ガレージの屋根修理は、パネルが1~2枚壊れた程度なら自分でおこなうことができます。同じものを新しく購入して張り替えるだけで修理することができるからです。
そのため、まずはガレージの屋根の状態を確認して、自分で修理するか業者に頼んだほうがよいのか判断しましょう。当記事ではガレージの屋根修理を自分でおこなう方法や、業者に依頼したときの費用相場をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずはガレージの屋根の状態を確認しよう
ガレージのパネルが数枚壊れている程度なら、自分で修理することができるかもしれません。修理方法は「【DIY】ガレージの屋根修理の手順」で解説していますので、チャレンジをしてみてください。しかし、ほとんどのパネルが壊れている場合や、支えているアルミ枠も壊れているなどの場合は、DIYでの修理はむずかしいことでしょう。
背の高さ以上の位置にあるパネルを何枚も修理するのは、大変骨の折れる作業であるためです。また、アルミ枠が壊れているということは屋根の強度に問題があるかもしれないので、作業になれてない方には危険かもしれません。
そのときは業者に修理を依頼することも検討しましょう。業者に依頼する場合の費用相場は「業者によるガレージ屋根修理の費用相場」で紹介しています。
また、ガレージの屋根が壊れた原因が台風などの自然災害なら、火災保険を使うことができるかもしれません。もし思い当たる場合は、次にご説明する保険申請方法を確認して保険会社に連絡してみてください。
自然災害による屋根修理は火災保険が使える
火災保険に入っているのであれば、契約内容によってはガレージの破損に保険が適用できるかもしれません。ガレージも家(建物)の付属物とみなすことが一般的であるからです。ここでは、どのような破損が保険適用の条件に当てはまるのか、また実際の申請方法をご説明します。
・火災保険が使える条件
一般的にガレージの破損に火災保険が適用される条件は、台風、降雪、落雷などの自然災害による被害です。しかし、保険会社によっては補償対象ではない場合もあります。
ほかにも、修理金額が20万円以上であることや、破損から3年以内の申請に限るなどの条件がある場合がほとんどのようです。該当するかどうかは、ご自身が加入する保険証券をご確認ください。
・申請の流れ
次に火災保険の申請方法です。各保険会社によってこまかい手続き方法はことなりますが、ここでは一般的な申請方法をご紹介しています。
- 保険会社に連絡をして火災保険を申請します。
- 修理業者に現地調査を依頼して、見積書と調査報告書を作成してもらいます。
- 業者が作成した見積書と調査報告書を保険会社に提出をして、損害の報告をしてください。
- 保険会社の判定後、保険金が支払われます。
- ガレージの修理を業者に依頼します。
このように、火災保険が適用されるには、業者の見積書と調査報告書が必要になります。そのため、DIYで修理をした場合は火災保険の申請ができませんのでご注意ください。
【DIY】ガレージの屋根修理の手順
DIYでガレージの屋根修理をする方法を解説します。ここでは、ポリカーボネート製パネルを1枚交換するときに必要な道具や手順をご説明していきます。
DIY修理に必要なもの
ガレージの屋根修理で準備するものをご説明します。ポリカーボネートパネルは、ホームセンターやインターネット通販では数千円ほどで購入できます。壊れていないパネルの寸法をはかり、ひとまわり大きなサイズのものを購入しておいてください。
パネルを希望するサイズにカットしてくれる店舗があります。また、カッターナイフや金切りバサミなどを使って自分でカットすることもできます。パネルのほかにも、次のような道具も修理に必要です。
- 電動ドライバー
- ビス
- 軍手
- 脚立
DIY修理の手順
次にガレージのパネルをDIYで修理する手順をご説明します。
- アルミ枠のおさえ板から割れたパネルを取り外します。おさえ板がビスで固定されているときは、電動ドライバーでビスを外してからアルミ枠から取り外してください。
- 新しいパネルをアルミ枠にはめこみます。ポリカーボネートは傷がつきやすいので、地面にすらないようにしてください。
ガレージの端にあるパネルであれば、DIYでの交換もしやすいでしょう。しかし、中央部分のパネルは身を乗り出して作業をしなくてはいけません。
ポリカーボネートの上にのって作業をするのは、転落のおそれがあり危険です。もしDIYでの修理がむずかしそうであれば、業者に修理を依頼することをおすすめします。
業者によるガレージ屋根修理の費用相場
業者にガレージの屋根修理を依頼したときの費用相場は、以下の通りです。
・屋根パネルの交換
1枚1万円前後
・アルミ枠の交換
1万5千円前後
ただし、アルミ枠交換部品の製造をメーカーが終了している場合は、新しいアルミ枠を使わなくてはいけません。
・屋根全体の交換
車1台分24枚で30万円前後
10~20年経過したガレージはリフォームもあり!
ガレージの屋根には耐用年数があり、10~20年ほどたつと、色あせ、ひび、割れなどの症状が目立ち始めます。アクリル製は約10年、ポリカーボネート製は約20年といわれています。
破損がなければそのまま使い続けるのもよいですが、古いものを使い続けると台風などの自然災害により大きな被害にあうかもしれません。ガレージの屋根が壊れるだけではなく、車にも被害がおよぶおそれがあるのです。
火災保険は自然災害によるガレージの損傷が補償対象になることがあっても、契約内容によっては車自体には保険は適用されないのです。将来発生する被害や修理費用などを考えれば、まるごとリフォームして新設するほうがお得かもしれません。
まずは現地調査で屋根の状態を見てもらおう
業者に依頼するか迷っているなら、まずは業者に現地調査をお願いして屋根の状態を見てもらい、見積りを出してもらうことをおすすめします。実際に依頼をするかどうかを決めるのはそれからでも遅くありませんので、まずは現地調査を依頼してみましょう。
現地調査の業者をお探しでしたら、弊社にお手伝いをさせてください。弊社がお客様にご紹介する提携業者は、無料で現地調査・見積り作成をおこなっております。
見積りを確認したあとにキャンセルしていただくことも可能です。ぜひお気軽に弊社をご利用くださいませ。
まとめ
ガレージの屋根を修理する方法を、ご自身で修理する場合と業者に依頼する場合の両方からご説明しました。もし、台風や雪などで発生した損傷の修理は、火災保険が適用されるかもしれません。一度、保険会社に問い合わせをしてみましょう。
屋根パネルが数枚割れている程度であれば、DIYでパネルの交換をおこなってみましょう。しかし、高所の作業は危険をともないます。手が届きにくく作業がしづらいときは無理をせずに業者に依頼をしてください。
業者に修理を依頼するときは、まずはどのような修理が必要なのか現地調査をしてもらいましょう。ガレージの状態によっては修理よりも、まるごとリフォームをしたほうがよいことがあるのです。
現地調査のご依頼はぜひ弊社までご連絡ください。弊社がご紹介する業者による現地調査は無料です。「まだ検討中……」という方も、遠慮せずにお問い合わせください。
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