ペットの遺骨をペンダントなどのアクセサリーにしようと考えている方は、商品の種類や選びかたについて知っておきましょう。
遺骨で作ったアクセサリーは日常的に身につけるものであり、普通のアクセサリーに比べて特別な意味があります。そのため、身につけやすさやアフターサービスなどのように、重視するべき点がいろいろあるからです。
この記事では、遺骨アクセサリーの種類、選びかた、作りかたなどをご紹介していきます。亡くなったペットを身近に感じられる形の供養として、遺骨アクセサリーを検討している方は、ぜひご参考にしてみてください。
目次
ペットの遺骨をペンダントなどのアクセサリーにするには
ペットの遺骨をペンダントなどのアクセサリーにしたいと考えている方のために、ここでは、遺骨アクセサリーの種類や、遺骨アクセサリーを作るための火葬方法、火葬後のながれについてご説明していきます。
遺骨アクセサリーは手元供養の1つの方法
ペットの遺骨アクセサリーについて、「そもそも遺骨をアクセサリーにしてもよいのか」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。遺骨の供養方法はいくつかあり、遺骨アクセサリーは「手元供養」のひとつの方法だといえます。手元供養は、仏教の1つの考えかたといわれたり、文化的に手元供養をすることがめずらしくない地域もあったりします。
遺骨の供養についてはさまざまな考えや文化があるため、ひとつの方法として遺骨アクセサリーがある、ととらえてみてはいかがでしょうか。
加工すればジュエリーにも……遺骨アクセサリーの種類
遺骨アクセサリーは大きくふたつの種類にわけられ、粉状にくだいた遺骨をアクセサリーの内部に入れるタイプと、遺骨を加工してアクセサリーにするタイプがあります。遺骨を加工してアクセサリーにする場合、業者にもよりますが、ダイアモンドや真珠などに加工できます。
さらに、遺骨アクセサリーにはペンダント以外にも、指輪、カプセル、ネックレスなどさまざまな商品が販売されています。商品を選ぶ際には、のちほどご紹介する『遺骨アクセサリーの商品を選ぶ際に大切なポイント』をご参考にしてみてください。
遺骨をアクセサリーにするための火葬方法
まだペットを火葬していない方は、遺骨アクセサリーを作るために、遺骨の返却がある「個別火葬」という火葬方法を選ぶようにしてください。ペット火葬についての詳しい説明は、この記事の最後の『遺骨アクセサリーを作られる火葬方法・葬儀業者の選びかた』をご覧ください。
遺骨アクセサリーを作る際のながれ
遺骨アクセサリーを作る際のながれを、遺骨をアクセサリーの内部に入れるタイプと、遺骨を加工してアクセサリーにするタイプにわけてご説明していきます。
遺骨をアクセサリーの内部に入れるタイプ
遺骨をアクセサリーの内部に入れるタイプでは、まず、返骨された遺骨を粉状にくだく必要があります。すり鉢などを使って自分で粉骨できますが、きれいに粉骨するには業者に依頼することをおすすめします。
そして、遺骨アクセサリーを通販などで購入し、粉骨された遺骨をアクセサリーに入れます。また、遺骨アクセサリーの業者によっては、粉骨からアクサセリーづくりまでをあわせて受け付けているところもあります。
遺骨を加工してアクセサリーにするタイプ
遺骨を加工してアクセサリーにするタイプの場合、火葬後に返却された遺骨を遺骨アクセサリーの業者にわたし、完成したアクセサリーを受け取るというながれが一般的です。
遺骨アクセサリーの商品を選ぶ際に大切なポイント
ここからは、ペットの遺骨でペンダントなどのアクセサリーを作る際に、商品選びで大切なポイントをいくつかお伝えいたします。何年たっても身につけられて、亡くなったペットへの思いをこめたアクセサリーを作るために、ぜひ参考にしていただきたいポイントです。
身につけやすさ
遺骨アクセサリーは亡くなったペットを身近に感じられる点が魅力であるため、日常的に身につけたいと考える方が多いのではないでしょうか。そのため、商品を選ぶ際には、身につけやすさが重要なポイントです。
身につけやすいアクセサリーを作るためには、普段の服装にマッチするようなデザインや、仕事や外出の際にじゃまにならないサイズ・重さを選ぶようにしましょう。
耐久性
遺骨アクセサリーは普通のアクセサリーとはちがい、年月がたって処分するものではないため、長く使えるよう耐久性がよい商品を選びましょう。アクセサリーによく使用されている素材で耐久性が高いものは、チタンやステンレスです。また、水や汗にぬれてしまうこともあるので、防水性にも注目するとよいです。
購入後の保証内容
遺骨アクセサリーを購入する際には、保証内容が充実しているかも重要なポイントです。購入時には、アクセサリーが破損してしまったり汚れてしまったりしたときに、どの範囲まで無償で対処してもらえるかなどを確認しましょう。
刻印サービスの有無
遺骨アクセサリーの業者によっては、商品にペットの名前や命日、メッセージなどを刻印できることがあります。亡くなったペットへの思いをこめるための刻印は、遺骨アクセサリーをより特別なものにするでしょう。刻印をつけたい方は、商品を選ぶ際に刻印サービスの有無と料金を確認してください。
遺骨アクセサリーを作られる火葬方法・葬儀業者の選びかた
ペットの遺骨でペンダントなどのアクセサリーを作るためには、遺骨が返却される方法で火葬する必要があります。どんな火葬方法があるのか、どんなペット葬儀業者を選べばよいのか、みていきましょう。
ペット火葬の種類
ペットの火葬方法は大きくわけて、「合同火葬」と「個別火葬」の2種類あります。合同火葬は火葬を待つほかのペットと合同で火葬します。そのため、遺骨の返却はなく、ほかのペットの遺骨とまとめてペット霊園などにおさめられることが一般的です。
いっぽう、個別火葬は個別でペットを火葬する方法で、希望すれば遺骨の返却が可能です。そのため、遺骨アクセサリーを作りたいと考えている方は、個別火葬を選択しましょう。さらに、個別火葬には火葬時に立ち会いができる「個別立ち会い火葬」と、立ち会いができない「個別一任火葬」があるので、ご希望にあわせてお選びください。
また、火葬炉を搭載した車でご自宅までうかがい、ご自宅の敷地や近くの場所で火葬し遺骨を返却する「訪問火葬」をおこなっている業者もあります。事情があり火葬場までペットの遺体を運べない方や、ペットが慣れ親しんだ自宅で葬儀をしたい方は、訪問火葬もひとつの選択肢です。
ペット葬儀業者の選びかた
ペット葬儀業者を選ぶ際に重要なポイントは、ホームページ上や問い合わせの際に、葬儀の内容や料金についてしっかり説明があるかどうかです。詳しい説明がないまま葬儀を依頼してしまうと、実際の葬儀が希望していた形と大きく違うことがあるかもしれません。また、思いもよらない追加料金が発生してしまうケースも、ときにはあるようです。
大切なペットをよい形でお見送り・供養してあげるために、ペット葬儀業者を選ぶ際には、葬儀プランについてきちんと説明してくれる業者であるかを確認するようにしましょう。
ペットの火葬について弊社にご相談ください
弊社は、ペット火葬についてのご相談を受け付けています。24時間ご相談を受け付けているため、深夜や土日などでもご連絡いただけます。また、葬儀の内容と事前見積もりをご納得いただいてからご依頼をうけたまわるため、あとになって追加料金が発生する心配はありません。ペット葬儀業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
まとめ
ペットの遺骨でペンダントなどのアクセサリーを作ることは、手元供養という供養方法のひとつです。遺骨アクセサリーは普通のアクセサリーよりも特別な意味をもつものなので、どのような種類があるのか、商品を選ぶ際にどんなポイントが大切なのかを知っておきましょう。たとえば、日常的に長く身につけられるデザインや素材であるか、購入後の保証は充実しているかが、重要な点としてあげられます。
また、ペットの火葬をまだ終えていない場合、遺骨アクセサリーを作るには遺骨の返却がある「個別火葬」を手配するようにしてください。業者を選ぶ際には、葬儀の内容や料金についてしっかり説明してくれる業者を選ぶと安心です。弊社は24時間ペット葬儀についてのご相談を受け付けているので、ぜひご連絡ください。
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