ペットとの別れは突然にやってくるものです。とくにハムスターの場合、死の兆候が表れるときとそうでない場合があります。兆候がない場合は突然亡くなってしまうので、びっくりするはずです。そうならないためにも、ハムスターの状態を毎日観察することが大切です。
本コラムではハムスターの最期に現れる兆候を紹介していきます。ハムスターを飼っている方、もしくはハムスターを飼おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ハムスターの寿命はどれくらい?
ハムスターの寿命はどれくらいなのでしょうか。種類によっても少し違いがありますので、まずは主な種類の寿命をご紹介します。
・キャンベルハムスター 2年から3年ほど
・ゴールデンハムスター 2年から3年ほど
・ロボロフスキーハムスター 2年から3年ほど
・チャイニーズハムスター 2年から3年ほど
・ジャンガリアンハムスター 2年から2年半ほど
このようにハムスターの寿命は2年から3年といわれています。ハムスターは寿命が短いので、飼育方法が大切になります。
それでは、ハムスターが長生きするために必要なことはなんなのでしょうか。それは以下のようなことになります。
・衛生管理
お水を毎日取り替えましょう。ハムスターのエサも腐りやすいものは毎日取り替えるようにしてください。
・運動
ハムスターにとって運動しやすい環境を作ってあげましょう。長い間、狭い場所に閉じ込めてしまうと、ハムスターはストレスを感じてしまうのでよくありません。部屋の中を散歩させてあげるとよいでしょう。
・環境
ハムスターは育てる温度も大切です。ハムスターにとって適切な室温は18度から26度といわれています。そのためエアコンなどを使って温度を調整し、ハムスターにとって住みやすい環境を作ってあげましょう。
飼育方法に注意したとしても、ハムスターは年をとると病気や環境といった要因でだんだん弱ってきます。その場合、ハムスターの最期にはどういった症状が現れるのでしょうか。
寿命が近くなったハムスターの兆候
ハムスターは最期が近くなると次のような症状が現れます。
・関節を曲げることがつらくなり歩きにくくなる
・食事をしなくなる
・体温が低くなる
・寝ている時間が長い
・毛の艶が悪い
ハムスターは体が小さいため、弱い生き物です。年齢が高くなるにつれて、免疫力も低下するので、異変を感じたら早めに病院で診察するなどの対処をしてあげましょう。また、このような症状が出ていた場合は、もう寿命が近かもしれないので覚悟しておくようにしましょう。
兆候なく亡くなってしまったときの原因とは
先程説明した兆候はなくても、ハムスターが急に亡くなってしまうことがあります。そのような場合は次のような原因が考えられます。
先天性による原因
遺伝によって生まれたときから心臓などに病気があった場合に起こります。
このような場合は突然死する可能性が高く、ハムスターの最期に気付きにくいです。
病気
ハムスターが病気にかかってしまい、亡くなってしまう場合もあります。
見た目にはわからないので気付きにくいです。ハムスターの様子だけでなく、便や尿などもチェックしておくとよいかもしれません。
頭を強打した
ハムスターが高いところから転落してしまって、頭部を強打して亡くなってしまうケースです。
活発でいたずら好きのハムスターによく起こります。高いところでハムスターを育てないようにしましょう。
飼育環境による原因
ハムスターはストレスに弱い生き物です。とくに環境の変化は、ハムスターにとって大きなストレスになります。ペットショップで購入したばかりのハムスターは、まだ新しい環境になれていないので、ストレスを感じやすいです。ストレスが溜まって死んでしまうハムスターもいるので、ストレスを与えないような工夫が必要でしょう。
またアサガオやチューリップなどの観葉植物がハムスターにとって害になってしまう可能性があります。ハムスターの近くには置かない方がよいです。
エサが原因
人間にとっては問題なくても、ハムスターにとって危険な食べ物があるのです。主なものは以下ようになっています。
・チョコレート
・ネギ
・アボカド
・玉ねぎ
これらの食べ物をハムスターに与えないようにしましょう。これらの食べ物をハムスターの近くに置いておいて、誤ってハムスターが食べてしまったということもないように気をつけてください。
またハムスターのエサが不足した場合に死んでしまうこともあります。ハムスターの体重に合わせて適切な量のエサを与えてください。
冬の場合は冬眠しているだけかもしれません
ハムスターを冬の時期に育てる間は注意が必要です。なぜなら冬の時期は、ハムスターが冬眠しているか死んでいるかがわかりにくいからです。
ハムスターの最期に気付くことができるように毎日ハムスターの様子を観察するようにしましょう。冬眠と死亡を見分けるポイントは以下のようになっています。
・目や口が開いているか
・毛並みが整っているか
・体に弾力が残っているか
・呼吸をしているか
この点に注意して確認してみてください。そしてハムスターを冬眠から起こす場合は、暖かい毛布などを被せてゆっくり温めてください。急激に温めることはハムスターにとってよくないのでやめましょう。
2時間から3時間かけても目が覚めないのであれば、病院に連れて行って診察してもらうのがよいでしょう。
まとめ
ハムスターは体が小さく弱いので、寿命は2年から3年です。ハムスターの最期は体に兆候が出る場合と出ない場合があるので、日ごろからしっかりハムスターを観察してください。
死亡する原因には飼育環境もあるので、適正な方法でハムスターを飼育するようにしましょう。何か少しでもハムスターに異常を感じたときは、病院に連れて行って受診してもらいましょう。
あまり想像したくありませんが、もしハムスターが亡くなってしまった場合は業者に火葬を依頼するという方法があります。ペットとの別れはつらいですが、しっかり葬儀をして亡くなったハムスターを見送ってあげましょう。
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