家庭用の防犯カメラを自分で設置するには?設置方法や注意点まとめ

2021.4.30

家庭用の防犯カメラを自分で設置するには?設置方法や注意点まとめ

盗難やいたずらを防ぐため、近年、自宅に防犯カメラを設置することも増えてきました。防犯カメラの設置は業者に頼むのが一番ですが、費用を抑えるためにも自分で設置できればいいですよね。

防犯カメラの設置は難しいイメージがあると思います。しかし、しっかりと行程を知っていれば防犯カメラは自分でも設置できます。防犯カメラを背設置するためのポイントを見ていきましょう。

本格的な防犯カメラを自分で設置するのに必須なDIY技術

防犯カメラの設置は業者に依頼される方も多いと思いますが、実は防犯カメラは自分で設置することも可能です。自分で設置することができれば、業者に依頼するよりも費用を安く抑えることができます。しかし、自分で設置する場合、ある程度のDIY技術が必要です。

ここでは防犯カメラを設置するための必要な道具や技術についてご紹介します。

壁への施工に必要な道具を揃えよう

防犯カメラを外壁へ設置する場合、外壁の種類によって取り付けるための道具が異なります。外壁がサイディング壁やトタン壁、軒天石膏ボードの場合は「中空壁・石膏ボードアンカー」が必要です。また、外壁がコンクリート壁やALC壁の場合は「コンクリートアンカーが必要です。カーポートの支柱に取り付ける場合は「薄板用ネジ」を使用します。

コンクリートや鋼板に穴をあける場合は「ドリルビット・電動ドリル」などの専用工具が必要です。

外へ配線を引くための配管工程

防犯カメラは電源が必要です。カメラへの電源共有は付属のACアダプターを使用します。電源を延長する場合は電源延長コードを使いましょう。

ケーブルは設置場所が屋外の場合、雨風による劣化を防ぐためにしっかりと保護する必要があります。対候性、耐熱性に優れた屋外用の「PF管・モールダクト」を使うといいでしょう。PF管は内径Φ22以上ものがおすすめです。固定にはPF管専用サドルを使用します。モールダクトは40型/1号以上がおすすめです。

ケーブルを露出配線する場合は風などで動くのを防ぐために「ステップル・方サドル・結束バンド」などでしっかりと固定しましょう。

ケーブルや配管が水に塗れないようする技術

屋外に配線する場合、ケーブルや配管が水で濡れないようにしなければいけません。市販の自己融着テープでケーブルのコネクター部分を防水処理するなど水に触れないようにしておきます。
      本格的な防犯カメラを自分で設置するのに必須なDIY技術

安価でありながら、性能の良いカメラを選ぶには

防犯カメラを自分で設置する場合に悩むのが、防犯カメラを選ぶところではないでしょうか。安価で性能の良いカメラ選ぶにはどのようなことに気を付けておけばいいのでしょう。

防犯したい場所や時間帯を考える

防犯カメラを設置する場合設置場所や防犯したい時間帯を考える必要があります。屋外に設置する場合は屋外用のものを選ばなくてはいけませんし、夜間にカメラを動作させたい場合は、「赤外線LEDカメラ」や「低照度カメラ」を選ぶ必要があります。完全な暗闇を固定撮影する場合は、照射距離は短いですが赤外線LEDカメラを選ぶといいです。広範囲に撮影したい場合は少しの光があるのであれば低照度カメラがいいでしょう。

設置目的。設置場所に合う機能を選ぶ

防犯カメラを設置する目的と設置場所、撮影したい時間帯が決まったら条件に合う防犯カメラを選びましょう。防犯カメラの性能は、画素数、白黒かカラーか、録画機能の有無、逆光補正の有無、遠隔監視が可能かどうかなど様々です。

これらの性能を考えながら予算に合うものを選びましょう。
      安価でありながら、性能の良いカメラを選ぶには

難しいのはここ!設置位置の見極め方

防犯カメラを自分で設置するときに最も難しいのが、設置位置の見極め方でしょう。防犯カメラはもちろん、不審者の出入りしやすい場所に設置することが重要なのですが、メンテナンスのしやすさや、雨風に当たらないかどうかについても考える必要があります。

防犯カメラへのいたずらを防ぐために高い場所への設置することがほとんどだと思いますが、定期的にメンテナンスをする必要があるため手の届きにくい場所に設置すると、故障などの際に対応するのが難しくなります。

また、軒下用の防犯カメラの場合、防水性能であっても、雨風の当たらない場所への設置が必要です。

近隣トラブルを避けるために、撮影区域にも注意が必要です。他人の家の様子が移ってしまうという場合は、個人情報保護法に抵触してしまう場合があります。最悪の場合訴えられてしまうこともあるので、十分に注意しましょう。また、「防犯カメラを設置しています」ということをステッカーなどで周知させておく必要もあります。
            難しいのはここ!設置位置の見極め方

角度の合わせ方はどうするべき?

防犯カメラを自分で設置する時はカメラの角度をしっかりと合わせなければいけません。カメラの角度があっていないと、せっかく設置しても撮影したい場所が映っておらず、空き巣などの被害にあった場合に証拠が記録されていないということもあります。

設置前にカメラの角度を把握しておくのが重要です。また、死角をなくすために複数のカメラを設置するのが効果的です。

まとめ

防犯カメラは自分で設置することができます。自分で設置する場合は、設置目的に合うカメラを選ぶことや、設置場所をしっかりと考えることが重要です。場所によっては設置が難しい場合もあります。無理に自分で設置すると、カメラの性能を十分に生かせなかったり、設置する外壁などを破損させるなど失敗する恐れもあります。

自分で設置するのが難しいと感じた場合は、無理せず、業者に設置を依頼しましょう。

防犯カメラ設置を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯カメラ設置」をご覧ください。



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