「犬も急死するって本当?もし突然死んでしまったらどうしよう……」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
人間と同じように犬にも突然死のリスクはあります。死は、必ずやってくるものです。
しかし、突然死のリスクは下げることができるかもしれません。ではどうやって愛犬の突然死は防げるのでしょうか。
本コラムでは、犬の突然死の原因や、その予防法などをご紹介します。家族の一員である大切な愛犬を、少しでも長生きさせてあげましょう。
目次
犬が急死してしまった…突然死はなぜ起こる?
突然死、それは病気でも事故でもなく突然やってきます。突然死は、毎日の健康管理で防いであげられるかもしれません。
突然死の原因は、脳や心臓にあると考える医師が多いようです。しかし、突然死の原因を特定することは難しいため、はっきりしたことはわかっていません。
動物病院で、原因を調べてもらおうとしても「病死」としか告げられないことがほとんどです。
しかし、突然死んでしまったように感じても、本当はなにか原因があり、予兆を見逃してしまっていた可能性もあります。
呼吸器系の病気
呼吸器系の病気は突然死につながることが多く、鼻の短い犬種に多いとされています。花の短い犬種は体温調整が難しく、呼吸困難や熱中症にもなりやすいため、突然死の原因となる可能性があります。
心臓疾患
心臓に異常がある場合、咳が出たり泡を吹いたりすることもあります。ほかにも、失禁や嘔吐などの症状がある場合もあります。
胃捻転
胃捻転も突然死の原因となりやすい病気です。胃捻転とは胃がねじれてしまう病気で、餌を食べてすぐ動くと発症しやすいといわれています。胃捻転は、症状が出たらすぐに獣医へ連れて行かないと手遅れになることが多い怖い病気です。大型犬は小型犬に比べてかかりやすいといわれています。また、小型犬でも胴体が長いダックスフンドも、胃捻転になりやすい犬種です。
餌を与えたら、30分は散歩に出かけてはいけません。
突然死のリスクが高いのはチワワ
犬で急死が多いとされているのが「チワワ」です。チワワの頭部はとてもデリケートだといわれています。さらに頭の骨にすきまがある場合が多いそうです。
チワワ特有の丸い頭は、頭部の病気にかかりやすいといわれています。チワワは、水頭症などの病気を持ちやすいです。そのため、脳だけでなく心臓にも異常が起こりやすく、突然死のリスクが高いのです。
しつけなどといって頭を叩いたりすると、頭部に異常をきたすことがありますので絶対にやめましょう。
また、チワワはもともと心臓が弱いともいわれています。そのため、雷などの大きな音に驚いてショック死してしまうケースもあるそうです。
恐怖や驚き、不安などを感じることにより心臓の鼓動が早くなり、心臓に大きな負担がかかることが突然死の原因とされています。
急死した原因を突きとめることはできる?
「犬が急死した原因をどうしても知りたい……」という方は、病理検査を依頼することもできます。
病理検査は犬の身体を解剖し、原因を突き止めます。しかし、飼い主が高額の費用を負担することになるため、原因の究明をあきらめられる方が多いです。
それでも犬が急死した原因を知りたい方は、かかりつけの動物病院に一度確認を取ってみましょう。病理検査を依頼できる獣医学科のある大学病院を紹介してくれます。
突然死を防ぐためにできることとは
犬の突然死を完全に防ぐことは難しいといわれています。しかし、普段から愛犬の様子をうかがい健康管理をしっかりおこなうことで、愛犬の急死のリスクを下げることはできます。
大切な愛犬の急死を防ぐために、私たちにできることとは何なのでしょうか。
・生活習慣を見直す
毎日の食事量を見直しましょう。1回の食事量が多すぎてもいけません。2~3回に分けるとよいでしょう。さらに、食べさせているものが身体に合っているかどうかを見直してみてください。
・適度な運動をする
運動不足でも突然死の原因となりうることもあります。散歩に行くなど、毎日適度な運動をさせてあげましょう。
しかし、食べた後すぐに運動させたり、興奮させたりすることは身体に負担がかかるため避けるようにします。少なくとも30分は時間を置いて運動させてあげましょう。
・水を常に飲めるようにしておく
ドライフードは胃の中でふくれるものです。そのため、水とフードを一度に大量に摂取してしまうと、急におなかの中で膨らみすぎてしまい危険な場合もあります。食事時以外で常に水が飲める環境を整えておきましょう。
・ストレスをかけない
犬にとって大きな音はストレスとなり、ショック死や突然死の原因となることもあります。花火などの大きな音を怖がっているようなら、窓を閉めたり、その場から離れるなど、不安が小さくなるように工夫をしてあげましょう。暗くて狭い場所のほうが、広い場所よりも安心させる効果があるようです。飼い主さんの腕の中が一番安心できるなら抱き上げて優しく声をかけてあげましょう。
・スキンシップをする
愛犬を撫でるなどのスキンシップをとることで、身体に異常があることにいち早く気づけることもあります。腫れやしこりがないかを確認してあげましょう。
まとめ
犬の「突然死」はその名のとおり、突然やってきます。私たち飼い主にはどうすることもできない場合もありますが、もしかしたら急死の前兆があるかもしれません。
「突然死の前兆に気づいてあげられなかった……」と後悔しないよう、愛犬の急死を予防してあげることが重要です。100%防ぐことはできませんが、少しの気遣いで突然死のリスクを下げることはできるはずです。
突然死でとくに注意が必要なのは「チワワ」です。頭部に異常が現れやすい犬種のため、頭を叩いたりしないようにしてください。大切な愛犬をできる限り長生きさせてあげたいですね。
大切な愛犬の最期を考えると、手厚く葬儀などをしてあげたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。愛犬の葬儀について知りたいという場合は、ペット葬儀業者へ一度相談してみてください。
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