盗聴器の有効な見つけ方とは?盗聴器が仕掛けられやすい場所一覧

2021.4.30

盗聴器の有効な見つけ方とは?盗聴器が仕掛けられやすい場所一覧

盗聴器は自分で発見することができるのでしょうか?発見することができたとしても安全に取り除くことができるのでしょうか?盗聴されているのを放置することで、重大な事件や更なるトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。個人情報の流出やプライバシーを守るためにもここでは盗聴器の見つけ方について考えていきましょう。

自分でもできる?盗聴器の見つけ方

もし自分の住む家に盗聴器が仕掛けられていたらどう思いますか?不安で夜も眠れないかもしれません。しかし盗聴器が自分の住宅に仕掛けられているなど夢にも思わないという方がほとんどでしょう。ですが盗聴器は1年間に何十万台も出回っていると言われているため、他人事ではありません。また、ありとあらゆるものに仕掛けられ、賃貸住宅にお住まいの方だけでなく一軒家にお住まいの方も注意が必要です。そんな盗聴器を自分で見つけることはできるのでしょうか?

盗聴器が仕掛けられているサイン

・自分以外の誰かが家に入ることができるときがある。
・電話をしているときに変な雑音が入る。
・電話をかけると話し中が多いと言われる。
・いたずら電話が増えた。
これらは盗聴器が仕掛けられているときに発生することのある特徴です。心当たりがある場合は盗聴を疑ってみてもいいかもしれません。
誰が何のために盗聴器を部屋の中に設置するのでしょうか。仕掛ける理由は様々ですが、やはりストーカーによる嫌がらせ目的が多いようです。また、浮気調査や遺産相続でもめている場合の素行調査など家族や身内に当たる関係の人物が仕掛けているケースもあります。さらに、盗聴マニアが好奇心から仕掛ける事例も少なくありません。こういった問題を抱えている場合も盗聴の危険性を疑った方が良いでしょう。

盗聴器の見つけ方

盗聴器は目視では発見できないよう小さいものが多いです。テレビの裏、エアコン、掛け時計など設置場所として都合がよい場所がいくつかあります。さらに一般家庭に置いてある電化製品やぬいぐるみ、電卓などに偽装されたものも出回っています。部屋に仕掛けられる場合、盗聴器と一緒にカメラも仕掛けられることもあるため注意が必要です。自宅に身に覚えのないものがある場合は確認してみるとよいでしょう。
しかし実際に盗聴器なのかを判断することは難しいため、業者に依頼したほうがよいかもしれません。

盗聴器調査の内容と費用とは?盗聴に関して知っておきたいことまとめ

よく聞くコンセントは本当に盗聴器が多いの?

コンセントに挿すだけの盗聴器は設置が簡単であるという特徴から、設置される可能性の高い盗聴器の1つです。最もよく見ることのできるコンセント型の盗聴器は「コンセントタップ型」と呼ばれています。一般のコンセントタップと同じような形をしているため、盗聴器かどうかの判断が難しいです。コンセント型のものはコンセントから取り外せば、効果を発揮しなくなるので、取り除くことは簡単と言われています。

盗聴器の種類はコンセント型のものだけではありません。コンセントの裏に取り付ける「クリップ型」、パソコンのマウスに取り付ける「マウス型」などがあります。これらは電池を利用した電池式であれば長くて2か月程度の寿命ですが、AC電源やUSBケーブルから電源を確保するものは半永久的に電波を飛ばしてしまいます。また、マウス型は取り外しが簡単ですが、クリップ型は取り外す際に、ショートしてしまう危険性があります。発見したら警察に通報した方がよいでしょう。

他に発見や取り外しが難しいものとして電話回線に仕掛けられるタイプのものがあります。このタイプの盗聴器は電話が通話状態になると電波を自動的に送信し、仕掛けた本人が回線を使って通話内容を盗聴するものです。電話機の内部や家から伸びる電話線やマンションの電話回線集合機に盗聴器を設置します。設置が困難な分、発見も難しくなります。

家以外では車に盗聴器が仕掛けられることも

盗聴器といえば、室内に仕掛けられることが多いのではと思うかもしれません。しかし実際には家以外にも、車に盗聴器が仕掛けられることがあります。

車にも盗聴器が?

なぜ車両の中に仕掛けるのかというと車内では「本音」を言いがちなため、車内の盗聴は浮気や不倫、人間関係を調べるのにとても有効な手段だからです。他にも社用車に仕掛け、企業の機密事項や個人情報、従業員の監視などにも利用されるなど用途は様々です。

車内で盗聴器が取り付けられる可能性が高いのは、「ダッシュボード」、「ルームランプ」、「シートの下」などです。その他にも狭い隙間に盗聴器が仕掛けられることがあります。車内の掃除をする時は、ついでにこれらの場所に盗聴器が仕掛けられていないか確認してみましょう。

盗聴器だけではない?

車に仕掛けられる機器は盗聴器だけではないと言われています。実際に多く発生しているのが、GPSを設置される被害です。車を運転している人の正確な位置情報を知ることができるので、行動の把握や、出かけている間に家に空き巣に入られるといった可能性もあります。このような被害をださないためにも日頃から、車の中のものには気を配っておきましょう。

盗聴器の調査方法は?誰でも盗聴される危険はある?被害と対策まとめ

盗聴器を確実に見つけるためには専門業者を!

家に盗聴器が仕掛けられているのではないかと疑ったとき、自分で調査できるのでしょうか?それとも業者に依頼すべきなのでしょうか?

自分で調査!

盗聴器の有無を自分で調査をする場合はFMラジオや特定の周波数帯の電磁波に反応する電磁波検知器を使った調査方法がよく行われます。室内に仕掛けられた盗聴器の多くはアナログ電波を飛ばす無線式のため、盗聴の電波の使用周波数帯にFMラジオや検知器を合わせると盗聴電波を傍受することができます。このように対応受信機を使った受信方法を用いて自分で盗聴器調査をすることで、安い機材で、自分の好きな時に調査をすることができます。また業者に料金を支払う必要がないので、全体的にコストを抑えることができます。
しかし最近ではFMラジオや検知器による傍受を防ぐため、FM帯ではなくUHF帯という周波数帯を使用されるもの、電波の受信可能距離を伸ばすため携帯電話やスマホを改造したデジタル電波を使用したものなどが普及してきました。また、マイクと録音機がセットになった有線式のものや壁に当てて音声を聞くコンクリートマイク、音声起動式の盗聴器などは検知できません。これらの盗聴器の調査には専門的な知識が必要であるため、調査結果の信頼性という面では疑問が残ってしまうでしょう。

※FMとUHFの違い

盗聴器を探すために、FMラジオが使えると上記で書きましたが、最近はUHF帯に移行しているので難しくなってきた、と書きました。
同じ電波なのになぜこのような違いが出るか分かりますか?
FMラジオで捉えられる電波はVHFと呼ばれる周波数帯域のことを指します。帯域は30MHz(メガヘルツ)を超え300MHzまでとなっています。
消防無線や警察無線など公共の無線として使用されることが多い帯域です。
一方、UHF帯は現在の地上デジタル放送、携帯電話などに使われる周波数帯です。周波数帯は300MHzを超え3000MHzとなっています。
周波数帯が違えば受信するためのアンテナも異なるので、FMラジオでは最近のUHF帯を使う盗聴器は発見できない、というわけです。

業者に依頼!

業者に調査を依頼することにはどんなメリットがあるのでしょうか?一番に言えることはよい機材を使って調査ができる点です。自分で機材を購入する場合はあまり高いものに手をだすことはできないと思います。一方、探偵事務所や興信所など盗聴器調査のプロである専門業者に依頼すれば、精度の高い機材を使って調査することができるため、安心の調査結果を得ることができます。また通常の発見方法では見つけづらいものも独自のシステムで調査を行い発見できる可能性が高まります。調査費用は自分で行うよりも高くなってしまいがちですが、信頼できる結果を買うと思えば安いものかもしれません。専門業者は数多くありますが、調査方法や費用に関してしっかりとした説明をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

盗聴器対策で大切なことは、家の中の確認をこまめに行い、何か違和感を覚えたら、業者に調査を依頼することでしょう。誰かに監視されたり会話が筒抜けになったりしていると感じながら生活することは不快感もありますし、何かがあってから対応するのでは遅いです。盗聴器に関しての悩みや相談などがあるのであれば専門の業者を利用しましょう。

盗聴器の被害で困っている方へ

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「盗聴器調査」をご覧ください。

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