集合住宅に住んでいる方のなかには、「マンションのオートロックって合鍵を勝手に作っていいの?」という疑問をもっている方も多いのではないでしょうか?
合鍵を作製する主な理由は、「入居時に1本しか鍵がなかった」、「子どもが学校に入学したため、鍵をもたせたい」など、さまざまあると思います。しかし、合鍵作製には、気を付けなければならないポイントもいくつかあります。
今回のコラムでは、そんなオートロックの合鍵作製の注意点をご紹介していきます。
目次
オートロックの鍵の種類もさまざま!
一口に「オートロックの鍵」といっても種類はたくさんあります。では、オートロックの鍵にはどのような種類があるのでしょうか?それぞれ詳しくみていきましょう。
暗証番号式
テンキーに暗証番号を入力して解錠するタイプです。0から9の数字を使用し、暗証番号は4桁のものが一般的です。鍵を持ち歩く必要がないので、鍵を紛失する心配がありません。
しかし、設定した暗証番号を忘れてしまうことや、入力を立て続けに間違えてしまい、しばらく解錠できなくなってしまうこともあります。
カードキー式
カードキータイプには、磁気カード式と非接触ICカード式の2種類があります。磁気カードは磁気を読み取って解錠します。非接触ICカードは、カードをかざすだけで解錠することができます。
カードキー式のシステムは複雑なため、高い防犯性が特長です。しかし、カードタイプはその薄さから紛失しやすいという面もあるので、なくさないようにしっかりと管理する必要があります。
リモコン式
リモコン式はキーホルダー程度の大きさの鍵で、形状は車のリモコンキーに似ているものが多いです。ボタンを押して電波を送信することで、鍵穴に鍵を差し込むことなく解錠することができます。
生体認証式
指紋や顔などの個人情報を照合することで、解錠することができる鍵です。物理的な鍵が不要なため、「紛失する心配がない」、「入居時に鍵を交換する必要がない」というメリットがあります。
マンションのオートロックの合鍵を作る場合は、鍵の種類によって作製にかかる費用は異なります。また、合鍵を作製する場合は、事前に使用している鍵の種類を把握しておく必要があるので、上記の情報を参考に、自宅の鍵がどの鍵なのかを把握しておきましょう。
マンションのオートロックの合鍵を勝手に作るのはNG
マンションなどの集合住宅でオートロックの合鍵を作る際には、事前に必ず管理会社や大家さんに連絡しましょう。集合住宅では、基本的には合鍵を作る場合は許可が必要です。
管理会社に無断で鍵交換をしてトラブルに発展しているケースもありますので、まずは管理人さんや管理会社に連絡を入れるようにしましょう。
オートロックの合鍵作成費用はだれが負担する?
オートロックの合鍵作成は基本的には借り主が負担することが多いです。注意しなければならないのは、エントランスの鍵を紛失した場合です。
エントランスの共用玄関と各部屋の鍵が一緒になっている場合は、各部屋すべての鍵交換費用を請求されてしまうことも考えられます。マンションが大きくて部屋の数が多ければ、それだけ費用も高額になってしまうので、注意しましょう。
紛失時の鍵交換費用は、火災保険や家財保険などで一部負担してくれることもあるので、加入されている保険や入居時の契約書をよく確認してみるとよいでしょう。
もしマンションのオートロックキーをなくしてしまったら
マンションのオートロックキーの紛失に気付くと、慌ててしまうと思います。そんなときは、落ち着いて行動することが大切です。まずは、以下の手順で参考に解決してみましょう。
自分で探す
鍵をなくした場所に心当たりがある場合は、その場所にいってみましょう。その道中に落としていることも考えられるので、同じ道を通ることをオススメします。また、心当たりのある場所がお店やであれば、電話で確認するのもよいでしょう。鍵をみつけた人が保管してくれているかもしれません。
警察に連絡する
自分で探すのと同時に、警察に連絡することも忘れないようにしてください。道路に落としていてだれかが拾ってくれていた場合は、警察に鍵を届けてくれていることがあるからです。警察に鍵の紛失物が届いていないかを確認してみましょう。
もし鍵が届いていなくても、これから届けられる可能性もあります。そのため警察署・交番にいって「遺失届」を提出することも大切です。鍵の特徴を詳しく伝えておくことで、届けられた際に警察から連絡がくるかもしれません。
管理会社に連絡する
鍵を紛失してしまった場合は、管理会社やオーナーに必ず連絡しましょう。多くの場合、管理会社で合鍵を保管しているので、鍵を解錠してくれるでしょう。その後の行動も指示してくれるはずです。
業者に連絡する
管理会社や大家さんから、自分で鍵交換をするよう指示があった場合は鍵業者に連絡して、鍵開け、またはオートロックの合鍵作成を依頼しましょう。鍵業者は出張サービスおこなっていることがほとんどなので、すぐに駆け付けて鍵トラブルを解決してくれるでしょう。
まとめ
今回は、オートロックの合鍵作成についてご紹介しました。オートロックの種類には、暗証番号式やカード式などさまざまです。マンションなどのオートロックの合鍵作製は、基本的に管理会社や大家さんの許可が必要になるため、注意が必要です。鍵を紛失した場合は、必ず管理会社や大家さんに連絡しましょう。
また、オートロックの鍵を紛失した際、エントランスと各部屋の鍵が一緒になっている場合は、すべての部屋の鍵交換費用を請求されることも考えられます。そのため、加入している保険や入居時の契約書をよく確認しておきましょう。
もし管理会社や大家さんから自分で鍵交換をしてもいいと指示があった場合は、鍵業者に連絡しましょう。鍵業者は合鍵作製だけではなく、鍵トラブル全般に対応してくれます。もし鍵のことでお困りであれば、一度相談してみましょう。
合い鍵製作を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「合い鍵製作」をご覧ください。
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