
代表的なペットと言えば犬と猫ですが、密かに人気を集めているのがハリネズミです。ふわふわとした体と針の対比、意外にも豊かな表情が人気の理由のようです。
そんなハリネズミは突然死することもあるようです。そうでなくても、小動物なので寿命は決して長くはありません。飼い主の方は、体調を管理するだけでなく、万が一の場合は葬儀についてもお考えください。
目次
ハリネズミの突然死。原因を探るには
飼っていたハリネズミが突然死してしまうと、悲しみと同時に「なぜ急に死んでしまったのか」と疑問に思うことでしょう。
飼い主にとっては突然の出来事でも、実は亡くなるサインがあったのかもしれません。飼育する際は、ハリネズミの体調の変化に気を付けましょう。
・体重
急激な増減はないでしょうか。体重計で定期的に計測しましょう。
・食欲
急に好物を食べなくなったり、食べ方が不自然な場合は要注意です。
・排泄物
排泄物は動物の体調のバロメーターになります。通常の便は細長い茶色ですが、ストレスや寄生虫の影響で緑色になることがあります。頻繁に緑色の便が出る場合は動物病院などで診てもらいましょう。
・体の部位の状態
目や鼻、生殖器周りが汚れていることがあります。また、傷や腫れが見られることもあります。
・行動の変化
いつもより元気がなかったり、不自然に攻撃的になることがあります。行動の変化は体調の変化が影響しているのかもしれません。
ハリネズミがストレスを感じているときのサイン
ハリネズミは基本的に憶病な性格です。モグラに近い動物で薄暗い所を好み、危険が迫ると体を丸めて針を立てます。
繊細なハリネズミはストレスに弱いという特徴もあります。ハリネズミの突然死を防ぐためにも、ストレスを感じているときのサインを把握する必要があります。
気性が荒くなる
ハリネズミは安心できる場所にいる場合、針を寝かせています。この場合は撫でることもできます。
逆に、針が立っている場合はストレスや警戒心を抱いています。はじめのうちは額の針を立て、さらに警戒するときは体を丸めて全身の針を立てます。さらに「フシュー!」と鳴き声を上げたり、噛みついたりすることもあります。
病気がちになる
過度のストレスは病気の原因になります。同時に、普段と違う行動を始めたり、針が抜けやすくなったりします。ハリネズミの体調の変化にご注意ください。
ストレス対策
ハリネズミは夜行性で、憶病な性格です。触る場合は、夜にそっと触りましょう。また、視界に入る場所から手を出すことで安心感を与えることもできます。
また、ハリネズミが小さい内から飼い始めるのも有効です。ハリネズミは人に懐かないと言われていますが、小さい内から慣らしていけば人に慣れることはできます。
ハリネズミがかかりやすい病気とは
ハリネズミは小さいですが丈夫な動物です。正しく飼えば簡単には病気にかかりませんが、栄養バランスの崩れや過度のストレスによって病気にかかることもあります。どのような病気にかかりやすいのでしょうか。
ダニ症
ハリネズミの脱毛・脱針が多い場合、ダニが原因かもしれません。症状が重くなると、脱毛・脱針のほか、食欲の減退などが起きます。
寄生する主なダニはマダニ・ヒセンダニ・キュウセンダニです。ハリネズミに薬剤を滴下するとともに、飼育グッズをきれいに掃除しなければいけません。
腫瘍
腫瘍の発生は少ないようですが、高齢になるほど注意が必要です。良性と悪性がありますが、ほとんどが悪性(癌)と言われています。発症すると体重の減少や食欲の減退などが置きます。
加齢、もしくは人間用の食べ物を与えるほど発症しやすいようです。バランスのよい食事を当てましょう。
ハリネズミふらつき症候群(WHS)
神経系の病気で、致死率が高いです。ハリネズミが突然死した場合、この病気が原因かもしれません。
名前の通り、体の自由が利かなくなってふらつきます。多くの場合後ろ脚から発症し、やがて全身に広がっていきます。次第に食事や排せつなどが難しくなり、そうなってしまえば最悪の場合およそ1年ほどで命を落とします。
はっきりした原因や対処方法が不明という厄介な病気です。栄養不良や過度なストレス、運動不足が原因とも言われているので、これらの対策をしましょう。
ハリネズミを供養。遺体の安置方法と供養の仕方について
ハリネズミが突然死してしまったら、供養を考えましょう。ハリネズミの寿命は長くても10年ほどなので、たいていの飼い主は別れを体験することになります。責任をもって供養してください。
遺体の安置方法
ハリネズミが亡くなったら、バスタオルなどでくるんで、涼しい場所に保管してください。これは遺体の腐敗を遅らせるだけでなく、体に付着していたダニを外に広げない目的もあります。夏場は冷房の効いた部屋に、可能であればドライアイスや保冷剤などと共に安置しましょう。
また、バスタオルにくるんだまま袋に入れ、空気を抜いて真空状態にする安置方法もあります。ただし、袋が針で破れないようにご注意ください。
供養の仕方
自宅で埋葬する
ハリネズミなどの小動物であれば、自宅の庭やプランターなどに埋葬することができます。最も手軽な供養の方法ですが、埋葬する場合は他の動物に掘り起こされたり、雨で流れださないように深めに埋めましょう。簡単な墓石などを立てるのもおすすめです。
ただし、公園やマンションの庭などに埋めるのは絶対におやめください。法律に抵触するおそれがあります。
ペット葬儀業者にまかせる
ペット葬儀の多くは、ペット用の火葬炉で火葬を行った後、残った遺骨を埋葬・納骨します。予算に余裕があれば、個別の墓を立てたり、遺骨からメモリアルグッズを作ることもできます。
行政に依頼する
ハリネズミは小動物なので、可燃ごみとしてゴミ出しすることも可能です。しかし、ペットを愛してきた飼い主にとっては辛い選択肢でしょう。
一部の自治体では、ペットの合同火葬を行っています。他のペットや野生動物と一緒になりますが、業者に依頼するよりも費用を安く抑えられるというメリットもあります。
まとめ
ハリネズミとの別れはいつかやってきます。それは寿命かもしれませんし、病気によってハリネズミが突然死することもあります。これらを防ぐことはできません。
飼い主ができることは、後悔しない供養をすることです。小動物であるハリネズミの供養は犬猫と比べて容易ですが、より充実した葬儀をご希望でしたらペット葬儀のプロにご依頼されるとよろしいでしょう。
ペット葬儀を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ペット葬儀」をご覧ください。
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