赤帽と単身パックどちらが引越し料金は安い？見積もり費用と荷物量を徹底比較！

単身引越しをする人の中には

「赤帽と引越し業者の単身パックって、どっちが安いの？」

「正直安いなら赤帽でも単身パックでもどっちでもいいんだけど、おすすめはどっち？」

なんて悩んでいませんか？

結論から言うと「近距離（20km以下）の引越しなら赤帽がおすすめ」です。

…と結論は出ているものの、赤帽1社で即決するのはNG！

赤帽を第一候補としておいて「もっと安い業者はないか？」相見積もりをとって他社とも比較するのが安く引越すコツ！

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「引越し距離が20km以上あるんだけど…」って人は、単身パックを利用した方が安くなる可能性が高いです。

「どこの業者の単身パックが一番安いのか？」ってことも、一括見積もりサービスで相見積もりをとれば一目瞭然ですよ！

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「赤帽」vs「引越し業者の単身パック」どっちが安いのか

「赤帽」と「単身パック」の料金、どっちが安いのか気になりますよね。

答えを先に言うと

• 20km以内の引越しなら赤帽が安い
• 20km以上の引越しなら単身パックの方が安い

となります。

つまり、同じ市内や区内でのごくごく近い引越しであれば、単身パックよりも赤帽を使った方が安い！ってことになります。

逆に、市外や県をまたぐような長距離の引越しなら単身パックの方が安くなりやすい、ということに。

具体的に、赤帽と単身パックでは料金にどのくらい差があるのか見てみましょう！

赤帽の見積もり相場と単身パック料金を比較

大手の日通（単身パックS）の料金と、赤帽の料金を比較すると下記のような結果に。

距離	赤帽	日通（単身パックS）
品川区～江東区（約20km）	13,750円	19,800円
東京都府中市～さいたま市（約50km）	30,000円※	19,800円
熊本市北区～佐賀県鳥栖市（約70km）	108,000円※	20,900円

※赤帽で引越した人の見積もり事例

20kmまでの引越しなら「単身パックより赤帽を利用した方が約3割も安い」という結果に。

対して20km以上になると、単身パックを利用した方が圧倒的に安くなります。

引越し距離が遠くなればなるほど赤帽が高くなるのには理由があって、「距離制運賃」が適用されるから。

どういう事が、次章で詳しく解説しますね。

赤帽は時間・距離・人数ごとに料金が割増される

赤帽の料金は「時間ごと」「距離ごと」「スタッフの人数ごと」で高くなる料金システムです。

赤帽では13,750円で引越しが可能ですが、この料金で引越しできる条件は

この3つの条件が全てそろった場合のみ。

作業時間が2時間を超える場合は、以下のように料金が割増される仕組みなっています。

【距離制運賃】

距離	運賃（1kmごとに加算）
21km～50kmまで	220円
51km～100kmまで	165円
101km～150kmまで	132円
151km以上	110円

つまり、引越し距離が遠くなればなるほど料金もどんどん追加されていくので、長距離引越しには向かない、ということになります。

また、作業時間が長くなることでも料金が追加されてしまいます。

【時間制運賃】

• 30分、超過するたびに1,375円加算

搬入・搬出作業に時間がかかったり、移動に時間がかかるとこれまた追加料金が発生するので高くついてしまいます。

つまり20km以内の近距離引越しでも、作業に時間をとられる場合は割高になると覚悟しておいた方がいいかもしれません。

赤帽と単身パックの運べる荷物量を比較

赤帽と単身パックって、運べる荷物量にどのくらい差があるのかも気になりますよね。

そこで、赤帽と単身パックで運べる荷物量をまとめてみました

荷物	赤帽（軽トラック利用）	日通単身パック（専用BOX利用）
ダンボールのみ	約44個	約30個
シングルベッド	積載OK	積載NG
冷蔵庫	大型冷蔵庫もOK	109L以下ならOK
洗濯機	全ての洗濯機OK	全自動洗濯機（4kg以下）ならOK
ソファ	2人掛け以上のソファもOK	1人掛けのみOK

ざっとまとめるとこんな感じです。

専用サイズのボックスに収まる量の荷物しか積めない単身パックと違い、赤帽は軽トラックの荷台をまるまる使えます。（赤帽は単身パックの約3倍の荷物が載ります！）

赤帽なら、軽トラックに積み切ることができれば生活用品から大型家具まですべて一緒に持っていくことができます！

大きな荷物があって、単身パックの利用を考えている人は赤帽に相談してみてはいかがでしょうか？

そもそも赤帽と引越し業者の違いって？

赤帽は正式には引越し業者ではなく、運送業を営む個人事業主で構成された「貨物軽自動車運送協同組合」という組織の総称です。

つまり赤帽は個人事業主のため、作業やサービスのクオリティに差が発生しやすいということ。

大型家具の運搬を全てやってくれる赤帽もいれば、こちらで手伝いが必要な赤帽もいますし、新居までトラック同乗OKの赤帽もいればNGの赤帽もいる…。

というように赤帽次第でサービスがバラバラなので、赤帽で満足いく引越しができるか否かは運次第、とも言えます…。

赤帽は、引越し業者というより「引越しもできる運送業者」と言ったところでしょうか。

対して引越し業者は、会社で規定を統一し、サービス内容や作業内容にバラつきが無いよう平等なサービスを提供しているので、どの支店に依頼しても同じクオリティのサービスを受けることができます。

他にも、赤帽と引越し業者の単身パックの違いをまとめてみました。

比較項目	赤帽	単身パック（日通L）
何に積むか	軽トラック	ボックス
運搬方法	あなたの荷物だけを載せるチャーター便	他の人の荷物と一緒に運ぶ混載便
積載サイズ（cm）	高200×奥194×幅141	高175×奥104×108
積載容量（㎥）	約5.4（単身パックの約3倍）	約1.9
ダンボールのみ	約44箱	約30箱
荷物到着	その日中（1日で全て完了）	2日以上
梱包資材	自分で用意する	自分で用意する
荷物の補償	300万円～1000万円	200万円
その他	搬入や運搬を手伝う必用あり/トラック同乗ＯＫの場合あり	搬入や運搬は業者が行う/トラック同乗ＮＧ

結論、赤帽はどんな人に向いているのか

赤帽に向いている人をまとめると、次のような人です！

それぞれの項目をもう少し具体的に説明しますね！

荷物が少ない人

赤帽は軽トラックで引越しをするので、大型家具・家電が多い人は正直厳しいといえるでしょう。

目安としては、ワンルーム程度の一人暮らしの荷物量まで。

ダンボールの数が多い人や、荷物が多い人は赤帽は不向きだと言えます。

近距離引越しする人

同じ区内・町内などの近距離引越しなら、安い見積もりが出やすい赤帽がだんぜんオススメです！

20kmを超えると追加料金が発生するのでおすすめできませんが、近距離であれば赤帽は第一候補にしておきたい業者です。

近距離引越しの場合、格安でやってくれる引越し業者もいると思いますが、赤帽の13,750円より安い料金の引越し業者はそんなに多くありません。

念のため、赤帽以外の業者からも見積もりをもらって料金を比較しておいて、赤帽が一番安ければそのまま赤帽にお任せしちゃいましょう！

搬入・搬出を手伝える体力のある人

赤帽はスタッフ（ドライバー）が1名しかいないので、時間内に作業を終了させるために積み荷や荷下ろしの一部を手伝わなくてはいけません。

引越し業者の場合は、作業員が1人でも基本的に作業員がすべての荷物を運んでくれますが、赤帽は依頼主が手伝うことを前提としています。

作業時間が長くなると料金が高くなるので、効率良く作業をしないと作業時間が大幅に遅れてしまい追加料金が発生するので注意しましょう。

赤帽にお任せするのは車の運転だけと割り切って、ほかの引越し業務は全部自分でやる意気込みと耐えられる体力を持っている方は問題ないでしょう。

赤帽は家具・家電1点のみ引越しにも対応可能！

単身パックは、ボックスサイズが決まっているのでシングルベッドや大型家具を運ぶことはできません。

ですが赤帽は軽トラックを利用するので、荷台に載るサイズの家具・家電なら運搬可能です。

冷蔵庫や洗濯機を自力引越ししようと考えているなら、赤帽に任せるというのも検討してみてくださいね！

赤帽で引越しした人の評判・口コミは？

それでは実際に赤帽を利用した方の口コミを紹介していきます！

• 引越し料金：1.8万円
• 引越し距離：東京都練馬区⇒東京都豊島区
• 引越し時期：2月下旬

寮の管理人に勧められて頼むことにしたが、値切るなどの交渉が苦手なので営業かがつがつしていないのがいい。運転手さんも淡々としていてよかった。

近距離の引越しでも他社と比較を！

20km以上の長距離引越しだと赤帽は不向きですが、近距離の単身引越しであれば赤帽はぜひ候補に入れておきたい引越し業者です。

近距離なら、ほぼ赤帽が一番安いと思ってもらって問題ありませんが、念のため相見積もりをとって「赤帽より安い業者はないか」探しておきましょう。

他社と比較してやっぱり赤帽が一番安い、という事であれば予定通り赤帽に依頼すればいいですし、赤帽より安い業者が見つかればそのままその業者に依頼しちゃいましょう！

まとめ

できるだけ費用を抑えて単身引越しをするなら、自分の荷物量と引越し距離にあわせて「赤帽」か「単身パック」を選ぶのがポイント。

荷物が多いのに単身パックで引越しをすると、ボックスに荷物が入らない・ボックス追加料金がかかって割高になる可能性があります。

一方、引越し先が県外なのに赤帽を使ってしまうとこれまた追加料金が発生し、費用は高くなってしまいます。

あなたの引越し条件に合わせて安い引越し方法・業者を選ぶためには相見積もりを取って比較するのが一番。

自分で相見積もりをとって比較するのが面倒なら、荷物量や引越し時期・距離を入力するだけで対応業者の見積もり料金をまとめて比較できる「一括見積もりサービス」がおすすめ。

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