ペットも家族の一員だという考えを持っている方も多いと思います。もし飼っていた犬が亡くなったら、きちんと埋葬をしてあげたいですよね。
愛犬が亡くなった際、「愛犬の遺骨を自宅へ置いておきたい」と思う方もいると思います。愛犬の遺骨は自宅に置いておいてもいいのでしょうか?ご存知ない方も多いと思います。
ここでは、愛犬の遺骨を自宅へ置いておくことについて、いろいろとご紹介していきます。
目次
愛犬の遺骨を自宅に置くのはダメ?
人の遺骨の場合、多くの方は四十九日を目安にお墓に納骨をします。しかし、とくに決まりがあるわけではないので、中には自宅に遺骨を置いておく方もいます。犬の遺骨の場合も同じように自宅へ置いておくことはできるのでしょうか?
結論から言えば、犬の遺骨も人と同じように自宅に置いておくことができます。ペットの場合は、供養の方法はとくに定まっていません。それぞれのやり方でペットを供養することができます。
家に愛犬の遺骨を置いておきたいのであれば、火葬方法には注意が必要です。ペットの火葬方法には立会個別火葬、一任個別火葬、一任合同火葬という三種類の火葬方法があります。
立会個別火葬の場合、火葬は飼い主や家族が骨を拾うところまで行うため、遺骨を持って帰ることができます。しかし、一任個別火葬と一任合同火葬は火葬を業者へまかせる形の火葬なので、遺骨を持って帰れないことが多いです。とくに一任合同火葬の場合は他のペットと合同で火葬をするので、遺骨を持ち帰ることはできません。
自宅安置の方法
愛犬の遺骨は人と同じように骨壺にいれて保管をします。愛犬の遺骨を自宅に置いておく場合は、いろいろと注意することもあります。ここでは、遺骨を自宅安置する方法をご紹介していきます。
愛犬の遺骨の入った骨壺は、湿度が高いと中に湿気が入り込んでたまってしまうことがあります。湿気が入ってしまうと大切な愛犬の遺骨にカビが生えてしまうことがあります。そうならないように、以下のような方法で対策をしておくようにしましょう。
・湿度の高い場所に骨壺を安置しない
・テープを骨壺の蓋の周りにまいて、骨壺を密閉する
・骨壺の中に吸湿剤を入れておく
遺骨は高温で焼かれて乾燥しているため、湿気を吸いやすくなっています。湿気の対策はしっかり取りましょう。もし、カビが生えてしまった場合は以下のような方法でカビを除去できる可能性もあります。
・遺骨を天日干しする
・火葬場でもう一度火葬してもらう
自宅で行えるのは天日干しです。しかし、天日干しではカビが除去できる可能性は低いでしょう。火葬場でもう一度火葬した方が確率は高くなりますが、対応してくれる業者はあまりいないかもしれません。カビが生えないように、湿気対策は十分にするようにしましょう。
詳しい対策につきましては「ペットの骨壺に入っている遺骨のカビ対策!天敵は湿気です!」でもご紹介しています。
人の目も気にならない骨壷・骨壷カバー
骨壺は仏壇に置く方もいると思いますが、仏壇がない方などはリビングに置くこともあると思います。リビングにずっと愛犬の遺骨の入った骨壺を置いておくと、どうしても人目が気になってしまう方も多いと思います。
人目が気になるという方は、骨壺や骨壺のカバーを変えてみてはどうでしょうか?ペット用の骨壺や骨壺カバーの中には、人目が気にならない可愛いものもあります。ここでは、そのうちいくつかをご紹介していきます。
もこもこ骨袋「ふわり」
3寸(約9cm×約11cm)の骨壺を入れることができる骨壺のカバーです。もこもこの可愛らしい見た目で、人目が気になりません。また、そのもこもこの感触は、まるで亡くなったペットを連想させるような触り心地です。
HOUSWEETY 超ミニ骨壷
ステンレス製の小さな骨壺です。小さいので場所をとらず、見た目も可愛いです。陶器の骨壺より衝撃に強いため、万が一落としたりしても砕けてしまう心配はありません。
ペット仏壇 ナチュラルボックス
ペットの遺骨の入る小さな仏壇です。シンプルなデザインでリビングに置いても馴染みやすいです。また正面にはペットの写真を入れておくことができます。
機会を見て埋葬しても大丈夫です
人の遺骨は四十九日で納骨されるのが一般的です。愛犬の遺骨も同じように機会を見て埋葬してあげるのもいいでしょう。埋葬する方法としては、以下のような方法があります。
納骨堂、供養塔
納骨堂は骨壺に入ったペットの遺骨を安置できる場所です。個別で火葬した場合も合同で火葬された場合も安置されます。しかし、合同で火葬した場合は一定の時期が来ると供養塔に埋葬されることが多いようです。個別で安置する場合は一年ごとに管理料がかかります。
個別墓地
人の埋葬と同じように、個別に土地を買ってお墓を建てる方法です。人の埋葬と同じように土地やお墓の大きさなどで値段が変わってきます。
自宅の庭
自宅の庭に遺骨を埋葬する方法です。埋葬した場所に木を植えたりする人もいます。埋葬に費用はかかりません。
散骨
ペットの遺骨をパウダー状にして海などに撒きます。ペットの散骨は人の散骨と違い法律はないのでとくに許可はいりませんが、人の散骨と同じように最低限のマナーは守る必要があります。
まとめ
愛犬の遺骨を自宅に置いておくことは可能です。しかし自宅に置いておく場合は注意が必要です。遺骨は湿気に弱いため、カビが生えやすいです。湿気対策は充分にしましょう。
リビングなどに置いておく場合、人の目が気になることがあると思います。人の目が気にならないようなデザインの骨壺や骨壺カバーもありますので、気になる方は購入してみてはいかかでしょうか?
愛犬の遺骨を残したい場合、火葬方法によっては遺骨を受け取れないこともあります。火葬をする際は、業者によく確認しておくようにしましょう。
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