空き巣の被害にあったことはありますか?この地域は安全であるから問題ないと思うかたも多いでしょう。しかし、油断はできません。
空き巣は地域の人に紛れ込んで、侵入する家を探しているかもしれません。ある日家から帰ってきたら、空き巣の被害にあってしまったということも起こりえるでしょう。そうならないようにするためにも、常日頃から空き巣対策をしておく必要があります。
本コラムでは空き巣のやり方から、その対策を見ていきます。空き巣の被害にあわないためにも、参考にしてみてください。
目次
窓からの侵入が多い!空き巣のやり方
まずは空き巣のやり方から見ていきましょう。空き巣は窓からの侵入が多いのですが、具体的にどういった方法で侵入するのでしょうか。
・施錠していない窓から侵入
窓をあけっぱなしにしていてそこから侵入されます。外出時などは、窓を閉めて鍵をかけるということを日ごろから心がけておきましょう。
・こじ破り
こじ破りとはドライバーなどを使って窓ガラスにひびを入れ、そのひびを広げて穴をあけ鍵を解錠する方法です。窓ガラスを壊すという方法ですが、意外と大きな音が出ないので、気づきにくいです。またなれた空き巣であれば短時間でできるため、よく使われる方法です。
・ピッキング
施錠されているドアの鍵穴に、工具を差し込んで解錠する方法です。鍵を使わず施錠されているドアをあけることができるので、こちらもよく使われます。ピッキングになれた空き巣であれば、鍵の種類によってはほんの数秒でドアをあけることができるといわれています。
・サムターン回し
サムターンとはドアの内側にあるつまみのことです。ドアの隙間から針金のようなものを入れてサムターンを回し、鍵を開けます。隙間がない場合はドリルで穴をあけることもあるようです。
空き巣が下見で確認することとは?
空き巣は下見で侵入する家を調べてから空き巣のやり方を考えます。空き巣が下見で確認することは何でしょうか。
・家族構成
家族構成を知ることで留守になる時間帯を予想します。例えば共働きの夫婦と子供ふたりであれば、日中の昼頃が留守になりやすいという予想ができるのです。
・戸締りはしっかりしているか
当然、玄関や窓が施錠されていないほうが侵入は容易になります。そのため空き巣は、戸締りがしっかりできているかどうかを見て回っています。
・死角があるかどうか
死角になるようなところがあれば、近所の人にも気がつかれず侵入することができます。空き巣はそのような死角があるかどうかも見ています。
玄関につけられたマークの意味
空き巣のやり方はどんどん巧妙になっているます。マーキングという言葉をご存知でしょうか。あまり聞きなれない言葉ですがマーキングとは玄関などにつけてあるその家の特徴を記したマークのことです。
マークはいろいろありますが、住民の性別や何人で住んでいるか、どの時間帯に留守になりやすいかといった特徴を示しています。数字やアルファベットを使って表していることが多いので、家の外に何か記号が書いてあるものを見つけたら注意しましょう。
集団で空き巣をおこなっている際にマーキングをすることで、仲間に家の情報を知らせたりします。つまり、マーキングがついている家は空き巣の被害にあう危険性が高いということです。このマーキングは主に玄関の表札、ポスト、ガスメーターなどに目立たないようにつけられています。
空き巣はどうやって留守を見抜く?
空き巣はどうやって留守を見抜くのでしょう。空き巣ごとにやり方は多少違いますが、主に以下のようなものがあります。
・石を投げる
石を投げて確認する方法です。もし家にいるときに石を投げられたら、外に出てみて状況を確認するようにしましょう。ただし、空き巣と鉢合わせすることがないようにしてください。
・インターホンを押す
インターホンを押して家に人がいるか確認をする方法です。家に人がいた場合は、訪問販売員として家の中に入る場合もあります。訪問販売員が家にやってきたら、名刺をもらって身元を確認しましょう。インターホンがカメラ付きで映像記録が取れるのであれば、しっかり確認することができるでしょう。
・郵便物
郵便受けに郵便物がたくさん溜まっているようであれば、留守である可能性が高いと判断できます。
補助錠を取りつけて空き巣対策をしよう
空き巣のやり方を紹介しましたが、空き巣の被害にあわないように対策することが大切になります。今回はその中でも補助錠に焦点を当てて紹介します。補助錠はメインとなる鍵と併せて付ける補助的な鍵のことです。
補助錠の効果
鍵がふたつかかっていることで、防犯対策をしっかりしているという印象を空き巣に与えることができます。また、付けていない場合より鍵開けするのに時間がかかります。
空き巣を家に侵入させないようにするためには、時間をかけさせないようにすることが大切です。なぜなら、空き巣は侵入に5分以上かかるところはあきらめるといわれているからです。そのため補助錠を取りつけることは非常に有効でしょう。
効果的な設置方法
補助錠は外側と内側、どちらにも取り付けることができます。外側に設置した方がしっかり防犯対策をしている印象を空き巣に与えるので、効果的でしょう。また補助錠ひとつでも効果がありますが、ふたつ付けることによってさらに効果を高めることができます。
補助錠を取りつける方法を紹介しましたが、自力で取りつけるのは難しいこともあるかもしれません。そのような場合は業者に相談するのがよいでしょう。経験豊富な業者に依頼することで素早く補助錠を取りつけてくれます。また、どんな種類の補助錠を取りつければよいか相談にのってくれます。
補助錠設置の相場費用は25,000円から50,000円くらいのようです。鍵本体、出張費、工事費などがかかっている場合とそうでない場合があります。業者や地域によっても価格は変わってくるので、連絡した際に確認してみましょう。
まとめ
空き巣のやり方を紹介しましたが、空き巣の手口は巧妙なので注意しましょう。空き巣はピンキングやサムターン回しなどの方法を使って家の中に侵入しようとします。空き巣は家が留守であるところを狙うので、家が留守であると外から気付かれないようにすることが大切です。
空き巣の被害にあわないように日ごろから対策していきましょう。もし鍵を取り替えようと思っている方は業者に相談してみることをおすすめします。その家にあった鍵を紹介してくれるはずです。
鍵の取り付けをご検討中なら
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「補助カギ取り付け」をご覧ください。
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