ハードディスクレコーダーの寿命から見る防犯カメラのコストとは

2021.4.30

ハードディスクレコーダーの寿命から見る防犯カメラのコストとは

防犯カメラを設置するうえで重要視しなくてはいけないこととは何でしょうか。取り付けたい場所への適切なカメラ選びや、初期費用について注意がいきがちです。防犯カメラそのものを信頼のできるよい製品でそろえたとしても、消耗品として交換しなくてはいけない部分があります。
それがハードディスクレコーダーです。10年使用できる防犯カメラを揃えたとしても、防犯カメラの命ともいえるハードディスクレコーダーは適度に交換する必要があることをご存知でしょうか。
今回は防犯カメラのハードディスクレコーダーの寿命と交換の重要性について触れていきます。

HDDとは。ハードディスクの寿命を縮める環境を知ろう

ハードディスクコーダーは精密な機械です。そのため使用する環境によって寿命に大きな差が出てくるとされています。

・温度が高い
・誇りが多い
・湿気が多い
・振動が発生する場所
・頻繁に削除や録画を行う

これらの条件はハードディスクレコーダー寿命を大きく削ると考えられています。
      HDDとは。ハードディスクの寿命を縮める環境を知ろう

防犯カメラのハードディスクレコーダー事情

防犯カメラを設置するうえで重要なのは、録画した映像をどのように管理していくかということです。ハードディスクの寿命を縮める環境として、頻繁に録画や削除を行うという条件がありましたが、防犯カメラのハードディスクレコーダー寿命も例外ではありません。
防犯カメラに収めた映像は設定によっては一定期間保存したのち、自動で削除して新しく録画を上書きしていきますが、ハードディスクに負担をかけていることになります。

しかも、防犯カメラが取り付けられるのは、ときには野外であったりと設置場所もハードディスクにとって負担のかかる環境にならざるを得ないことが容易に想像できるはずです。

そのため、防犯カメラは初期費用を懸念するよりも、設置した後の定期的なメンテナンスが重要となります。防犯カメラとしての機能を果たせるうちの取り換えなど、計画的な運営が必要です。
      防犯カメラのハードディスクレコーダー事情

防犯カメラのハードディスクレコーダーの寿命は短い

防犯カメラそのものの寿命はどれぐらいと考えられるのでしょうか。カメラそのものは、信頼できる製品を選ぶことで10年ほど使用できます。しかし、防犯カメラの設置目的から考えて、映りに問題がないかなど定期的な点検を行うことは必要です。レンズの性能によっては、2年ほどでピントが合わなくなるなど不具合が出ることもあります。

防犯カメラのハードディスク交換はどれぐらいで必要になるのか

ハードディスクは消耗品として理解しておくことが大切です。
ほとんどの防犯カメラが24時間365日、休まずに連続録画をしています。製造元では、交換するだいたいの目安として20,000~30,000時間ほどを推奨しています。24時間作動させた場合は、ハードディスクレコーダー寿命という観点から考えても、2年~3年ほどで交換する必要があります。

推奨期間を超えて使用すると、万が一のときに必要な録画が行われていないなど不具合が起こるおそれがあります。

防犯カメラは精密機械であるという認識のもと、交換時期だけでなく半年に一度の定期点検をおこなうなどシステムの管理をおこなっていくことが必要です。

ハードディスクの管理も監視カメラのコストに含めて検討を

防犯カメラの設置を個人で行った場合には、取り付け作業だけなく点検とメンテナンスを行うことが必要になってきます。また、録画内容は個人情報となるためその管理の仕方も重要です。

防犯カメラの運営を業者に依頼するメリットは、取り付け作業を任せられるということだけにとどまりません。防犯カメラは精密機器に該当します。ハードディスクは熱に弱いことから、真夏はとくに注意が必要です。故障は突然起こるため、万が一を録画できていないという事態を避けるためには管理を徹底していくしか方法がありません。ハードディスクが消耗品であるだけでなく、冷却するための送風用ファンが動作しなくても機能に支障をきたしてしまうのです。

ハードディスクレコーダー寿命は、防犯カメラの寿命に直結していると考えて相違ありません。
ハードディスクレコーダーはよいものを使用しても、確率的な問題で推奨時間内にもかかわらず、故障してしまうということも起こってしまいます。期間内であればレコーダーを保証してくれるかなどサポート体制の確認が大切です。
      ハードディスクの管理も監視カメラのコストに含めて検討を

まとめ

防犯カメラにおけるハードディスクレコーダー寿命の重要性についてご理解いただけたでしょうか。防犯カメラは精密機器であり、録画をするためのハードディスクは熱に弱く、繰り返しの録画によっても寿命をすり減らしています。防犯カメラは2~3年を目安として交換が必要なものです。
推奨期間内であっても、突然の不具合によって万が一の録画ができないということがないように定期的な点検が必要不可欠といえます。

防犯カメラを設置する際には、設置のコストに2~3年ごとのハードディスクレコーダーの交換費用を含めて考えることが大切です。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯カメラ設置」をご覧ください。

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