
障子は和室に光を取り入れるために必要なものです。障子枠の種類は様々にあります。そこで選ぶのが難しいと感じる方も多いと思います。障子の一部にガラスが使われていると、印象も変わります。
木の質感もお部屋の印象に大きく影響するので、障子を選ぶときには注目するといいでしょう。
今回は障子の枠組みの種類や、選ぶときのポイントについてご覧ください。
障子枠の種類には何があるのか
障子枠の種類は様々で、一見同じように見えても、枠の形や木の種類、大きさなどに違いがあります。
障子枠の種類 ――組み方の違い
障子の組み方は地域や目的によって様々な種類があります。
・荒組障子
縦横の組子の間隔が大きい障子。住宅の和室に一般的に用いられているものです。
障子と言ったらまずこの形を思い浮かべる人も多いでしょう。
・横繁障子(よこしげしょうじ)
横方向の組子が通常よりも多く組み込まれている障子。関東地方でよく使われる組み方です。
・縦繁障子(たてしげしょうじ)
縦方向の組子が通常よりも多く組み込まれている障子。関西地方で好んで使われています。
・腰付障子
下部分35㎝ほどの高さまで腰板を貼った障子。腰板に絵や柄が書かれたものもあります。腰付障子の中には半分程度まで腰板を貼った高腰障子というものもあります。腰板には襖貼りが施されているものもあります。
・雪見障子
腰付障子の下部分がガラスになっていて、上下に小さな障子が当て込まれているもの。
・雪見(摺上げ)障子
障子の建具内に小さな障子がはめ込まれ、上下左右に動せるもの。
・猫間障子
障子の一部ガラスをはめ込み、その部分を開閉できるように小障子を組み込んだもの。本来は障子を締め切った状態で猫が出入りできるように細工されたもので、ガラスがはめ込まれていませんでした。しかし、家の気密性を考え、現在の形になったと言われています。
障子の一部を気分によってガラスにしたり、障子紙にすることができる障子枠です。
障子紙を張り替える際には分解が必要なこともあり、自分で張り替えるのは難しいかもしれません。
貼り替えを行う際は業者に頼むといいでしょう。
障子枠の種類 ――木の違い
障子枠は、組み方だけでなく、使われている木も様々です。
・赤杉
赤杉は高級造作材として長年使用されています。赤みを帯びた芯材で、杉独特の柔らかさと上品さがあります。
・備州ヒノキ
座敷の障子にはヒノキが使用されていることが多いです。その中でも備州ヒノキは緻密で均質です。産地によって性質が異なります。建具材は安定した人気があります。
・米ヒノキ
輸入の木材。芯材は黄褐色か桃褐色で、日本のヒノキよりも色が濃いめ。米ヒノキは耐久性と加工性に優れていて、製品の仕上がりがいいのが特徴です。ヒノキと材質が似ているため、代替品として多く用いられています。
・米杉
ネズコ(ヒノキ科)と同種ですが、杉とは違い米杉徒呼ばれます。表面の仕上がりは中級クラス。稀にアレルギー症状を引き起こす原因となるため使用には注意が必要です。
こちらも米ヒノキと同様、輸入木材になります。
・スプルース
木目がまっすぐで、木肌は密で加工性に優れていて、繊維が強い木です。繊維方向への強い摩擦により、表面が剥げることがあります。日に当たると色焼けします。
一般住宅の障子に最も使われている木材です。
障子枠の種類 ――サイズの違い
障子は基本的に幅が950㎜以内のものが多いです。
普通サイズが幅950㎜以内、高さが1900㎜以内です。
丈長サイズという高さ1851~2100というサイズのもあります。
天袋サイズも幅は950㎜で、高さが650㎜と小さくなっています。
中サイズという幅950㎜、高さ1700㎜もあります。
幅広サイズは幅が1330㎜以内、高さが2100㎜以内と、幅も高さも普通サイズより大きくなっています。
障子枠の種類を決めるときのポイント
障子枠の種類を決めるには、障子をどこに設置するかと、障子の周りの素材が重要になります。
まず障子のサイズですが、これは天井の高さなどが決められているため、必然的に収まるものを選ぶことになります。
次に、障子枠に使う木を何にするかですが、これは部屋に使用されている他の木材との相性を考えてあげるのがいいと思います。
色味や質感が部屋とマッチすることで、統一感が生まれます。
障子枠選びで最も難しいのが、組み方を選ぶことだと思います。
障子は襖と違い、光を通します。外に面している部分に使用されることも多く、カーテンのような役割を果たしています。
光をあまり入れたくないという場合は腰付障子を選ぶといいかもしれません。
庭の景色を楽しみたいという場合は、雪見障子がいいでしょう。
ガラス部分から外を見ることができ、部屋にいながら季節を感じることができます。
雪見障子はガラス部分から光も取り入れるため、部屋を明るくすることもできます。
また、障子紙は破れたりした場合に自分で貼り替えを行う予定であれば、猫間障子は張り替えが難しいため、荒組障子にするのがよいでしょう。
縦繁障子や、横繁栄障子も自分で張り替えることは可能ですが、組子が多いため、剥がすときやのりを付ける作業が少し大変かもしれません。
まとめ
障子枠は組み方や使われている木材、大きさが様々です。障子枠の種類を選ぶときは、部屋の雰囲気や色味、光の取り入れ具合などを考えましょう。
また、組み方によっては自分で張り替えることが難しいものもあります。自分で張り替える予定がある場合は、張り替えやすいものを選びましょう。
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