
ワンちゃんを飼っている方は、犬の骨にまつわる縁起の話を聞いたことがありますか?遺骨は自宅で保管しないほうがいいのか、など気になる話題に触れていきます。
大切なペットが亡くなったら、どのように供養するべきか……。飼っている方は誰しも迷うことかもしれません。
ペット供養にはさまざまな方法があります。今回は手元供養について中心に、ペットと飼い主にとってよい供養について考えていきたいと思います。
犬の骨にまつわること。縁起が悪いと言われることは
犬の骨にまつわる、こんな話を聞いたことはありますか?亡くなったペットの遺骨を家に置いておくと縁起が悪い…という話です。
亡くなったペットは家族同然。いつまでも一緒にいたいという思いから、身元に遺骨を置いておきたい飼い主も多いでしょう。しかしこのような話を聞くと、いったいどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
結論から言うと、ペットが成仏しているかで遺骨の扱いが変わります。ペットが成仏していれば、遺骨が家にあっても問題ないといわれています。
反対に、ペットが成仏していない場合は、家に置いておくのはいいことではないといわれています。多くは、飼い主が心配で成仏できない、心残りがあって成仏できないというのが原因になっているようです。
縁起が悪いというのは風水の考え方になるので、信じるか信じないかは人によりけりという話になってしまいます。しかしワンちゃんをはじめ、大切なペットはしっかりと供養してあげることが、飼い主が最後にしてあげられる大切なことでは無いでしょうか?
犬の遺骨を部屋に置いておきやすくするグッズ紹介
ペットの成仏も済み、手の届く場所に遺骨を置いておきたいというときは、グッズを活用してみましょう。お部屋で遺骨を保管できる便利なグッズを2つ紹介します。
遺骨を納めるのにまず思いつくのが、骨壺ではないでしょうか?こちらの商品だと、4寸の骨壺を安置することができます。
骨壺だけをお部屋に置いておくのはなんとなく寂しい気がします。そんなときにメモリアルBOXに収めることで、お部屋に馴染みやすくなります。写真を前面に入れることができるので、大切な思い出とともに保管することができます。
犬の骨をアクセサリーにして置いておくこともできます。ペンダントなら、お部屋だけでなくいつも近くに置いておくことも可能です。肌身離さず持っていたいという方にピッタリの商品です。
刻印をすることができるので、ワンちゃんと飼い主だけのオリジナルのペンダントとして使うことができそうですね。
犬の骨を分骨したい。分骨するときの注意と手順
ペットの遺骨をすべて自宅で保管したいという思いがある一方、違った方法で供養をしたいという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、『分骨』をご検討されてはいかがでしょうか。分骨とは、遺骨を別々の場所で供養することです。例えば、一部は墓地へ納骨したうえで、一部の犬の骨を自宅で保管するということです。
人間の分骨を行う際には、手続きや証明書の発行などが必要になります。しかし、犬の場合の分骨は、法的に分骨証明が定められていないので自由です。上で紹介したグッズの活用をはじめ、飼い主が選んだ骨壺やアクセサリーに遺骨を納めます。あらかじめ遺骨を納めるグッズを選んでおくのもいいでしょう。
分骨の際の注意点は、素手で遺骨を触らないということです。素手で遺骨を触ると、手の脂が遺骨に付着し、そこからカビが生えてしまうことも少なくありません。手袋をつけるか、お箸で遺骨を持ち上げるようにしましょう。
ペットロスを軽減できる供養を
ペットブームの広がりとともに、近年問題になっているのが『ペットロス』です。大切なペットが亡くなってしまったことによって、心に穴が開いたかのように無気力になってしまいます。なかには生活に支障がでてしまうほどの症状が出てしまうこともありますが、これでは亡くなったペットも悲しい思いをするでしょう。
そこで、ペットロスを軽減できる供養が重要です。常に近くに感じることのできる手元供養を選ぶ方も増えています。今回ご紹介した自宅での遺骨の保管や、犬の骨をアクセサリーという形にして保管するというのも手元供養の一種です。
いずれにしても、飼い主が納得する形で供養をするのが一番です。悔いが残ってしまうと、それがペットロスを招くこともあるでしょう。どのような供養が一番なのか、ご自身で考えることも必要ですが、ペット葬儀のプロに相談してみるのも心強いです。
まとめ
犬の骨を自宅に置いておくとよくない。このような意見は確かにありますが、大切なのは飼い主がペットのことを思ってどうしてあげたいか、考えることではないでしょうか。
ペット供養に正解はありません。その分、多くの選択肢があることも事実です。もしものときが来てからでは、じっくり考える時間がとれないことも多いので、事前に考えておくのもひとつの方法です。
そのなかで迷ってしまうことも出てくるでしょう。ペット供養が初めてで不安に感じるときなどは、業者に相談してみるのもペットのためにしてあげられることかもしれません。
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