「自分一人だけの空間を作りたい」
「小さい子どもやペットが勝手に部屋に入ってこないようにしたい」
コロナ禍での在宅勤務などがきっかけで、鍵のない自室のドアに鍵をつけたいという方が増えています。
しかし、どうしたらいいのかわからず悩んでいる方も多いはず。
そもそも後付けする鍵は、鍵を取り付ける目的や扉の種類などによって変わります。
失敗しないためにも、自分に合った鍵をあらかじめ知っておくことが大切です。
そこで当記事では、次の内容を中心に鍵の後付けについて詳しく解説します。
- 鍵選びで失敗しないための3つのポイント
- 鍵の種類と取り付け方
- 後付けするときはドアの寸法をしっかり計測!
この記事を読んでいただければ、自分に合った鍵を部屋に簡単に後付けすることができ、家で過ごす時間もストレスなく過ごせるようになります。
鍵交換に関するご相談は生活110番窓口までお問い合わせください。
お客様のご要望をうかがい、全国にある加盟店の中からあなたにぴったりの業者をすぐに手配いたします。
後付けする鍵の選び方
選ぶ鍵の種類を間違えてしまうと、目的に合っていなかったり、取り付けることができなかったりするおそれがあります。
自分に合っていない鍵を取り付けて後悔しないために、鍵を選ぶ際の3つのポイントをお伝えします。
- 取り付けたい扉の種類で選ぶ
- 鍵を取り付ける向きで選ぶ
- 必要な鍵の機能で選ぶ
取り付けたい扉の種類で選ぶ
鍵を後付けしたい扉が内開きか、外開きか、引き戸かで取り付けられる鍵も変わってきます。鍵を後付けしたい扉がどの種類なのかを確認し、それぞれにあった鍵を選びましょう。
鍵を取り付ける向きで選ぶ
部屋の内側から取り付けるのか、外側から取り付けるのかを決め、鍵を選びましょう。
「自分が部屋にいるときに誰にも入られたくない」という場合であれば内側から施錠できる鍵を選びます。反対に「自分が留守にしている間に誰かに勝手に部屋の中に入られたくない」という場合は外側から施錠できる鍵を選びましょう。
必要な鍵の機能で選ぶ
必要とする鍵の機能で選ぶのもひとつの方法です。鍵には、簡単に施錠するだけの鍵と頑丈で防犯性の高い鍵があります。
単に仕切りを作りたい目的での鍵の取付けなら、取り外し可能な補助錠でも十分です。部屋に大切なものや貴重品を保管しているなど防犯目的の場合には、固定式シリンダーや鍵付きドアノブなどの防犯性の高い鍵を選びましょう。
さまざまな鍵の種類があるため、自分の目的にあった鍵を選んでください。
後付け可能な鍵の種類
ここでは、後付け可能な鍵の種類を3つご紹介します。あわせておすすめの商品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
取外し可能な補助錠
「簡単に施錠をしたい」「部屋を仕切りたい」といった場合には取り外し可能な補助錠がおすすめです。比較的安価で手に入り、穴をあける必要もなく取付けが簡単です。取り外しが可能なため、後から「やっぱり鍵を外したい」となっても簡単に外すことができます。
デメリットとしては、防犯性が低いことや、粘着テープ取り付けるタイプは取り外す際に壁紙や塗装をはがしてしまうおそれがあることがあげられます。
ガードロック 内開き扉用室内錠 スタンダード
5,116円(2022年8月10日現在)
補助錠の取付け方法については、3章の補助錠を付ける場合で詳しくお伝えしています。
固定式シリンダー
固定式のシリンダーとは、ドアに穴を開けてドアノブとは別に鍵を取り付けるタイプです。
シリンダーがドアノブから独立しているため、高い防犯性を確保することができますが、穴を開ける必要があり、取り付け作業の難易度が高いです。そのため、部屋に後付けする鍵としては補助錠のほうがおすすめです。
固定式シリンダーの取付け法については、3章の固定式シリンダーを付ける場合で詳しくお伝えしています。
鍵付きドアノブ
ドアノブがついている部屋の場合は、そのドアノブを鍵付きのものに変更するのもひとつの方法です。
ドアノブを交換するため見た目がスッキリすることに加え、取外し可能な補助錠などと比較すると防犯性も高いです。しかし、元からついているドアノブと同じメーカーや規格のものを用意する必要があるため、手間がかかります。
また、ドアノブがついていない場所に新たに設置しようとすると、穴をあける必要があります。穴をあける作業は難易度が高いため、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
鍵付きのドアノブへの変更方法については、3章のドアノブを交換する場合で詳しくお伝えしています。
大黒製作所 サンロック S-250
4,400円(2022年8月10日現在)
日中製作所 室内用取替錠 NP-261‐ML
2,785円(2022年8月10日現在)
鍵の種類別!鍵の取り付け方
自分に合った鍵の種類が決まったら、いよいよ取り付けていきましょう。ここでは、鍵の種類別に取付方法をお伝えしていきます。
必要な道具をしっかりそろえ、安全に配慮して作業を進めていきましょう。
また、商品やメーカー、サイズによって取り付けられる商品や取付け方法が異なるので、説明書をしっかり確認してください。
補助錠をつける場合
用意した補助錠に記載されている取付け方法の説明書に従い、取り付けていきます。補助錠は両面テープでとめるものやネジでとめるもの、ドアに挟み込むタイプなどさまざまです。
細かい取付け方法は商品によって異なります。説明書をしっかり確認してください。
固定式シリンダーをつける場合
固定式シリンダー錠を取り付ける手順は以下の通りです。
- フロントプレート(ドア側面についている金属製のプレート)をドアの側面にあてて縁取りをする
- 縁取った部分を、ケースが入る大きさ分削る
- シリンダーとサムターン(鍵を開閉する金具)を取り付ける位置に穴をあける
- ケース、シリンダー、サムターン、ドアレバーを取り付ける
- フロントプレートを取り付ける
- デッドボルト(鍵を施錠するためのボルト)が入る位置にストライク(鍵を受ける部分)を取り付ける
鍵のついていない場所に固定式シリンダー錠を後付けする場合は、ドアに穴を開けなくてはいけません。取付け位置や寸法が少しでもずれてしまうと、鍵がきちんと動かなかったり施錠できないおそれがあります。
固定式シリンダー錠を後付けしたい場合は、業者に依頼するのが確実です。
業者をお探しの際は生活110番までご連絡ください。生活110番は全国に加盟店があるので、シリンダー錠の取り付けが得意な業者を探してご紹介することも可能です。
少しでも気になった方は、ぜひいちど生活110番窓口までお問い合わせください。
ドアノブを交換する場合
ここでは以下の2種類のドアノブの交換方法について解説していきます。
- 円筒状
- チューブラ錠
ドアノブを交換する前にドアノブのサイズを確認し、あらかじめ新しい鍵付きのドアノブを用意しておきましょう。メーカーや規格はドアノブに印字されていることが多いため、確認してみましょう。
種類 | 円筒状 |
特徴 |
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交換手順 |
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種類 | チューブラ錠 |
特徴 |
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交換手順 |
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ドアノブを交換する際の注意点
ドアノブを交換する際には、以下の点に注意しておこなってください。
ドアを閉めて交換作業をしてしまうと、ドアノブが動かなくなりドアが開けられなくなるおそれがあります。必ずドアは開けたままで作業をおこなってください。
鍵を取り付ける際、ラッチの向きには注意しましょう。ラッチの向きを間違えると、勝手にドアが開いてしまったり、ドアを閉めることができなくなってしまうおそれがあります。
下記のイラストのように、ラッチの斜面の部分がドアを閉じる方向に来るように取り付けてください。
鍵を取り付ける際の注意点
ここでは、鍵を取り付ける際の注意点について以下の4つをお伝えしていきます。お金と時間を無駄にしないように、事前に必ず確認しておきましょう。
- 賃貸の場合は穴をあけない鍵をつける
- ドアの寸法をしっかり確認する
- 部品扱いや取付け位置に気を付ける
- 難しい場合は業者に依頼する
賃貸の場合は穴を開けない鍵をつける
賃貸に住んでいる方が鍵を後付けで取り付けたい場合は、できるだけ穴を開けない鍵をつけましょう。賃貸の場合、許可なしに部屋や扉に穴を開けてしまうと、退去時のトラブルに発展する場合もあります。補助錠であれば、穴を開けずに取り付けることが可能です。
固定式シリンダーのような穴を開ける必要のある鍵を取り付けたい場合には、必ず大家さんや管理会社に許可を取りましょう。
ドアの寸法をしっかり確認する
鍵を後付けする際は、ドアのタイプや厚み、鍵を受ける部分までの距離などの寸法をしっかり確認し、ドアのサイズに合った鍵を用意してください。寸法を間違えてしまうと、鍵が閉まらなかったり、ドアが閉まらなかったりといった不具合が生じてしまいます。また、開ける穴の大きさを間違えると穴が隠れなくなってしまい、見栄えも悪くなります。
後付けの鍵がどのドアにも取り付けられるわけではありません。事前に鍵を取り付けたいドアに合った鍵をしっかり確認してから用意しましょう。
部品扱いや取り付け位置に気をつける
取付け作業の際に、鍵の種類によっては細かい部品がたくさんある場合もあります。ひとつでも部品をなくしてしまうと鍵を取り付けられないおそれがあるため、部品の取り扱いには十分注意しましょう。
また、取付け位置が少しずれてしまうだけで、施錠ができなくなったり、ドアが閉まらなくなったりするおそれもあります。取付け位置をしっかり確認し、慎重に作業を進めていきましょう。
難しい場合は業者に依頼する
取り外し可能な補助錠であれば、簡単に取り付けることができます。しかし、防犯性の高い鍵を取り付けようとすると、作業の難易度も上がります。
少しでも自分でおこなうのは難しい、と感じた場合には業者に依頼するのもひとつの方法です。
鍵を後付けしてくれる業者をお探しの方は、ぜひ24時間365日対応の生活110番窓口までお問い合わせください。
「できるだけ安く取り付けたい」「すぐに来てほしい」など、お客様のご要望に添える鍵のプロをご紹介いたします。
また、生活110番加盟店では無料現地調査・お見積り(※)もおこなっているので、費用が気になる方もまずはいちどお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店。現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
部屋に鍵をつけるメリット・デメリット
ここまで部屋に後付けする鍵について詳しくお伝えしてきました。
鍵を取り付けることには、メリットもあればデメリットもあります。どちらも知ったうえで、鍵の種類や取り付け方を考えてみることをおすすめします。
メリット:プライバシーを守れる
鍵を取り付けることで、プライバシーを守れます。シェアハウスなどで他人と一緒に生活している場合や、たとえ家族だとしても勝手に部屋に入られたくない場合などに鍵を取り付けていると、安心です。
また、自分以外誰も入れない空間を確保することで、勉強や仕事にも集中して取り組むことができます。
メリット:子どもやペットのいたずらや事故防止になる
部屋に鍵を取り付けることで、留守中にペットがいたずらで部屋を散らかしてしまったり、小さい子どもが不用意に部屋の外に出て危ない場所に行ったり、怪我をしてしまったりするのを防止できます。
デメリット:緊急のとき助けが遅れる
ここまで鍵をつけることのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。鍵のついた部屋にいた人が体調を崩した場合などに、すぐに入ることができず助けが遅れるおそれがあります。
外からでも鍵を開けられるものを使用したり、スペアキーを同居する人にあらかじめ渡しておくなど、対策をしておきましょう。
鍵の後付けは生活110番までお問い合わせください
鍵の後付けは、種類によっては作業の難易度が高く、特にDIY初心者だと想定以上に時間がかかることもあります。
また、鍵はきちんと取り付けないとスムーズに動かない、施錠できないなど、さまざまなトラブルが起こりやすい繊細なものです。
失敗なく確実に取り付けたい方は鍵屋への依頼をおすすめします。
頼れる鍵屋を探すなら生活110番にお問い合わせください。
弊社には数多くの鍵のプロが加盟しております。24時間365日【受付】対応可能の窓口でお客様のご要望をしっかりお聞きし、ピッタリのプロをすぐに手配いたします。
また、現地調査・お見積り(※)は無料でおこなっているので、「費用次第で考えたい」という方も安心してご利用ください。
早朝でも深夜でも、鍵のことで困ったらいつでもご連絡くださいませ。
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