「かばんにいれておいたはずのロッカーの鍵がない!なんとかして開けたいが、一体どうすれば……」
鍵を紛失した場合、まずはスペアキーがないか確認しましょう。通常、どの鍵もスペアキーが作られているからです。スペアキーがなければ、別の方法で開けることもできます。
このコラムでは、コクヨのロッカーの鍵を紛失し、開け方がわからない方のための方法をご紹介しています。それぞれのメリット・デメリットなどを比較すれば、最適な方法が見つかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コクヨのロッカーの鍵を紛失したときの開け方
「コクヨのロッカーの鍵を紛失した!開け方がわからない、どう対処すればいいのか……」そんなときは、ここで紹介する4つの方法で対処できます。
その4つの方法について、ここでは解説していきます。では、順に見ていきましょう。
スペアキーがないか確認する
会社のロッカーの鍵を紛失したときは、まずそれを管理している上司や担当者に報告しましょう。紛失した鍵は、悪意ある第三者の手に渡ると盗難などに悪用されてしまうおそれがあるからです。
鍵をすぐに開けたい場合は、スペアキーを保管しているかどうか確認しましょう。それを使えば、鍵を開けることができます。
もしスペアキーがないときは、会社などの指示に従いましょう。状況によっては、鍵を新しいものに交換することになるかもしれません。
コクヨに鍵の作成を依頼する
コクヨに依頼して鍵を作成してもらう方法もあります。まずはロッカーの品番・ロット番号・鍵穴番号を調べましょう。商品ごとに鍵の種類は異なるため、正確に作成するためにもそれらの番号をコクヨに伝える必要があります。
品番・ロット番号を確認する場合、一番左のロッカーを開け、なかをのぞいてみてください。向かって左側の側板上部に品番・ロット番号が記載されたシールが貼ってあります。
鍵穴番号は、鍵穴の上下に刻印されています。ひとつひとつ、確認していきましょう。
鍵屋に依頼する
すぐに開錠、または鍵を作成してほしい方は、鍵屋に依頼することをおすすめします。早ければ、5分ほどで作成してもらえます。
依頼するときは、どのような鍵か業者に伝え、開錠やスペアキーの作成が可能かどうか確認しましょう。作成には専用の道具などが必要になる場合があり、対応できる業者と対応できない業者があるからです。
新しい鍵の作成を鍵屋に依頼する場合、スペアキーがあれば、それをもとに作成してもらえますが、なければ鍵穴の形をヒントに作成してくれます。
鍵の紛失による緊急の鍵開けや鍵作成のご相談は、24時間365日対応の「生活110番」にご相談ください。
全国に加盟店があるので、ご連絡いただければすぐに、お近くの対応可能な鍵屋をご紹介いたします。
自分でピッキングする
ピッキングとは、鍵を使わずに開錠するテクニックのこと。鍵を使わず開ける、と聞くと難しそうに感じますが、防犯性の低いロッカーであれば意外と簡単に開錠できます。
ピッキングと聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、その行為自体は違法ではありません。この方法は、次章で詳しくご紹介します。
※特殊開錠用具(ピッキング用のツールなど)の所持、または指定侵入工具(マイナスドライバーやバールなど)の携帯は、場合によっては違反となります。詳しくは警視庁公式『ピッキング防止法の制定・施行』をご確認ください。
ロッカーの鍵を紛失したらピッキングで開ける?
ロッカーの鍵の構造は単純なものも多く、自分でピッキングして開けることも不可能ではありません。しかし、その行為には思わぬデメリットもあるのです。
ここでは、そんな一般的なロッカーの鍵の仕組み・一般的なピッキングの仕方・自分でピッキングをするデメリットについて解説しています。まずは、一般的な鍵の仕組みから見ていきましょう。
一般的な鍵の仕組み
一般的なシリンダー鍵の内部は、スプリング・シリンダー・上ピン・下ピンで構成されています。
内部ではスプリングが鍵上部から下に向かって伸び、上ピンとくっついています。その上ピンの下にあるのが、文字通り下ピンです。このピンは鍵内に複数個あり、一般的にそれぞれサイズが少々異なります。
鍵が入っていない状態では、下ピンが底まで降りています。鍵が入ると下ピンが持ち上がり、同時に上ピンも持ち上がります。上ピンと下ピンが鍵のみぞに合わせて動き、すき間がプラグと呼ばれる部分と水平になれば、開錠されるのです。
一般的なピッキングの仕方
ピッキングをする場合、まずクリップとペンチ、マイナスドライバーを準備しましょう。ただし、会社など自分のロッカーでない場合は、必ず所持者や上司の許可を得てから作業してください。
1.クリップを広げ、棒状に伸ばす
2.クリップの先端をペンチで45度くらいの角度になるよう曲げる
この加工したクリップとマイナスドライバーを使って作業します。その手順は、以下になります。
1.マイナスドライバーの先端を鍵穴の下側に差し込む
2.シリンダーを鍵が開く方向に少しだけひねっておく
3.加工したクリップを鍵穴に差し込む
4.ピンとピンのすき間がプラグと水平になるようにクリップを動かす
5.水平になったら開錠される
自分でピッキングするデメリット
方法こそ解説しましたが、自分でピッキングをして鍵を開けるのはおすすめできません。マイナスドライバーやクリップなどを使って無理やり開けようとすると、内部のピンが折れてしまい、いざスペアキーが見つかっても開錠できないおそれがあります。
無理やり開錠して鍵穴自体が壊れると修理が必要になり、鍵開けよりも高額な費用がかかります。また修理ができないほど破損した場合は、交換料金によってさらに高い金額を支払うことにもつながるのです。
スペアキーなどがないからといって、無理に解錠するのはリスクも大きいです。不安な方は、業者への依頼も検討しておくことをオススメします。
当サイト「生活110番」は鍵屋をご紹介するサービスをおこなっています。
24時間365日対応、もちろんご相談は無料です!
鍵屋への依頼をご検討の際はぜひご活用ください。
紛失した鍵の作成料金と時間を比較
紛失した鍵の作成・開錠を依頼する場合は、料金と時間を比較してから、決めるとよいでしょう。ここでは、コクヨに鍵の作成を依頼した場合、スペアキーをオンラインで探す場合、鍵の専門業者に依頼した場合、これら3つの方法の料金・作成時間・開錠時間をご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
本家本元コクヨに鍵の作成を依頼した場合
コクヨに鍵の作成を依頼すると、注文してから通常1週間ほどで届きます。ロッカーを購入した店がわかるのであれば、そこに鍵の作成を相談しましょう。
購入した店がわからない場合は、まず以下の情報を調べましょう。
・品番
・ロット番号
・鍵穴番号
上記の情報の調べ方は【コクヨに鍵の作成を依頼する】にて確認してください。
これらの情報を伝える場合、コクヨのお客様相談室に電話をかける、またはサイトにある【合鍵見積依頼入力フォーム】に必要事項を入力して送信します。するとコクヨから見積書が送られてくるので、そこで費用を確認しましょう。
スペアキーをオンラインで探す場合
品番によっては、スペアキーをオンラインで購入できる場合があります。その場合は、まず鍵穴に刻印されている番号を確認しましょう。
次に、通販サイトの運営会社から届くメールの指示に従って、鍵穴番号などの必要事項を入力しましょう。通常、約1週間~約1ヶ月でスペアキーが届きます。
通販サイトの場合、千円ほどで購入することができますが、手元に届くまでに時間がかかるというデメリットがあります。また、鍵穴番号の入力を間違えると、返品交換ができない通販サイトもあるので注意しましょう。
鍵の専門業者に依頼した場合
鍵の専門業者に依頼した場合の費用と時間を、以下の表にまとめてみました。
費用 | 時間 | |
開錠 | 約8千円~ | 30分~ |
スペアキーの作成 (ブランクキーがある場合) |
約1万5千円~ | 5分~60分くらい |
※ブランクキー:溝や歯型の加工がされていない状態の鍵のこと。
この表に書いてある費用と時間は、あくまでも目安です。鍵の種類によっては、費用と時間は変動することがあります。
業者に依頼する場合、防犯性の低い単純な構造であれば通常、壊さずに開錠できます。しかし、ロッカーのなかには防犯性が高く、壊さないと開かないものがあります。壊して開ける場合は修理が必要となり、そのぶん料金が高くなる可能性があるので注意しましょう。
スペアキーの作成を依頼するときに必要な情報
スペアキーの作成を鍵業者に依頼する場合、品番・ロット番号・鍵穴番号が必要です。
先ほども説明しましたが、品番・ロット番号はロッカーの側板に貼られたシールに記載されています。鍵穴番号は、鍵穴に刻印されており、アルファベットと、3桁または4桁の数字で構成されています。
品番は、コクヨの製品であることを示す【JOIFA606】のすぐ下に記載されています。ロット番号は、品番の下にある6桁の数字です。
コクヨのロッカーをはじめ鍵のプロを探せる生活110番
ロッカーの鍵を紛失し、すぐに開錠してほしい方や、新しい鍵を作成してほしい方は、鍵業者に依頼するとよいでしょう。
その際、鍵業者を探したい方のためにあるのが、弊社が運営するサイト「生活110番」です。生活110番の加盟店は全国にあり、当サイトでは住んでいる地域に対応した業者を検索することができます。
生活110番に加盟している業者に依頼すれば、最短5分で現場に駆け付けてもらうこともできます。無料相談窓口では、費用についてのご相談も承っていますので、「まだ依頼するか決めかねている」「いくらかかるかわからなくて不安……」という方もお気軽にお問い合わせください。
日ごろから鍵の紛失に備えよう!
いくら気をつけていても、鍵を紛失することがあります。そのため、日ごろから鍵の紛失に備えた対策をたてておくことが必要です。その対策としては、たとえば以下のものが挙げられます。
・スペアキーを他人には見つからないような場所に隠しておく
・スペアキーを信頼できる人に預けておく
紛失してもすぐ対応できるように、スペアキー作りだけでもやっておくことをおすすめします。
まとめ
コクヨのロッカーの鍵を紛失し、開け方がわからない場合は、まずスペアキーがないか確認しましょう。スペアキーがなければコクヨに鍵の作成を依頼するか、鍵屋に依頼することになります。
ただし、コクヨに依頼した場合、1週間ほど時間がかかります。すぐに対応してほしい方は鍵屋に依頼しましょう。
どの業者に依頼してよいかわからないという方は、生活110番をご利用することをおすすめします。ご依頼いただければ、お近くの業者をすぐにご紹介いたします。
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