車は生活に欠かせない人も多いため、マスターキーだけでなくスペアとなる合鍵を持っておくといざというときに安心です。
しかし、「車のスペアキーはいつ作ればいいの?」「車の合鍵を作るといっても費用の相場がわからないし迷う」と思う方もいます。
そこで、車の合鍵を作るタイミングや鍵の種類によって異なる合鍵作製費用の相場をご紹介します。また、車の鍵を紛失してしまった場合に必要な対処についても解説しますので、万が一に備えて覚えておきましょう。
目次
車の合鍵を作るタイミング
車に乗るために必要な鍵は1つですが、以下のようなタイミングで合鍵を作製することがあります。
- 車を購入したとき
- 鍵を紛失したとき
車の合鍵を用意しておけば、マスターキーを紛失しても車の解錠ができます。紛失してから作製を依頼しても構いませんが、合鍵の作製には1週間もしくはそれ以上の時間がかかる場合もあるのです。トラブルが心配な方は車を購入したときに合鍵の作製も依頼しておきましょう。
車の鍵の種類を確認
車の鍵といっても、いくつか種類があります。合鍵作製を業者に依頼する際にスムーズに鍵の説明ができるように、自分の車の鍵がどのような種類なのか確認しておきましょう。
リモコンキー
リモコンキーとは、ドアの鍵をリモコンで開け閉めするタイプの鍵です。少し離れた場所からドアを開ける以外は、特別なメリットもデメリットもありません。
なお、エンジンの始動には鍵を使用します。鍵の形はギザギザのものや波模様のものなど、車によってさまざまです。
スマートキー
スマートキーは、ドアの鍵の開け閉めだけでなくエンジンをかける際にも鍵を使用しないタイプの鍵です。鍵本体についているボタンでも解錠可能ですが、ポケットやカバンに鍵を入れておけば、車に近付くだけ、もしくはドアノブに触れただけでも解錠できます。そして、エンジンは車内のエンジンスタートのボタンを押せばかかります。
ただし、スマートキーの電池が完全に切れてしまうと車を動かすことはできません。スマートキーの電池寿命は1~2年といわれていますが、使用頻度や保管場所などによっては寿命より早く電池切れになる可能性もあります。年に1回は電池交換をして、電池切れを防ぎましょう。
イモビライザーキー
イモビライザーキーとは、盗難防止の機能がついた鍵のことで、リモコンキーやスマートキーと組み合わせて作られています。
鍵と車にIDが登録されており、IDの一致する鍵でしか車のエンジンをかけることができないようになっています。IDの異なる鍵では、ドアの鍵を開けることができてもエンジンをかけることができません。
現在販売されているほとんどのスマートキーはイモビライザー機能が搭載されています。もしもお持ちの車の鍵がイモビライザー機能が搭載されているかどうか確認したい場合は、車の窓やメーターなどを確認しましょう。車と鍵が描かれたマーク、もしくは鍵のマークがどこかにあります。
車の合鍵作製を依頼できる場所
鍵の種類がわかっていても、車の鍵は簡単には作れません。必要な場合は以下のところに依頼しましょう。
- カー用品店
- ホームセンター
- 鍵屋
- ディーラー
電子認証のないタイプの鍵は、ご紹介したすべての場所で作製可能です。しかし、合鍵製作のプロではなくディーラーから直接購入しなければいけないものもあります。具体的には、個人の電子情報が登録されているリモコンキーやスマートキー、イモビライザーキー、一部の外車が対象です。
そのため、「合い鍵を作製しよう!」と思っても車種によっては受け付けてもらえないことがあります。依頼の際は自分が作りたい鍵の種類を伝えて、作製が可能かどうか確認しましょう。
車の合鍵を作製するのにかかる費用相場
車の合鍵作製にかかる費用相場はさまざまですが、電子認証のない鍵・電子認証ありの鍵・外車の鍵の3種類にわけて相場をご紹介します。
種類 | 料金 |
電子認証のない鍵 | 6,912円 |
リモコンキー・スマートキー・イモビライザーキー | 30,532円 |
外車の鍵 | 15,323円 |
※料金は合鍵の作製をおこなう業者5社のホームページに記載されている金額の平均値を算出したものです。
相場は、さまざまな業者が提示する金額の平均です。電子認証のない鍵は、安いところであれば500円で合鍵を作れることもあるので、複数の業者に相談して料金を比較検討することをおすすめします。
そして、電子認証ありの鍵が高額なのは、鍵本体を作製する他に、電子情報の再登録などの費用がかかるからです。複雑な仕組みの鍵なので、部品の取り寄せに時間がかかるケースもあります。必要な場合は時間的余裕をもって作製を依頼しましょう。
また、外車は使用している材質の違いなどから、国産車よりも高額になるケースが多いです。BMWやベンツは、鍵の素材に鋼材を使用しています。そのため、合鍵作製のプロでも素材が固くて加工できない場合があるのです。
なお、外車の鍵の相場は、電子認証なしの鍵が対象となっています。電子認証ありの鍵の場合はリモコンキーやスマートキー、イモビライザーキーの金額分がプラスでかかると考えておきましょう。
車の鍵を紛失した場合の対処法
万が一のときに備えて合鍵を作製しておくことは大切です。しかし、自分は大丈夫だと思って合鍵を作製していなかったり、手元に合鍵がなかったりするタイミングでマスターキーを紛失してしまう可能性もあります。
突然のトラブルでも焦らずに対応できるよう、車の鍵を紛失してしまった場合の対処法も覚えておきましょう。
・警察に遺失届を出す
車の鍵を紛失した場合、どこかに置き忘れたり落としてしまったりしていると誰かが鍵を拾って悪用する危険性があります。どこを探しても見つからない場合は、早めに警察に連絡して遺失届を出しましょう。遺失届は電話で届け出ができる他、インターネット対応が可能な警察署もあります。
・ロードサービスや鍵開けのプロに連絡する
車のなかに鍵を置きっぱなしにしてインロックしてしまったケースなど、鍵の所在がわかっている場合は、業者に連絡して鍵を開けてもらいましょう。
ロードサービスに依頼する場合、例えば、JAFの会員であれば無料で解錠してくれるなど、加入している会社によってサービス内容が異なります。鍵開けのプロに依頼しても費用はさまざまです。ホームページなどで料金を確認して、安く解錠してくれる業者に依頼することをおすすめします。
なお、ロードサービスや鍵開けのプロにできることは鍵の解錠のみです。紛失した鍵が見つからなかった場合は、車を動かすことができないので注意してください。
・合鍵がない場合は作製を依頼する
紛失した鍵の所在がわからず見つけ出すことが難しい場合は、合鍵作製のプロやディーラーに依頼して新しい鍵を作ってもらいましょう。ただし、前述のとおり即日作製できない鍵が多いので、車を動かせるようになるまで時間がかかる可能性が高いです。
車の合鍵を保管するおすすめの場所
車の合鍵を作製しても、雑に管理して合鍵自体を紛失してしまっては意味がありません。保管する場所を決めて、なくさないように管理しましょう。おすすめの管理方法は3つあります。
・車のなかに隠しておく
外出先で車のマスターキーを紛失してしまっても、ドアを開ければ車を動かすことができます。ダッシュボードなど、外から見えない場所に保管しておくことで、車上荒らしなどに狙われる危険性を低くすることも可能です。
ただし、合鍵の電池が入っているとインロック防止の機能によって施錠できなくなるおそれがあります。電池は本体から抜いてまとめてケースに入れておくなどの対策をおこないましょう。
・日常的に持ち歩くものとセットにしておく
財布に入れたり家の鍵などと一緒にケースに入れたりして、常に持ち歩く習慣をつけるのも1つの方法です。車に隠す方法同様、外出先でマスターキーを紛失してしまった場合でも対応できます。
・場所を決めて自宅で保管する
外出先での対応はできなくなりますが、自宅に置いておけばどこかに落としてしまう事態は避けられます。保管場所を忘れないように注意して安全な場所に置いておきましょう。
まとめ
車の合鍵は、簡単なものであればホームセンター・カー用品店・業者に作ってもらうことができます。合鍵製作のプロに頼めば即日で作ってもらえるところもあるため、緊急の場合は合鍵製作のプロに相談するのもおすすめです。
しかし、電子認証機能がついた特殊な鍵は構造が複雑なため、ディーラーでしか作製できない可能性があります。また、外車の鍵も素材の違いでディーラー以外での作製が難しいです。
部品の調達に時間がかかることも考えられるので、必要な場合は早めにディーラーに合鍵作製を依頼しておきましょう。
簡単な鍵のトラブルであれば、弊社が即日対応の業者をご紹介することも可能です。24時間いつでもご相談いただけますので、お気軽にお電話ください。
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