あまり想像したくありませんが、空き巣被害にあうと家の一部が壊されることもあり、金品が盗まれてしまいます。また、空き巣被害にあうとそのように財産を失うだけでなく、精神的なダメージも受けてしまうでしょう。
空き巣に被害にあった家は、再度狙われるおそれもあります。そのため、空き巣被害をうけないように対策する必要があります。本コラムでは空き巣の実態と被害にあったときの対応、被害を防ぐための対策をご紹介します。いつ空き巣被害にあうのかわからないので、参考にしてみてください。
目次
空き巣被害の実態とは
空き巣被害にあってしまうとどうなるのでしょうか。空き巣被害の実態をみていきましょう。
盗まれるもの
金目のものが多いです。
お金や宝飾品といったお金に替えられるものが盗まれまることが多いため、目に付く場所には金目の物を出しておかないようにしましょう。
また、盗んだ後に逃走しやすいように、比較的軽いものを盗む傾向にあります。
被害額の例
被害額は盗まれたものによりますが、数十万円から数百万円となることが多いようです。
盗まれてしまったものだけでなく、侵入されたときに窓などが壊された場合は修理代もかかります。
主な侵入手口
主な侵入手口は窓と出入口のドアです。
窓やドアに鍵がかかっていなければ、そのまますぐに侵入できてしまいます。しっかり施錠してある場合でも、ドアであれば鍵を破壊・ピッキングする、窓であったらガラスを割って侵入できてしまうのです。
空き巣被害にあった場合にやるべきこと
空き巣被害にあった場合にやるべきことはなんでしょうか。具体的な手順を下にまとめましたので、見ていきましょう。家に帰ってきて家が荒らされて金品がなくなっていたら、焦ってしまいますが、落ち着いて行動するようにしましょう。
110番に電話する
まずは警察に連絡しましょう。
空き巣の犯人がまだ近くにいるおそれもあるので、自分の身を守るためにも警察に連絡しましょう。
また、警察が到着するまで現場をそのまま保存しておくようにしましょう。
カード類を止める
クレジットカードやキャッシュカードなどが盗まれていたら、悪用されてしまうことを防ぐため、カード会社や銀行に連絡してカードの使用を止めましょう。
もし、身分証明書が盗まれた場合は、それを使用して新たにカードを作られてしまうおそれがあります。カード会社などに連絡した際についでに伝えておくと、そのようなことを防ぐことができます。
被害を確認し盗難届を出す
警察に盗難届を提出しましょう。盗難届を提出して、盗難届出証明書を発行してもらいます。この証明書は盗難保険の申請や身分証の再交付の際に使用します。
保険会社に連絡する
加入している保険会社に連絡しましょう。もしかしたら保証の対象になるかもしれません。
空き巣被害にあいやすい家の特徴
空き巣被害にあわないようにするためには、しっかり家の防犯対策をする必要があります。そもそも空き巣はどういった家を狙うのでしょうか。ここでは、空き巣の被害にあいやすい家の特徴を紹介します。
・線路沿い
電車が通る音が毎日響いているので、空き巣が侵入する音に気付きにくいです。また、線路沿いは比較的、人が多く通るので空き巣が紛れ込みやすく、電車を使ってすぐに逃走しやすいということも被害にあいやすい理由のひとつです。
・新興住宅
新興住宅はすでに住んでいる人、これから家を建てようと下見にくる人、引越し業者などが来ます。その中に紛れ込んで空き巣は家に侵入してきます。また新興住宅は地域コミュニティが形成されていないことが多いので、空き巣とそうででない人との区別がつきにくいです。
・公園の近く
公園の近くもいろいろな人が出入りしているので、空き巣に気付きにくいです。公園でただ座っている人が実は公園の周りの家を観察していて、空き巣に侵入する瞬間をうかがっているかもしれません。うろうろ公園の周り動き回っている人には注意しましょう。
再び狙われることも!効果的な空き巣対策
一度、空き巣被害にあうと再び空き巣の被害にあいやすいといわれています。一度侵入することができた家は中の様子までわかっており、犯行しやすいからです。
そのため、空き巣被害にあってしまった場合はすぐに対策をする必要があります。ここでは空き巣対策についてご紹介します。
・空き巣対策のポイント
防犯意識の高さを見せることが大切です。空き巣は外からみてしっかり防犯対策をしている印象を持つ家を避ける傾向にあるからです。
・玄関の空き巣対策
玄関のカギをツーロックにしたり、ディンプルキーなどの鍵に交換することは効果的な空き巣対策となります。ツーロックは文字通りひとつのドアにふたつのドアがかかっていることです。ディンプルキーは従来の鍵より複雑な構造の、ピッキングすることが難しい鍵となります。
・窓の空き巣対策
窓の空き巣対策には防犯ガラスや補助錠があります。防犯ガラスに替えることで窓が割れにくくなります。補助錠を取りつけることで窓が割られたとしてもドアが開けにくくなることが期待できます。併用するとより効果的です。
まとめ
空き巣被害にあってしまうと金品などを盗まれるだけでなく、精神的なダメージも受けてしまいます。そのうえ家に侵入されたときに壊されたものを修理するのにお金がかかります。
そのため、空き巣の被害にあわないように対策をするようにしましょう。防犯対策で鍵を取り替えてみようと考えている方は、業者に相談してみてください。その家にあった鍵を紹介してくれるはずです。
空き巣の被害にあってしまったら落ち着いて行動し、再度被害を受けないように対策を徹底しましょう。
鍵の取り付けをご検討中なら
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「補助カギ取り付け」をご覧ください。
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