会社勤めをしておられる場合や、いろいろな事情により「日中はほとんど家を空けている」という方は、多いのではないでしょうか?外出時にはきちんと戸締りをして、玄関扉には施錠をしておられるとは思いますが、家人不在の住宅に侵入し金品を盗む「空き巣」による被害は後を絶ちません。
警視庁の発表によりますと、平成28年の東京都内における侵入窃盗の認知件数は5,230件にも及びます。その中でも「空き巣」による被害は2,171件発生しており、これは全体の約41.5%にあたります。
空き巣被害に遭った場合、大事な財産を奪われるだけでなく、精神的にも大きなショックを受けることになります。そこで今回は、とくに空き巣に狙われやすいベランダの防犯に焦点をあて、効果的な対策方法をわかりやすくご紹介していきます。
目次
ベランダから空き巣は侵入しやすい
まず住宅の防犯対策を考えるとき、空き巣犯が「侵入しやすい場所」を知り、対策を練ることが大切です。空き巣犯の立場に立って考えてみれば、玄関ほど目立つ場所にはなく、窓よりも出入りしやすい「ベランダ」は、魅力的な侵入口だということに気づくと思います。
実際、玄関は厳重に施錠するのに、高い位置にある窓やベランダは、施錠しないで外出するというお宅も少なくないのではないでしょうか?空き巣犯はベランダなどから侵入し、私たちの財産を奪いに来ます。「うちは高層階だから、ベランダを開けたまま外出しても大丈夫」などと考えず、日ごろから玄関扉以外も施錠するよう心掛け、ベランダの防犯対策を行ないましょう。
また女性の一人暮らしの場合は、空き巣以外にもベランダに干した下着が泥棒の標的になる可能性があるため、注意が必要です。洗濯物をベランダに干す場合は、手すりよりも下の位置に干すとか、下着はタオルで囲むようにして干すなどして、洗濯物が外から見えないよう工夫をしましょう。もし可能であれば、下着だけは室内で干すことをオススメします。
監視カメラがベランダの防犯に効果的な理由
ベランダの防犯対策には、監視カメラの設置が効果的だといわれています。空き巣犯が侵入を試みたとき、ベランダに防犯カメラが設置されていると気づけば「この家は防犯意識が高いから、泥棒に入るのは諦めよう」と思わせるといった威嚇効果が期待できます。
しかしながら、ベランダに監視カメラを設置するには費用がかかります。一人暮らしの場合、その負担は大きいと思います。そこで空き巣犯に対する威嚇効果を目的とするのであれば、安価なダミーカメラを活用するのも一つの手ではないでしょうか?
「ベランダの防犯対策を強化したいけど、監視カメラはちょっと高いな……」とお考えの方に、ダミーカメラの設置はオススメです。
さらにダミーカメラを設置した場合に大切なのは、空き巣犯にカメラの存在を気づかせることなので、ダミーカメラを設置したら目立つ場所に「防犯ステッカー」を貼ったり「人感センサーライト」を併用したりすれば、さらなる威嚇効果が期待できます。
ベランダの防犯にはこのタイプ!監視カメラのおすすめ
続いてベランダの防犯に効果的な監視カメラには、どのようなものがあるかみていきましょう。
(1)人感センサー連動・リモコン操作対応・暗視対応・遠隔操作
ベランダの防犯対策はもちろん、赤ちゃん・高齢者・ペットの見守りにも最適なカメラです。
(2)新型ベビーモニターカメラ・防犯 介護 遠隔監視カメラ
赤ちゃんの見守りだけでなく、ベランダの防犯対策として屋内に設置することができるカメラです。
ベランダの防犯で監視カメラの設置はこのポイントに注意を
ベランダの防犯を目的として、監視カメラを設置するにあたって、注意すべきポイントを確認しておきましょう。
1:設置場所に適した監視カメラを選ぶ
ベランダの防犯を目的とした監視カメラには、主に「屋内用・屋外用・軒下用」などがあります。まずはそれらの中から設置場所に適した監視カメラを選びましょう。
2:設置場所の強度を確認する
ベランダの防犯を目的として監視カメラを設置する場合は、あらかじめ設置場所の強度を確認しておくことが重要です。もしベランダの壁に設置したいと思っても、壁の強度が弱ければすぐに外れてしまう可能性があるからです。
設置前には必ず設置場所の強度を確認し、最適なアンカーボルトやネジを用いて固定しましょう。もし壁の強度が弱い場合は、適した場所にポールを設置し、ポールバンドやステンレスバンドを用いて監視カメラを固定するといった方法もあります。
3:メンテナンスがしやすい位置に設置する
ベランダの防犯を目的として監視カメラを設置したあとも、定期的なメンテナンスが必要です。監視カメラにイタズラされるのを避けるため、高すぎる位置や、極端に手が届きにくい場所に設置してしまうと、定期的なメンテナンスがしづらくなりますし、とっさのトラブルなどで修理が必要な場合も困ることになります。
そのためベランダの防犯を目的として監視カメラを設置する場合は、メンテナンスがしやすい場所を考えて選ぶようにしましょう。
4:配線を保護する
ワイヤレスタイプではない監視カメラには電気ケーブルが付いています。監視カメラが完全防水タイプであったとしても、電気ケーブルが劣化したり断線したりすれば、画像が乱れたり、映像を映し出せなくなる可能性があります。
そのため電気ケーブルが付いた監視カメラを設置する際は、電気ケーブルが外の影響を受けないようにするため「モールダクト」や「PF管」に収めて、保護することをオススメします。
5:プライバシーに配慮する
ベランダの防犯を目的として監視カメラを設置する場合、敷地内であればどのように設置しても構わないというわけではありません。例えば監視カメラのレンズを隣家に向けて設置した場合、隣人は「プライバシーを侵害された」と感じるかもしれません。
そのため監視カメラの設置場所や角度には細心の注意を払い、隣家の様子が映り込まないよう配慮する必要があります。いくら防犯のためとはいえ、隣家のプライバシーを侵害した場合は、個人情報保護法に抵触する可能性があり、重大な近隣トラブルを招きかねません。
そのような理由から、監視カメラを設置する場合はプライバシーを侵害しないよう、注意しなければなりません。
6:撮影した映像を適切に管理する
また監視カメラに映り込んだ映像を適切に管理することも大切です。近頃の監視カメラの性能は高いので、人物の顔がハッキリと映し出され、個人が特定される可能性があります。そのような映像を、本人の許可なくSNSなどに公開したり、ネットワークに不正侵入されたりなどして映像を流出させてしまった場合は、責任を問われる事態にもなりかねません。
監視カメラを設置するということは、同時にそれらの責任を負うことでもあると認識し、映像の取り扱いには十分気を付けましょう。
まとめ
ここまでベランダの防犯対策として有効な、監視カメラを設置するうえでの注意点や、オススメのカメラなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?ベランダは住宅の中でもとくに空き巣に狙われやすい場所なので、日ごろから対策をとることが重要です。
しかし監視カメラは設置方法や映像の取り扱いを誤れば、他人のプライバシーを侵害してしまう恐れもあるため、慎重に行なう必要があります。そのような問題点を考慮すると、監視カメラの設置を依頼できる業者に依頼すれば安心ですね。
もし、ベランダの防犯対策を強化していきたいとお考えでしたら、業者に見積もりをとることからはじめてみられてはいかがでしょうか?
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