スマホのアプリには便利なものがたくさんあります。ですが最近、スマホのアプリをつかって、盗聴・盗撮を行うという事件が増えています。スマホは非常に身近なものです。常にそばに置いているという人もいるでしょう。
気付いていないだけで、被害にあっているかもしれません。今回はアプリを使った盗聴・盗撮についてみていきましょう。
目次
スマホに盗聴・盗撮アプリが仕掛けられているかも?
盗聴・盗撮といえば、目的の部屋に専用の機械を仕込んで行うというものを想像する人が多いと思います。しかし、最近はスマホのアプリを使って行われることが増えてきました。実際に女子大学生のスマホにアプリをインストールし、盗撮行為を行った人物がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されるという事件もありました。
盗聴・盗撮できるアプリは誰でもインストールすることができます。
持ち主にみつからないようにこっそりとアプリをインストールしておけばそれだけでいいので、盗聴器や小型カメラを使用して盗撮・盗聴するよりも簡単に盗撮できるようになっています。
遠隔操作ができるもの、録音・録画機能のあるものが、知らないうちにインストールされていたら盗聴・盗撮されている可能性があります。
アプリによる盗聴・盗撮は身近な人物が犯人ということが多いです。身近な人物であれば持ち主が見ていない隙にアプリをインストールすることも簡単に行えるからです。恋人や夫婦間で行動を監視するためや元交際相手へのストーカー行為として私生活を覗き見るなどの被害事例があります。さらに自宅に侵入され使わなくなった端末にアプリをダウンロードされるケースもあります。スマホを貸したり、勝手に触られたりすることがないように注意しておきましょう。
また、自分でインストールしたアプリでも注意が必要です。
ツールなど別の機能に偽装した盗聴アプリである場合があります。盗聴できるものと知らずに使っていて、最後まで盗聴されていたことに気がつかないということもあるでしょう。
公式ストアは厳しい審査をしています。危険なアプリはインストールできないようになっています。アプリをインストールするときは公式ストアからのみにしましょう。
もともとは何のためのアプリなの?
盗聴・盗撮アプリと聞くととても悪いものに思えます。しかし、実際に盗聴・盗撮に使われているアプリは、本来は別の目的のために作られた物であることが多いです。
盗聴・盗撮に使われるアプリ
・遠隔操作できるアプリ
スマホを紛失したり盗難にあった際に、パソコンからスマホの現在地をチェックしたりするためのもの。写真を撮影できる機能もあるので、スマホが無くなってもどこにあるのか特定しやすくなります。
スマホを遠隔操作できてしまうため、悪用されると、写真や音声の撮影・録音だけでなく遠隔操作で位置情報、通話発信、データの消去、不正アクセスなどされる恐れがあります。また、アイコン非表示にできるものもあるようです。
このようなアプリは夫婦やカップルの片方がパートナーのスマホに勝手にインストールする事例が多いようです。
・音があるときだけ録音するアプリ
自宅にペットや子供がいる際に、録音することで状況を確認できるものや、寝言を録音するためのアプリです。
スマホにデフォルトで付いている録音機能と違い、音に反応して録音されるため、起動に時間もかからず長時間の録音が可能です。また、使用方法や設定によってはスマホを起動させることなくロック画面のまま録音することもできるようです。使っていない古い端末など入れられたりすると、気がつかないことがあります。
・ホームセキュリティ用のアプリ
録画や会話のできるもので、離れた場所からでも自宅の状況を確認できます。
動体検知の機能を持っているものも多くあり、動きに反応して動画の撮影が開始されます。このアプリも使っていない古い端末にインストールされ、監視カメラ代わりになっているケースが多いようです。これらは充電状態にしておけば電源が切れることなくビデオカメラとして機能します。
盗聴・盗撮に使用されるアプリは公式ストアからインストールできるものもあり、正しい使い方をすればとても便利で生活に役立つものです。
盗聴アプリがスマホに入っていないか調べる方法
盗聴・盗撮アプリは気づかれにくいもので、勝手に入れられていても知らずにそのままずっと監視されていたという場合も多いようです。自分のスマホに盗撮・盗聴アプリが入っていないか調べるにはどうしたらいいのでしょうか?
すべてのアプリをチェック
盗聴・盗撮アプリが入れられているかどうかは、スマホ内にインストールされているアプリを一つずつ、すべてチェックするのがおすすめです。
もしも見覚えのないアプリがあれば、起動させずに一度アプリ名を検索してみましょう。
録音、録画のできるアプリであれば盗聴・盗撮をされている可能性が高いといえるでしょう。
電池消費量の確認
アプリの中には非表示にできるものもあるため、アプリをすべて確認しても気がつかないこともあるでしょう。この場合、電池の消費量を見てください。遠隔操作はスマホの持ち主の意図していない動作が増えます。その分電池が消費されているので、スマホをあまり使わないのに電池消費が激しいという場合は一度確認してみることをおすすめします。
セキュリティソフトを使う
ウイルス情報として登録されているアプリはステルス性の高いものでも、セキュリティソフトでスキャンすれば検出されることがあります。グーグルやアップルのIDやパスワードを知られていなければ、発見したアプリを削除することで、これから先盗聴されることはなくなるでしょう。
スマホに盗聴アプリが入っている場合の対処法
もしも、スマホに盗聴アプリが入れられていた場合、どうすればいいのでしょうか?一番に思いつくのはアプリの削除です。端末に直接アプリを入れていた場合、削除すれば盗聴されることはないでしょう。
ただ、犯人がアカウント情報などを知っていて、遠隔操作でアプリを入れている場合、アプリを削除しても、また、知らないうちにインストールされているということがあります。アカウント情報の変更を行い、端末の初期化、買い換えをするのがいいでしょう。
まとめ
盗聴、盗撮はアプリを使用して簡単に行うことができてしまいます。犯人は身近な人という場合も多いようです。他人にスマホが触られることのないように管理し、画面ロックをして自分以外は操作できないようにしましょう。
盗聴・盗撮のアプリが入れられていた、盗聴されているかもしれないと不安に感じたら、専門業者に相談してみるのもいいかもしれません。
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