おしゃれ和室に大変身！障子をおしゃれにして和室を楽しもう！

近年和室の家が減っているとはいえ、やはり日本人にとって和室は落ち着く空間です。和室といえばやはり畳、そして障子ですよね。しっかりと和紙が張られている障子を見ると気持ちも引き締まることでしょう。しかし、障子は時間が経てば劣化してしまいますし、不意の行動や子ども、ペットのいたずらなどで破れてしまうこともあります。

「障子の張り替えってどうやればいいかわからない」「何年も同じ障子を使っているけれど気にならない」という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実は、障子の張り替えをする際にちょっとした工夫を加えるだけでご自宅の和室の空間をおしゃれに変身させることができることをご存知ですか？今回は、障子の張り替え方法や障子のおしゃれなリメイクについてご紹介します。

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障子の張り替え方と必要な道具

障子をおしゃれに変身させる前に、基本的な障子の張り替え方法について見ていきましょう。まずは張り替えに必要な道具を揃えましょう。

• 障子紙（紙の種類については後述します）
• 障子用の糊
• 障子紙剥がし剤
• 刷毛
• 定規（障子用のものが使いやすい）
• カッターナイフ
• スポンジ
• ビニールシート
• 雑巾
• マスキングテープ

部屋で障子の張り替えを行う際は床などが汚れる可能性が高いですのでビニールシートや新聞紙を敷いておくことがおすすめです。必要な道具を揃えることができたら、早速以下の方法で障子の張り替えをしていきます。

どれがいい？障子の種類と特徴

障子をおしゃれにリメイクするために、障子の種類やそれぞれの特徴についても知っておきましょう。私たちが普段何気なく目にする障子には、実は様々な種類があり、それぞれのデザインによって室内の雰囲気が変わります。ご自宅の障子がどの種類のものなのか調べてみるのも楽しいかもしれません。

縦繁（たてぐみ）障子

縦の組子を多く組み込んだ障子。主に関東地方で好んで使われます。

雪見障子

障子の下部分にガラスがはめ込まれており、室内から外の景色を楽しむことができるようにデザインされた障子。

腰付き障子

障子全面を紙で貼らず、下部分に腰板と呼ばれる木の板を設けた障子で、障子紙にも様々な種類のものがあります。続いては障子紙の種類と特徴についてそれぞれ見ていきましょう。

プラスチック障子紙

プラスチックのフィルムを障子紙の裏面に接着したり、障子紙でプラスチックのフィルムを挟んだもの。抜群の強度を誇るため公共施設やホテルなどの宿泊施設でよく使われています。

アイロン障子紙

水や糊を使わずに張ったり剥がしたりすることができる障子紙です。初心者でも比較的簡単に扱えるため、主流となりつつあります。

おすすめのおしゃれ障子3選

ここからは、障子のおしゃれなリメイク方法にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

DIYで今の障子をプチリメイク

ここまで様々な障子の種類やリメイク方法をご紹介しましたが、次は実際にご自宅の障子をリメイクしてみましょう。最近では、張り替え用の障子紙にもおしゃれな柄のものが出ていますので「自分で布や紙を選んで貼るのは勇気がいる……」という方でも手軽にリメイクすることができます。

また、リメイクに使える紙や布、シートなどは手芸店やホームセンターで入手でき、通販も使えるので敷居が低いです。

まとめ

和室の一部、障子をおしゃれに少しアレンジするだけで部屋のイメージチェンジができてしまうのは嬉しいですよね。障子を貼り替えてアレンジしたい方はここでご紹介した張り替え方法もご参考にして下さい。

今の和室の雰囲気に飽きてしまった方や、障子の張り替えをそろそろしようと思っている方……気分転換に手軽な障子リメイク、ぜひ始めてみませんか？障子の張り替えは、きれいに張るのは技術が必要な作業であるため、適切に作業できる業者に依頼するのが賢明ではないでしょうか。