芝生のきれいな緑色は、普段の生活のなかで疲れた心身を安らかにしてくれます。土や雑草ばかりで殺風景な庭をきれいにするために、野芝を張る方も多いようです。
芝生には、日本芝と西洋芝の2種類が存在します。そして、野芝は日本芝のなかの1つです。高麗芝などのほかの日本芝に比べて、メンテナンスが楽なのがポイントとなります。このコラムでは、野芝の手入れの仕方、および生育方法などに関して確認していきましょう。
野芝はメリットが多い?手入れが楽な理由
冒頭でもお伝えした通り、野芝は手入れがしやすい芝生です。野芝は、高麗芝や姫高麗芝と比べて、どのような点が異なるのでしょうか。
野芝は日本芝のなかでも、もっともポピュラーな芝生で、いたるところに自生しています。そのため、公園をはじめとするさまざまな場所で頻繁にみかけることができるでしょう。また、暑さに強いことに加え、高麗芝など、ほかの日本芝より寒さにも強いという特性があります。そのため、寒冷地でも育てることができるのです。
さらに、野芝は生育において肥料を大量に使用しなければならないというわけではありません。庭の芝生として、比較的手間やコストをかけずに生育することができるのが野芝なのです。
日本芝の一種である野芝の特徴
手入れが簡単な野芝ですが、葉自体にはどのような特徴があり、どのような場所で使われているのでしょうか。ここからは、野芝の手入れに加え、もう少し具体的なポイントに関して確認していきましょう。
野芝は葉の幅が広いので、踏まれることなどの圧力をかけられても、強い生命力を保ちます。頑丈な葉をしているため、触れるとチクリと刺されるような感触があるのも野芝の特徴といえるでしょう。
このような特性から、利用方法に関しては多目的な用途に使われます。ゴルフ場など人間が日頃足で踏むような場所はもとより、強い生命力を有効に活用して、緑を増やすために人工的に植えられるような場合も多くあります。
野芝を含めた芝生の特徴、日本芝や西洋芝の違いに関してなど芝生について、さらに詳しく知りたい方は、別記事も参考にしてみてください。
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時期で変わる野芝のガーデニング(手入れ)方法
野芝は、いくらメンテナンスの手間が少ないとはいえ、なにもしないでいいというわけではありません。景観をきちんと維持するには、適切な野芝の手入れの方法を理解して、定期的なケアをしていくことが大切です。
芝生を健全に育成するには、適切な水やりや芝刈りが欠かせません。野芝の場合、真夏を除き基本的には水やりの必要はありませんが、日差しが強く乾燥しやすいような時期には注意が必要です。野芝は、水が足りなくなると葉が丸くなってきたり全体的に黒く変色したりします。このような状態が確認できる場合は、速やかに水やりをおこないましょう。
また、芝刈りも大変重要な作業です。のびすぎた芝は、見た目も汚らしくなってしまいます。そうならないようにするには、芝刈り機を別途ホームセンターなどで用意するなどして、定期的にきちんとした処理をしていきましょう。
さらに、水やりや芝刈りに加え、除草も欠かせない作業です。雑草と芝生が入り混じると、せっかくの美しい芝目も台無しになってしまいます。除草剤を上手く使い、雑草の除去をすることで、いつまでも美しい芝生を維持することができます。
庭に野芝を植える方法は2種類
家の庭に野芝を植えるときは、なるべく時間をかけないよう、速やかに作業を終わらせたいと考えるのではないでしょうか。そこで、基本的な野芝の植え方に関して確認していきましょう。野芝の手入れの手間を削減するには、どのような方法で芝生を植えるかを考えることも大切なポイントとなります。
切り芝マットを張る
野芝を植えるひとつの方法として、マットを張る方法があります。野芝は、マット状のものがホームセンターなどで販売されています。事前に庭の大きさなどをきちんと測定しておき、無駄や漏れのないように商品の購入をされることをおすすめします。マット状の製品を選ぶことで、購入した製品をそのまま敷くだけで芝生のある庭を作っていくことができます。
マットタイプの製品の場合、購入した製品を土の上に並べていきます。このときに隙間なく1面に埋める方法もありますが、タイル状に敷いていくこともできます。隙間を作りながらマットを敷いた場合には、その隙間を目土と呼ばれる土で埋めておきましょう。
種まきをして育てる
土壌に野芝の種をまき、時間をかけてゆっくりと育てることも可能です。この方法で芝生を育てる場合、芝生を植えたい土の上に均等に種をまいていきます。そして、その上に土を盛っていき、水をかけていきます。成長するまで、定期的に水を与え続けることが大切なポイントです。
まとめ
野芝の手入れは、ほかの芝生と比べると比較的簡単です。しかし、定期的な水やりや芝刈りは必要となります。ほかの芝生に比べてメンテナンスの手間が少ないとはいえ、やはりきちんとした処理をしないと美しい姿をキープすることは難しいのです。
野芝の植え方にも、マット状の製品を張る方法や種から育成する方法があります。方法によってかかる時間は異なるので、お好みの植え方を選んでみてはいかがでしょうか。
野芝の植え方やメンテナンスについて少しでも不安がある方は、業者を利用するのもひとつの方法です。業者に依頼することで手間や時間は削減され、なおかつ美しい外観の野芝を手に入れることができるでしょう。
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