
ハムスターは、身体が小さく、飼育スペースを多く取らないことから、初心者にも育てやすいと言われています。
身体が小さいハムスターの中でもさらに小さいロボロフスキーハムスターは、とてもかわいらしい見た目をしています。
しかし、ロボロフスキーは、ハムスターの中では飼育が難しく、長生きするのが難しいとも言われています。
今回はそんなロボロフスキーの寿命や飼育方法についてご紹介させていただきます。
ロボロフスキーの寿命は2年ほど…
小柄な品種のドワーフハムスターの中でも最も小さいロボロフスキーの寿命は2~3年ほどといわれています。
とくに大体1年と半年を過ぎたあたりから衰えが見えてくるのです。そもそも2年生きたハムスターは人間の74歳と同等といわれています。つまり、2年しか生きられないのではなく、ハムスターにとっては、2年も生きたということになるのです。
しかし、様々な要因でその天寿を迎えるのは難しいかもしれません。
身体がとても小さいため獣医にかかることが難しく、ちょっとした怪我や病気が命取りになることもあります。
さらに、とても臆病なため、神経質でストレスを感じやすく、その点も注意が必要です。
ロボロフスキーがいる部屋では、なるべく大きな音を立てないようにしましょう。
ロボロフスキーの寿命を伸ばせる環境や食事は?
長くても3年ほどしか生きられないロボロフスキーですが、少しでも長生きしてもらうために、なるべくストレスを与えない環境づくりを心がけましょう。
ロボロフスキーは小柄ですが、とても活発で好奇心が旺盛です。そのため飼育スペースはジャンガリアンハムスターと同じくらいの広さを用意してあげましょう。
また元々はロシアやモンゴルなどの寒い地域が原産のため、寒さや乾燥には強いのですが、その分高温多湿の環境は苦手です。
そのため、夏場は温度や湿度を調節しましょう。
餌は、通常のハムスターに与えるペレットやヒマワリの種などで大丈夫です。ただ他の種類に比べると肉食の傾向が強めで、ミルワームなどを好む傾向も持っています。
いずれにせよ偏らせずに、栄養バランスに気を付けてあげることが大事です。
少しでもストレスを減らしてあげることが、ロボロフスキーの寿命を延ばすための秘訣になるでしょう。
臆病でストレスに弱い性格。延命はむずかしい
前述した通り、ロボロフスキーはとても臆病でストレスに弱い性格です。
日常の何気ない行動が、思わぬストレスになっていることがあるので注意しましょう。
その反面好奇心が旺盛でとても活発に動き回りもします。しかし臆病なためか、人を噛んだりすることはほとんどなく、すぐに逃げ出そうとするみたいです。
また人になつきづらいといわれていますので、過剰なスキンシップはストレスを与えることになり、ロボロフスキーの寿命を減らす原因になってしまうでしょう。
出来る限りなつかせたい場合は、小さいころから飼う、もしくは長い時間をかけてゆっくりと環境になじむようにしましょう。ちょっとしたことでもストレスになってしまう可能性がありますので、なるべく刺激を与えないよう注意をすることも大切です。
お別れの方法は?小さな身体でも火葬できるペット供養
大切に育てていても、残念なことにいつかロボロフスキーは寿命を迎えてしまいます。
悲しいことですが、自然の摂理なのでお別れの準備をしましょう。
自宅に庭があるご家庭ならば、埋めてお墓を作ってあげることも可能でしょう。
しかし、庭が無いご家庭もこのご時世多数存在するでしょう。
その場合は、ペット供養がおすすめです。
ペット供養はイヌやネコだけでなく、インコやハムスターなどの小柄なペットも行ってくれます。
個別に火葬を行い、遺骨を渡してくれるところもあるでしょう。
まずは、お近くのペットの供養を行っている会社を調べてどのようなプランがあるのかを見てみましょう。
大切に育てたペットなのですから安らかに眠らせてあげたいですよね。
まとめ
小柄なドワーフハムスターの中でも最小のロボロフスキーハムスターは、ハムスターの中では比較的飼育難易度が高いと言われています。
ですが、愛情を持ってきちんと育ててあげれば、きっとその声にこたえて愛らしい姿を見せてくれることでしょう。
なつきづらいいわれていますが、なついた例もありますので精一杯心を籠めてお世話をしてみてください。
ロボロフスキーを、寿命近くまで育ててあげられるよう頑張りましょう。
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