
パソコンの復元ポイントは自動的に作成されるような設定になっています。おもに更新やアップデートの際に作成されるようになっていますが、復元ポイントがないというときは設定が変更されている可能性があります。
また復元ポイントがないときは手動で作成することも可能です。フリーソフトやプログラムをインストールする前におこなっておくといいでしょう。
また復元ポイントの作成に失敗するときはエラーが表示されていることがあります。エラーコードによって対処方法も異なりますが、パソコンの知識に自信がない人にとってはむずかしいかもしれません。そのようなときは業者に相談してみるのもいいでしょう。
今回は復元ポイントの概要と作成方法などについてご紹介します。
目次
システムの復元ポイントとは?
システムの復元ポイントとはパソコンの過去の状態を保存したものです。何かしらの不具合が起こったときに復元ポイントに戻ってパソコンを復旧させることができます。
例えばあらかじめ復元ポイントが作成された状態で「ダウンロードしたプログラムの様子がおかしく、アンインストールしても治らない」というときに、復元ポイントを作成したときの状態に戻すことができます。
システムの復元ポイントはおもにWindowsで利用されており、macOSの場合は外部ドライブに履歴を自動保存し復元できる「TimeMachine」という仕組みがそれにあたります。
これらの仕組みでは自動的・定期的に復元ポイントが作成されています。とくにWindowsを更新するときや、周辺機器を追加するときなどは自動的に作成されていることがあるようです。
システムの復元ポイントがないときには手動で復元ポイントを作成するといいでしょう。
Winsows7でのシステム復元ポイント作成
1「スタート」から「コントロールパネル」をクリックします
2「システムとセキュリティ」をクリックします
3「システム」をクリックします
4画面左にある「システムの保護」をクリックします
5「システムの保護」タブをクリックし、画面下部の「作成」をクリックします
6分かりやすい復元ポイントの名称を入力し、「作成」をクリックします
7「復元ポイントが正常に作成されました」という表示が出たら完了です
8あとは「閉じる」「OK」をクリックします
Windows10でのシステム復元ポイント作成
1スタートメニュー右クリックから「システム」をクリックします
2システム画面が開き、そこから「システムの保護」をクリックします
3「システムのプロパティ」が開いたら「作成」をクリックします
4分かりやすい復元ポイントの名称を入力し「作成」をクリックします
5復元ポイントが正常に作成されました」という表示が出たら完了です
6あとは「閉じる」「OK」をクリックします
復元ポイントを作らないとどうなるの?
システムの復元ポイントがないという場合はデメリットだけというわけではありません。
復元ポイントは自動的に作成されるものでもあります。しかしシステムの復元ポイントを作成するのは、大きなデータ量がかかるほか更新も定期的となっておりデータの書き込み回数に制限があるSSDに負担がかかります。
SSDとはソリッドステートドライブの略で、SSDにOSをインストールすると起動スピードなどが速くなります。
システムのバックアップ先を変更することはできないため、不要な場合はこの機能を停止させたほうがいいかもしれません。
しかしこのシステムの復元ポイント作成を無効にしてしまうと、パソコンの以前のバージョンが保存されません。
パソコンは定期的に更新やアップデートなどがあります。その更新などはセキュリティを保つうえで大切なものですが、場合によっては使いづらくなることもあるでしょう。
使用しやすいパソコンを維持したいときには、システムの復元ポイントを定期的に作成しているほうがいいかもしれません。
システムの復元をすることができない理由
システムの復元をすることができないというときは、いくつか原因が考えられます。復元ポイントがないときに、新たに作成するという場合も以下の点に注意するといいでしょう。
システムパーティションの空き容量不足
このケースは多いようです。単純に復元するための容量が足りないため、ファイルを開くことができないというケースです。
実行ボタンを押すことはできるのに、復元作業中に操作が戻ってしまうような場合は容量不足の可能性が高いでしょう。
この場合は「Cドライブ」の容量を減らすと解決できることがあります。「ディスクのクリーンアップ」という機能を使用しても、ほとんどのデータは消えないのであまり解消できません。解決方法として以下の方法があります。
・「Dドライブ」にデータをうつす
・「Temp」フォルダのデータを削除する
・インターネット一時ファイルを削除する
・外付けハードディスクにデータをうつす
「Temp」フォルダはTemporarilyの略で一時的にデータを保存するためのフォルダです。このファイルは削除してもあまり影響はないので、少しでも容量を確保したいときにはいいかもしれません。
システムの復元ポイントがないときの対処法
システムの復元に失敗したときは「システムの復元は正しく完了されませんでした。」というメッセージが表示されます。ここでは復元できないときのエラーコードと対処方法についてご紹介します。
エラー0x80070091
1セーフモードでパソコンを起動します
2「スタート」ボタンを右クリックし「コマンドプロンプト」をクリックします
3「takeown /f “C:Program FilesWindowsApps” /r /d Y」を入力し、Enterキーを押します
4「icacls”C:Program FilesWindowsApps”/grant”%USERDOMAIN%%US
ERNAME%”:(F) /t」を入力しEnterキーを押します。成功した場合は「Successfully processed xxxxx files: Failed to process 0 files」というメッセージが表示されます
5「rd /s “C:Program FilesWindows Apps”」を入力しEnterキーを押します
6「YES」をクリックし、パソコンを再起動しシステム復元を再度おこないます
エラー0x80070005
1サーチバーでServices.mscと入力し、Enterキーを押します
2「Volume Shadow Copy」と「Task Scheduler」と「Microsoft Software Shadow Copy Provider Service」が機能していることを確認し、「Automatic」を機能させます
3「System Restore Service」をONにし、自動モードに設定します
4パソコンを再起動させてシステム復元を再度おこないます
エラー0x8000ffff
1「スタート」をクリックし、サーチボックスで「System Restore」と入力します
2「システム復元」を右クリックし「管理者として実行」をクリックします
3システム復元ダイアログボックスで「次へ」をクリックします
4設定を確認したのち「次へ」をクリックし「完了」をクリックします
また希望の復元ポイントがないということがあります。復元ポイントは古いものから自動的に削除される仕組みになっているので注意が必要です。
古いもの以外に復元ポイントがないというときはOSになんらかの問題がある場合があります。データは1度消えてしまいますが、自動的に復元ポイントを作成できるようにしたいというときにはOSを新たに上書きすると解決できることがあります。
まとめ
パソコンの復元ポイントは定期的に作成することをおすすめします。フリーソフトやあらゆるプログラムをインストールすることが多い場合は、そのプログラムによってパソコンが不具合を起こすことがあるので不安な場合はインストールする直前に手動で復元ポイントを作成してもいいかもしれません。
一方で復元ポイント作成には多くのデータ量がかかります。パソコンの容量によっては復元ポイント作成をしないほうがいいという場合もあるかもしれません。データを削除せずに容量不足を解決したいときには外付けハードディスクを取り付け、そこにデータをうつすといいでしょう。
以前作成した復元ポイントがないというとき、または復元がうまくいかないというときは業者に相談してもいいかもしれません。
パソコン修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「パソコン修理」をご覧ください。
パソコントラブルを解決
パソコン修理のプロが迅速対応
※対応エリアや加盟店によって変わります
パソコンが動かない!ウイルスに感染したかも?インターネットにつながらない!そんなパソコントラブルお任せください!Windows・Macどちらも対応いたします!
- 『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます - 古いパソコンもお任せください!あらゆる修理を承ります。
-
- パソコン修理
- 8,800円~
パソコン修理業者を検索
厳選した全国のパソコン修理業者を探せます!