スタイロフォームの切り方をご紹介!自由自在に切って活用しましょう

2022.8.10

スタイロフォームの切り方をご紹介!自由自在に切って活用しましょう

「スタイロフォームがうまく切れなくて困る!」という方は何を使って切っていますか?
スタイロフォームは普通のカッターやのこぎりでは、なかなかうまく切れない素材です。

このコラムでは、スタイロフォームの切り方やそのコツについてご紹介します。
簡単に切る方法を知って、スタイロフォームを有効活用してみましょう。

スタイロフォームがうまく切れない?使用するといい道具

うまく切れなくて困るときは、便利な専用道具を使ってみましょう。
販売されている道具のなかでスタイロフォームをカットしやすいものをご紹介します。

発砲スチロール専用カッター(カッター型)
 

普通のカッターのように動かして切る道具です。お手頃なお値段で、ホームセンターで手に入ります。
通常のカッターと同じように使えばよいので、初めてでも簡単に使うことができるでしょう。
カッターで切るときに鳴ってしまう不快な「キキィ」という高い音も、これを使うと鳴らなくなりますよ。
このタイプは直線を切るのに適していますので、複雑な形に切る場合などは他のものを使用した方がいいでしょう。

 

発砲スチロール専用カッター(電熱タイプ)
 

糸鋸のような形をしたタイプで、こちらもホームセンターで手に入ります。タイプによって価格が異なりますが、2,000円前後で販売されています。
このタイプは先端にニクロム線が張ってあり、それを電気で熱くしてスタイロフォームを焼き切ることができるようになっているものです。
切りくずが出ないので、掃除も楽で助かります。

では、専用カッターは実際どのように使えばよいのでしょうか。
次に、これを使用したスタイロフォームの切り方をご説明します。


GOCHANGE 3in1発泡 スチロール カッター

スタイロフォームの切り方!上手に切るためのコツ

ここでは電熱タイプを使った、スタイルフォームをカットする方法とそのコツをご説明します。

電熱タイプを使用する場合は、まず電源を入れてクロム線を温めましょう。
十分な熱さになったら下書きに沿って素材を切っていきます。
このとき、素材と断面が垂直になっていることがポイントです。
強く動かすとクロム線が切れてしまう可能性があるので、切りたい方向に優しく動かしましょう。

直線を切りたい場合はそのまま線に沿って切ってもよいですが、定規2本でスタイロフォームをはさんで切ると、よりまっすぐに切ることができます。
使い方の分かりやすい動画がありますので、よろしければ参考にしてみてください。

スタイロフォームを使ったDIY

スタイロフォームをカットしてDIYしてみましょう。
よくDIYに使われるのが、窓の冷気対策です。冬になるとお部屋を暖房で暖めることがあると思いますが、スタイロフォームを窓に設置すれば、お部屋の空気が窓で冷やされなくなって暖房の効果が高まります。

先に説明したスタイロフォームの切り方で窓の幅に合わせて切り、窓の下に置いてみましょう。それだけでも足元の冷えが軽減されます。
足元が冷えて困っている方はや試してみてください。

換気が必要でないお部屋の場合なら、窓全面に貼ってもいいでしょう。
集合住宅の最上階に住んでいる人は、天井に貼ってみるのも断熱に効果的です。

上からコーティングしたり、模様を描いてみてもいいでしょう。
おしゃれにもなりますし、断熱にもなって一石二鳥です。

スタイロフォームとは?断熱に優れた素材です

そもそも、スタイロフォームとはいったいどんな性質の素材なのでしょうか。
さまざまな特徴を持ち合わせていますが、一番の特徴は、やはりその断熱性です。

スタイロフォームは熱を伝えにくい性質を持っているので、家の断熱材などにも使われます。
断熱材というと冬の寒さをしのぐというイメージがありますが、夏の暑さにも有効的です。温度を一定に保ってくれますよ。

スタイロフォームは一般の発砲スチロール製品に比べて高い断熱性能が高いといわれています。
軽くて加工が簡単なので、窓に貼るのも簡単です。
簡単な断熱対策として利用してみるといいですね。窓枠に合わせてぴったりとカットし、はめ込むだけで断熱効果を見込めます。
断熱効果が上がれば、外の気温に部屋のなかの温度が影響されにくくなりますから、冷暖房の費用が抑えられるとうわけです。

しかし、スタイロフォームを使用した断熱DIYは簡易的なものです。結露が溜まる場合は、家を湿気で痛めてしまう原因となります。
湿気のせいで壁や柱にカビが生えてしまうと、健康に影響が出てくるばかりでなく、家そのものの持ちが悪くなって今いますので、注意が必要です。

家に負担のない断熱を施したいのであれば、プロへ相談するのがいいでしょう。
費用の心配も合わせて、断熱工事のプロに相談することで最善の断熱方法を考えていけるといいですね。


発泡材 スタイロフォーム 450×450×厚さ30mm ベージュ

まとめ

このコラムではスタイロフォームの切り方やその使い方などのご説明をしました。いかがでしたでしょうか。

スタイロフォームは熱線で簡単に切れる素材です。うまく扱えないとうお悩みを持っている方は、ぜひこの方法で試してみてください。コツをつかめば、きれいに切ることができます。そして、スタイルフォームのカットがうまくできたら、お部屋の窓に設置してみましょう。

断熱性に優れたスタイロフォームで、寒い冬を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

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