赤口の引っ越しでも験担ぎは可能!日取りを変えなくても済む方法

2022.5.13

赤口の引っ越しでも験担ぎは可能!日取りを変えなくても済む方法
引越し業者探しがお済みでない方は

新生活のスタートを良好に切るために、やはり縁起のいい日に引っ越しをしたいと考える方はおおいです。赤口の引っ越しが、最も縁起が良くないといわれているのをご存知ですか。万が一、引っ越し先で何かトラブルに見舞われたとき、「縁起の悪い日に引っ越したせいだ!」と後悔はしたくないものです。

赤口の引っ越しはなぜ縁起が良くないといわれているのでしょうか。良くないといわれている理由がわかれば、どうしても日程を調節できないときも悩まなくて済むかもしれません。
今回のコラムでは赤口の引っ越しについて取り上げていきます。ご覧ください。

赤口の引っ越しはよくない?

六曜のなかで最も縁起が良くないとされているのは「仏滅」ですが、引っ越しにおいてはその仏滅よりも「赤口」が最も相性の良くない縁起の悪い日だといわれています。
仏滅は「仏陀が亡くなるほど良くない日」という意味合いで避けられる傾向にありますが、「滅びたのち再生する」という含みもあり、引っ越しにおいては新生活のスタートを切るのに悪くないと考えられています。

赤口が引っ越しにとって最も相性が良くないといわれる所以は、赤が「火」と「血」を連想させるからだといわれています。火事や怪我などのトラブルが引っ越しに付きまとうことがないよう、避けるべきだと考えられているのです。
赤口の引っ越しはよくない?

赤口の引っ越しを避けられないときの対処法【その1】

赤口は、縁起の良くない日となりますが、時間によって運気が変わります。
赤口は朝と夕方は「凶」で避けなくてはなりませんが、午前11時~午後1時は「吉」となります。その3時間で搬入など大切なことを終わらせるようにするという方法もあります。

しかし引っ越しは1日がかりで行うものです。それに引っ越しの繁忙期では、時間の指定も難しい場合が多いのが難点です。

ただ、午前中のスケジュールよりも、午後のスケジュールのほうが費用が安く設定されていることが多くあります。これは縁起が関係しているわけではなく、午前のスケジュールに押されると午後のスケジュールは開始予定に間に合わない可能性があるなど避ける方がいるため、需要が少ないことがあり、安めに設定されているのです。そのため、繁忙期であっても人が避けたい赤口で午後であれば指定がしやすいかもしれません。

また六曜で験担ぎをする方はまだまだ多くいます。赤口の引っ越しをあえて狙えば、費用面ではメリットがあるかもしれません。

赤口の引っ越しを避けられないときの対処法【その2】

験担ぎというように、やはり六曜は占いです。中国で発祥し日本に持ち込まれた歴史のあるもので、無下にはしたくないものです。六曜の中で最も引っ越しをするのに縁起が悪い「赤口」ですが、実は緩和させる方法があります。それは赤口の日に引っ越しが決まってしまった場合に有効ですので試してみてください。

引っ越しの日に一番近い「大安」の日を選びます。大安は文字からもわかるように最も縁起の良い何を行うにも吉日とされる日のことです。
この大安に、新居の厄払いを行うといいでしょう。

玄関やベランダに盛り塩をし、観葉植物など縁起が良いとされているものを運んでおくという方法です。ほかにも、鏡や仏壇を最初に運び込むようにするのも験担ぎとなります。小さなものでは、お茶碗やお箸を運び込むのが良いといわれます。毎日使うものを引っ越し業者の作業まえの大安に終わらせることや、縁起の良いものを大安の日に新居へ運び込むことで、引っ越しを完了させたことになるのです。赤口の日に運び込むものが多くても、運気に悪い影響が出なくなります。
赤口の引っ越しを避けられないときの対処法【その2】

縁起を気にしすぎる理由を書きだして気持ちを前向きに

ここまで赤口の日の引っ越しをどのようにすれば、縁起よく終わらせられるかについて書いてきましたが、どの方法も実行が難しい場合があるかと思います。

そのような場合気持ちが沈みがちとなり、嫌なことが起こらないか不安な気持ちでいっぱいになってしまうのは誰でもあることです。そのような暗い気持ちや焦りが、トラブルを引き起こしやすくしてしまうこともあります。ここで改めて考えたいのは、験担ぎはそこまで重要なことなのかということです。
赤口の日だから、仏滅だから必ず悪いことが起こるというわけではないはずです。

「そんなことは頭ではわかっている」と悩まれていらっしゃる方もいることでしょう。では、その不安はどこからきているのでしょうか。引っ越しという大きなイベントだから少しでも験を担ぎ、良いスタートを切りたいという気持ちはもちろんです。だからこそ少し立ち止まり、自身の気持ちを振り返ってみると新しい気づきを得られることがあります。不安は抑え込むのではなく、見つめ返してみると本質が見えてくることがあるものです。

六曜の縁起が悪い日に引っ越しをしなくてはいけないというだけが、引っかかる原因ではないことに気が付くかもしれません。不安の要因がどこにあるのか納得するまで、あらゆる不安を紙に書き出してみる方法は気持ちの整理に役立ちます。何と向き合えばいいのか、解決策はあるのか探ってみるのも方法です。
縁起を気にしすぎる理由を書きだして気持ちを前向きに

まとめ

赤口の引っ越しは、六曜の中で最も縁起が悪いといわれています。しかし、赤口であっても「吉」となる時間に作業を終わらせる工夫があります。時間内に引っ越し作業を終わらせることが難しい場合は、大安の日に縁起の良いものを新居に運び入れることで厄を払うことができます。

大切なのは日取りだけではなく、新しい生活を気持ちよく始めるための気持ちづくりです。どうしても赤口や仏滅など縁起の悪いといわれている日の引っ越しを避けられずに気になってしまう場合は、なぜそこまで気になるのか原因を追究してみましょう。新生活に不安を持ち込まない方法を考えることで、新しい気づきが生まれる可能性があります。

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