網戸の枠の種類やネットの材質を知ろう!効果や交換時期の見極め方法

2022.10.21

網戸の枠の種類やネットの材質を知ろう!効果や交換時期の見極め方法

皆さんは網戸が何種類あるか知っていますか?さまざまなタイプがあり、ネットの種類もたくさん存在します。また、色も複数種類があり混乱してしまうかもしれません。一体どのような網戸を選べばいいのか。また、張り替えるタイミングはどうなっているのか。疑問は多々あると思います。そこで今回は、網戸の種類や張り替えるタイミングについてご紹介します。

選び方のコツ①:網戸の枠の種類と特徴

網戸の種類は大きく分けて4種類あります。タイプと特徴を以下にまとめました。

パネルタイプ

最も普及している一般的な網戸です。ホームセンターですぐに買うことが可能で、ネットを張り替える作業も簡単に行うことができるでしょう。また、最近はカートリッジタイプという網だけを外すことができるものも登場しました。枠ごと外す必要がないため、交換や水洗いがより簡単に行うことができます。

アコーディオンタイプ

使わないときは、楽器のアコーディオンのように折りたたみ収納できるタイプで、またの名を「プリーツ網戸」といいます。必要のないときは折りたためるので、窓の景色をより楽しむことができるようになっているのが特徴になっており、大きな掃き出し窓や勝手口の扉などに使用されています。

デメリットとしては、折りたためる分掃除がしづらい、風が強いと膨らんでしまい隙間ができてしまう、価格が高いというものがあります。また、ネットの張り替えもできるものとできないものがあり、確認する必要があります。

ロール式(横引き、縦引きタイプ)

網をロールで巻き取ることができるタイプです。網戸を操作するひもやチェーンがあり、網を巻き取るボックスが窓枠の上にあるか横にあるかで横引きタイプか縦引きタイプにわかれます。デメリットとしては網の裏を掃除することが難しく、虫を巻き込んでしまうこともあるという点が挙げられます。

パネルタイプの網戸が取り付けられない窓向けの枠になるでしょう。

折戸式

アコーディオンタイプをさらに進化させたような感じであり、窓に使われるよりも玄関ドアによく使用されています。出入りの際の邪魔になりづらく、風の通り道になることもできます。

どの枠にもメリット、デメリットがあります。どのようなものが必要なのかを考えて、最適なものをお選びください。

網戸の枠の種類

選び方のコツ②:網戸のネットの材質

枠の種類を決めた後は、網戸のネットの種類を決めることになります。こちらも大きく分けて4種類あります。こちらも、タイプと特徴を以下にまとめました。

ポリプロピレン

一般的に使用されている材質で、価格が安いのが特徴です。カッターナイフで切ることが出来るため、比較的簡単に張り替えることが可能です。しかし、その分後述の種類よりも耐候性(変質や劣化を防ぐもの)が低いため、5~10年を目途に張り替える必要があります。

ポリエステル

ポリプロピレンに比べ線が太く強度が増しています。強度が増しているため、ペット用の網戸として使用されることもあります。

グラスファイバー

熱に強く、たばこの火を落としてしまっても影響がほとんどありません。この性質を活かして、日差しの強い場所やキッチンなどで使用すると活躍できるでしょう。

ステンレス

金網の一部になり、他の網とはけた違いの強度と耐久性を誇ります。防犯目的として選ばれる他、ペットが引っかいてもビクともしないため人気があるネットです。その代わり少々値段が高めに設定されています。

どのネットも長所と短所がはっきりしています。網戸の種類を目的に合わせて決めましょう。


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網戸のネットは色によって効果が異なる

網戸のネットの色も重要な要素のひとつです。色によってどのような効果があるのでしょうか?こちらも以下にまとめました。

ブラック

網目が見えづらいため、景色がよりクリアに見えることが特徴です。外からもクリアに見えてしまうため、プライバシーの面ではよろしくないでしょう。また、人の出入りが多いところで使用すると、網戸があることを認識できず激突してしまう恐れがありますので、注意が必要です。

グレー

ネットに光が当たり反射、拡散することで視線を遮ります。その反面景色なども遮られてしまうでしょう。

ホワイトグレー

文字通りグレーよりも白くなったため視界を遮る効果が上がっています。もちろん景色などを遮る効果も強くなっております。

マジックネット

内側が黒く、外側が白や銀などになっており、内側の景色はクリーンで外側からの景色は
遮られる、というものになっております。両方の良いところを取っているのですが、その分値段も少々高いです。網戸の種類とは枠、ネット、色によって変わっていきます。好みに合わせて選ぶといいでしょう。

網戸の交換が必要になるタイミングの見極め方

網戸はどの種類でも年中雨風にさらされ、日光にもさらされるため損傷が激しくなりがちです。穴やへこみなど網が大きく破損してしまったとき、もしくは汚れがひどいときが網戸の張り替えのタイミングになります。陽当たりが良く、開閉頻度が高い場合は2年程度で張り替えるが必要です。

その他の箇所も4~5年ほどでゆるんでくる恐れがあるため、たまにはチェックするようにしましょう。

まとめ

網戸の種類はおよそ4種類あり、ネットの種類も4種類あります。また、色を選ぶことにより好みに合わせた網戸ができあがるでしょう。ただし、網戸の種類によっては自力で網の張り替えを行うことが困難な場合があります。そのような場合は一度専門業者へ連絡を取り、網戸の張り替えを依頼するといいでしょう。

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