
主に店舗や駐車場などで見られるシャッターは、経年劣化により徐々にサビがでてきてしまいます。
また、シャッターの動作不良を招く恐れもあり、早急に対策しなければなりません。そのための手段として、シャッターの塗装を塗り替えるという選択をする方も多いと思います。
そこで今回は、シャッターの塗装について詳しく解説していきますので、是非作業やご依頼の際にお役立てください。
目次
シャッターを塗装するタイミングは?
まずは、シャッターの塗装は、いつ行ったらいいのかについて説明していきます。シャッターの耐用年数は、油性塗料を施されていることが多いため、比較的長く持つと言われています。
しかし、耐用年数を過ぎると、経年劣化などにより徐々にサビが目立つようになります。そのため、景観を損ねたり動作にも影響が出てしまう恐れがあります。
シャッターの塗装の塗り替えは、外観の劣化が見られたときに行うのがいいでしょう。
自分で塗装するか?業者に依頼するか?
シャッターの塗装は、一般的には業者に依頼する場合が多いと思います。
しかし、必要な知識と道具をそろえれば、自分で行うことも可能です。ここでは、シャッターの塗装は、どちらの方法で行った方がいいのかということを、メリットとデメリットを交えて説明していきます。
自分で行う場合
自分でシャッターの塗装を行った場合、費用を限りなく抑えることが可能です。そう思って自分で行う方もいるでしょう。
また、ホームセンターなどで販売されている塗料も豊富にそろっており、機材も比較的簡単にそろえることが可能となりました。
しかし、塗装作業にはある程度の技術が必要であり、自分で行うと塗装にムラができたり、シャッターの動作不良を起こす場合もあります。
業者に依頼するメリット
塗装技術と経験がある業者であれば、適切な作業を行うことができ、ムラのない仕上がりが期待できます。
また、シャッターの動作不良についても解消できる場合がありますので、安心してまかせることができるはずです。
反面費用が高くなることや、なかには悪い業者に依頼して大きな損をしてしまうこともあります。そのため業者に依頼する場合は、信頼でき適切な見積りを提示してくれる業者を選択しなければなりません。
シャッター塗装の相場
業者に依頼したいとお考えの方のなかで、シャッター料金はいったいどれくらいの費用がかかるのか、気になるところだと思います。
ここからは、シャッター塗装の費用相場について触れていきますので、是非ご依頼をお考えの際は参考にしてみてください。
シャッターの塗装費用は、塗料を使う量によって決まることが多いです。
そのためサイズの大きなシャッターであれば、通常よりも費用が高くなりがちです。一般的なシャッターの塗装価格の相場としては、50,000円程度と言われており、この料金を基準として変動することが想定できます。
自分で塗装する場合は、人件費や作業費を大きく抑えることができ、半分以下の費用に抑えることができることが多いです。もし業者に依頼する場合は、事前にしっかり見積りをとって、ご自分がしっかり納得する価格で行うことをおすすめします。
そのためには、複数の業者の見積りを比較し、最適な業者を選びましょう。
シャッター塗装の手順
シャッターの塗装は、どういった手順で行われるのかについて説明していきます。ご自分で行う場合はもちろん、業者に依頼する場合は、正しく作業をしてくれる業者を探さなければなりません。
そのためにも、ここでしっかりシャッターの塗装の手順について確認し、認識を深めていきましょう。
・サビを落とす
まずは劣化しているシャッターのサビをしっかり落とします。専用の研磨剤や、サンドペーパーを使用し、根気強く作業を行います。
・シャッターの洗浄
サビを落とす作業で付着した粉や、シャッターに蓄積した汚れをしっかり落としていきます。電動シャッターの場合は、水洗いすると故障の原因ともなりかねませんので、注意が必要です。
・養生する
汚れをきれいに落としたら、余計な部分に塗料が付着しないよう、マスキングテープなどで養生します。
・サビ止めを塗る
下地となるさび止めをムラなく塗っていきます。仕上げの塗料としっかり密着させるために、丁寧に作業することが大切です。
・仕上げ塗装
シャッター塗装は、基本的に3段階に分かれており、中塗、上塗りの順番で塗装していきます。
何度も塗ることで、しっかりムラのない作業をすることが可能です。
しかしながら、あまりにも厚塗りしてしまうと、シャッターの稼働に影響が出てしまうことがあるため、もしご自分で作業する場合は気をつけて作業しましょう。
塗装のポイント
シャッターの塗装を行う際は、大切なポイントがあります。いったいどんなことに気をつけなければならないのか、しっかり確認していきましょう。
・丁寧なケレン作業
ケレン作業とは、塗装前にしっかりサビや汚れを落とす作業のことを指します。
既存の塗装や汚れなどをしっかり落とさなければ、新しい塗料が密着しづらくなるとされています。そのためケレン作業をしっかり行い、新しい塗装がしっかり浸透するように丁寧に作業しましょう。
・サビに強い塗料を使う
新しい塗料を塗る場合は、既存のものと同じではなく、なるべくサビに強い塗料を使用することがおすすめです。
経年劣化によりサビが生じてくる場合が多いですが、環境によってはそれよりも早い時期にサビが発生することがあります。
ご自分の環境をしっかり把握し、少しでもシャッターが長持ちするためにサビに強い塗料を使うのがいいでしょう。
まとめ
シャッターの塗装は、必要な器材もそろいやすく自分で行いやすくなりました。費用も大きく抑えられしっかり正しい手順で行うことができれば作業を完遂することも可能です。
もしご自分で作業するのが難しいという場合は、適切な作業を行うことができるプロに相談することも有効です。
その際は、しっかり納得できる業者を探し、適切な見積りを提示してもらってから依頼するのがいいでしょう。
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