今はさまざまなペットがいるので、なにかしら飼っているかたも多いのではないでしょうか。小動物は特に人気が高いといわれています。しかし、小動物は寿命が短いこともあり、飼うことじたいためらってしまうかたもいます。
今回は、フクロモモンガに焦点をあてて、飼うときの注意点のほか、フクロモモンガの寿命や、亡くなったあとのことについてもご紹介します。飼育方法さえ工夫してあげれば、もっと長生きさせることもできるかもしれません。
目次
フクロモモンガにも種類がある
日本のご家庭で飼われているモモンガのひとつがフクロモモンガです。フクロモモンガはペットショップでも簡単に購入することができ、くりっとした目が愛らしく、人気の高い動物です。フクロモモンガはカンガルーの仲間であり、約12~15cmほどの大きさをしています。
フクロモモンガの寿命は約5~8年ほどだとされています。しかし、工夫して飼うことができれば10年以上生きることもあるそうです。
そんなフクロモモンガには、さまざまなカラーがあります。希少価値の高い色のフクロモモンガはそのぶん高い値段がつけられています。
▽ノーマル
ペットショップで、一番よく売られているフクロモモンガです。グレーの体毛を持っています。
▽ブラウン
赤みのある体毛をしており、こちらもよく売られているタイプです。
▽リューシスティック
全身が美しい白色をしたフクロモモンガです。フクロモモンガの中でもっとも希少価値が高く、そのぶん値段も高いです。貴重なぶん人気も高く、20万円以上の値段がつけられることもあるといいます。
▽アルビノ
リューシスティックと同じく、きれいな白い体毛をまとっています。しかし、リューシスティックが黒い目をしているのに対し、アルビノは赤い目を持っているのが特徴です。
アルビノ種は目に色素を持たないため、血液が透けて赤く見えるのです。こちらもペットショップでなかなか売られていないほどめずらしい種類です。
▽モザイク
名前の通り、モザイクのような柄をしたモモンガです。体毛にはさまざまな色が混ざっているため、同じ柄の個体は存在しません。
▽ホワイトフェイス
日本でもよく見かけるフクロモモンガです。耳や目、鼻回りは白く、背中にはしま模様があります。
飼育の注意点!
今フクロモモンガを飼っている、飼おうと考えている方はできるだけ長生きしてほしいと思っているのではないでしょうか。そこでフクロモモンガを飼育するうえでの注意点をご紹介します。
水
モモンガは体毛に覆われている生き物のため、水に濡れると乾燥するまで時間がかかります。体温が下がり、体調が悪くなってしまうこともありますので、お風呂などの水回りには注意が必要です。
食べ物
フクロモモンガの主食は野菜です。そのため、与えるエサを間違えてしまうと、命の危険にさらされてしまうこともあります。
ハムスターやリスのような見た目をしているため、ひまわりの種やクルミをあげている方もいらっしゃるかもしれません。おやつとしてあげるのは問題ありませんが、主食として大量に与えないようにする必要があります。
また、人間が食べるお菓子も与えてはいけません。添加物や砂糖、防腐剤もフクロモモンガにとっては害になることがあります。
室内で遊ばせる
フクロモモンガをケージから出す際は、ほかのペットから攻撃を受けないように気をつけてください。
モモンガは本来、木の上で生活している生き物です。そのため、地上の敵には油断してしまうこともあります。犬や猫などに襲われるとけがをしてしまうこともあるため、注意して放すようにしてください。
しかし、いくら大切に飼っていてもいつかはフクロモモンガでも寿命がきてしまいます。そのため、愛情もってかわいがってあげるのが大切なのではないでしょうか。
フクロモモンガの寿命はどれくらい?
動物を飼っていると、気になってくる方も多いのが寿命です。フクロモモンガの寿命はどれくらいなのでしょうか。
モモンガの寿命は約5~8年ほどだとされており、小動物の中でも比較的長い寿命を持っています。17年以上生きたという例もあるため、飼育方法に気を遣い工夫して飼うことで、大切なフクロモモンガの寿命をさらに延ばすこともできるかもしれません。
フクロモモンガは、「クル病」という病気にかかりやすいです。「クル病」とは、日光に当たらない環境で飼っていたり、ビタミンやカルシウムが不足していたりすることで骨がもろくなる病気です。そのため、しっかりと栄養を与えてあげることが大切です。
砂糖や添加物を含む人間のお菓子を与えないようにする、水の事故を起こさないようにするなどの対策も必要です。
さらに、ケージなども清潔に保ち、ストレスを与えないようにすることで、長く生きてくれるかもしれません。
フクロモモンガが亡くなったら
それでも、いつか向き合わなくてはならないのが、大切なペットの死です。大切にしていたフクロモモンガの寿命がきてしまうと、悲しくてなにも考えられなくなってしまうかもしれません。
しかし、大切にしていたモモンガだからこそ、最期はしっかり供養してあげなければいけません。モモンガが亡くなってしまったときはどうしたらよいのでしょうか。
庭にうめてあげる
自宅に庭がある場合は、お庭にうめてあげてもよいでしょう。数十年ほどかけて少しずつお骨になっていきます。
穴は1m以上掘り、犬や猫などの動物に掘り返されないようにしましょう。うめてあげた場所にはお花を植えたり、プレートを立ててあげたりすると、お墓の位置がすぐにわかります。
また、公園などの公共の場所にうめることは法律で禁じられているため、絶対にやめましょう。
ペット霊園にお願いする
「うちにはお庭がない……」という方は、ペット霊園にお願いするとよいでしょう。ペット専用の葬儀場や火葬場がどんどん増えてきています。
ペットの火葬方法は「合同火葬」「一任個別火葬」「個別立会火葬」の3種類があります。「合同火葬」は、費用は一番安く済みますが、ほかのペットと火葬するためお骨は返ってきません。
「一任個別火葬」は霊園のスタッフに基本お任せする方法です。火葬は個別でおこなうため、お骨は返却されます。
「個別立会火葬」は、人間の葬儀と同じように、お葬式から火葬まですべて家族立会いのもとおこないます。こちらの方法ももちろんお骨は戻ってきます。
手厚く葬儀や火葬をしてあげたいという方は、ペット葬儀の業者へ依頼することをおすすめします。
まとめ
フクロモモンガには多くの種類があります。どんなモモンガでも大切な家族であることには変わりありません。そのため、飼っているフクロモモンガの寿命がどれくらいなのか気になるという方もいらっしゃいますよね。
フクロモモンガの寿命は5~7年ほどだといわれています。しかし、飼育方法を工夫し気遣ってあげることで、もっと長生きさせてあげることができるはずです。愛情をかけて大切にお世話をしてあげましょう。
もし大切なフクロモモンガの寿命が尽きてしまったら、手厚く供養をしてあげるとよいでしょう。葬儀や火葬の方法には種類がありますので、迷っている方や疑問がある方は、一度ペット葬儀業者へ相談してみてもよいかもしれません。
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