
ずっと大切に育ててきた犬との別れが辛い……。犬を飼っている人ならばほとんどの人が体験することであり、悲しい感情を抱いてしまう出来事のひとつだと思います。
そんな悲しい出来事だからこそその辛さは「悲しいけれど出会わない人生よりずっとよかった」と思えること、幸せや最後まで責任を持って愛した証拠ではないでしょうか。
そんな犬の別れが辛いけど犬を飼っていてよかったことについてご紹介します。
目次
犬との別れは辛いもの…飼わない派の気持ち
大切に愛情を持って育ててきた犬との別れが辛い、そんなつらい気持ちを味わった人の中には「もう、飼いたくない……」と思われる方もいらっしゃいます。しかし、それは「嫌だから飼いたくない」のではなく「愛していたからこそ残された者の辛い気持ちを味わいたくない」という感情が強く存在します。
今の時代、ペットを飼うという行為は大袈裟かもしれませんが「わが子を育てるような気持ち」で育てられている方も多いと思います。
飼いたくないという気持ちもわかります。ですが、少しの間だけでも先のことは置いておいて、犬との別れが済んだ時だけは自分の心をさらけ出して、愛犬のことを思って泣いてあげてください。その涙が、飼い主が愛犬のことを大事に育ててきた証拠です。
犬との別れは辛いけれど…育んだ気持ち
犬の別れは辛いです。ですが育んできた気持ちをどうか忘れないであげてください。赤ちゃんの頃から育ててきた、成犬からだけど愛情を持って育ててきたという方は大勢いらっしゃると思います。犬を飼っていれば餌やりからトイレの世話や一緒に遊んだ楽しい日々があります。同じ屋根の下に住み、ひとつずつ年を重ねてきたことは子供同然の感情を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
犬を飼っている人にとって自分の愛犬は、自分の子供と同じくらい大事な存在だと言える方がいる、苦楽を共にしてきたペットだからこその喪失感が悲しみになります。大事に育ててきたからこそ得られる悲しみであり、同時に辛さではないでしょうか。
どうやって犬との別れを乗り越えていくの
犬との別れが辛い気持ちを乗り越えるためには自分の気持ちが変わるのを待つしかありません。「悲しい気持ちが変わるわけじゃないじゃない」否定的に思われる方がいらっしゃると思います。流れる涙がやがて止まるように時間が経ち、悲しい気持ちを薄れさせてくれる楽しいことをすれば重かった気持ちも少しだけ楽になるかもしれません。
ですが、楽しい気持ちを味わったとしても家に帰ると愛犬がいない喪失感が襲うと思います。そんな時は愛犬との楽しかった日々を思い出してみましょう。悲しいことかもしれません。しかし思い出してみれば愛犬と過ごしてきて「辛い日々」はあったでしょうか?辛い日々がなかった、少なかったからこそ、別れが辛い原因のひとつだと思います。
いったん心を落ち着かせて冷静になる時間や、忘れる時間を持つことも犬の別れを乗り越えるのに大事なことのひとつではないでしょうか。
別れは辛いけれど…それよりもしあわせなこと
犬との別れが辛いけれど、そのつらさより確かに幸せなことがあります。それは「愛犬との出会い」ではないでしょうか?愛犬と出会い育んできた感情、環境、日々の思い出のすべてが飼い主の人生の中で輝いているもののひとつです。
「こんなつらい気持ちを味わうなら出会わなければ……」強い悲しみの中そう思う方もいらっしゃると思います。しかし、そんな悲しいことを言わず、よく思い出してみてください。愛犬が居なければ持てなかった気持ち、思い出がないと言い切れるでしょうか?
悲しみを持っていれば「ない」と言い切れないのではないでしょうか。愛犬が居てくれたからこそ感じられたことは辛い気持ちより幸せなことが多いはずです。その幸せを踏まえ、愛犬の別れより、愛犬が居てくれたことがどんなに幸せだったのか、別れの辛さが出会えた幸せを証明してくれています。
犬を最期まで。ペット霊園に集まる飼い主の気持ち
ペット霊園は動物たちの供養ができる場所のひとつです。そこにいる人たちは皆、自分が大切に育ててきたペットが亡くなった悲しみを体験しています。犬との別れが辛いことを体験した方も中にはいます。
どうしても辛い時は自分の悲しみだけではなく自分と同じ境遇の人たちの話を聞いてみてはいかがでしょうか?自分の視点だけではなく、同じ境遇の別視点で話を聞いてみるとなにか物事の考え方が変わるかもしれません。
ペット霊園に集まる人の気持ち
愛犬が亡くなって1年が経ちました。未だに家に帰ると出迎えてくれる愛犬の姿はなく、胸にぽっかり穴が開いたような感覚があります。1年たった今でも愛犬が居なくなった寂しさは消えることはありません。いまでも愛犬の写真を見ると悲しみで涙が溢れます。
ですが写真といなくなった愛犬のことを思うと亡骸を残し変な期待を抱くより、ペット葬儀を挙げてきちんと愛犬を供養できてよかったなと思います。
長年一緒に暮らしてきた愛犬が旅経ちました。うちの愛犬は寿命なので天寿を全うしたのだなと思い、気持ちに区切りがつきました。愛犬の思い出の品を見ると今でも楽しい思い出を思い出し嬉しくも淋しい気持ちになりますが愛犬のためにも、きちんと前を向いて生きようと思えました。
愛犬がつい先日亡くなりました。突然のことだったので気持ちが全然追いついていないです。動かないうちの子をみて元気に動いていた体のことを思うと今でも泣いてしまいます。
うちの子のお墓をみると「ああ、この子は死んでしまったんだな」と失った気持ちしか感じません。まだ亡くなって日が浅いので辛く悲しく、寂しい気持ちしか感じません。ですが、愛犬のためにもちゃんと供養できてよかったと思います。
まとめ
犬との別れが辛いことについてご紹介してきました。誰しも大切なものの存在はかけがえのないもので、かけがえのないものだからこそ辛い気持ちは大きくなるのだと思います。
その大きな辛さは大きな幸せを持っていた証拠です。悲しむことはとても大事です。しかし、悲しむだけ悲しんだら前を向き、新しい人生を送ることが供養した愛犬の為にもなるのではないでしょうか。
自分のためという意味でも、飼っていた愛犬を安らかに眠らせてあげるためにも、元気な体と精神で日々を過ごしご自愛ください。
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