない場合もあるようです。
あらかじめ管理人さんなどに確認しておいたほうがいいでしょう。
また、「転出届け・転入届け」は引越しをする全ての人が行わなければならない手続きです。
同一区内への引越しであったとしても、住所を証明するために必ず必要となるので、転出届は引越し当日までに、転入届は引越し後14日以内に必ず行いましょう。
オフシーズンに見積もり比較することで格安引越しが実現
引越し時期について細かくお話してきましたが、結局は引越しオフシーズン(5月~2月)に、複数社の見積もりを比較することが格安引越しの一番の近道です。
オフシーズンは値引き交渉にも応じてもらいやすいので、繁忙期にくらべたら各段に安く引越しすることが可能になります。
ただ、1社だけで検討するのはかなりもったいないので、かならず中小も含めて複数社から見積もりをもらって比較することが重要。
オフシーズンは引越し業者にとっても契約が欲しい時期なので、他社に取られるまいと積極的に値引き交渉に応じてくれる時期でもあります。
「A社は〇万円でした。それより安くなれば契約します」と、ライバル社の存在をアピールして値引き交渉をすれば、びっくりするくらい安い料金を提示してくれる業者も。
そういった意味でも、1社だけでなく複数社から見積もりをもらっておく必要があるのです。
一括見積もりサービスを利用すれば、自分では探せなかった業者や、お得なプランのある業者を簡単に見つけだすことができるのでぜひ利用してみてくださいね!
まとめ
引越し料金は「安くなる時期」「高くなる時期」というものが存在します。
安くなる時期 : 5月~2月
⇒賃貸物件へ家族引越しするなら6月がおすすめ
⇒賃貸物件へ単身引越しするなら8月がおすすめ
⇒戸建てへ引越しするなら11月~1月がおすすめ
高くなる時期 : 3月・4月
引越しする時期が選べるのであれば、3月・4月は絶対避けましょう。
また、1ヶ月の中でも曜日や時間帯を意識するだけで費用を抑えることが可能になります。
下記の日程は安くなりやすいので、引越し費用を節約したいのであれば細かい日時にこだわるとさらに節約効果大。
- 月の上旬~中旬
- 平日
- 午後
- 大安以外
また、通常期・繁忙期に関わらず引越し料金を下げるには「早めに複数社の見積もり料金を比較する」ことが一番有効。
どの時期でもこれだけで安くなるなら、見積もり比較しない理由はないですよね。
手間がかかる相見積もりも、一括見積もりサービスなら短時間、しかも無料で最安の業者がみつかりますよ。
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料金云々より、そもそも希望日に予約が取れないことがあるので早めの予約をおすすめしています。