お店や駐車場を雨風や不法侵入者から守ってくれる頑丈なシャッターですが、いくら丈夫といっても一度設置しただけでずっと使い続けられるわけではありません。定期的なメンテナンスが必要ですし、なんのお手入れもせずに放っておくと経年劣化が進んで壊れてしまうこともあります。
もし壊れてしまったらシャッターの修理業者を呼ぶしかありませんが、普段からのお手入れを意識することで破損や故障を未然に防ぎ、シャッターの寿命を延ばすことは可能です。それではシャッターを長持ちさせるためにはどんなお手入れが必要なのか、詳しく解説していきます。
シャッターのお手入れ
お手入れの基本はこまめな掃除です。特にシャッター表面部は直接風雨にさらされる影響でさまざまな汚れが付着しやすい部分ですので、気をつけなければいけません。
シャッター表面部を掃除する際、シャッターを完全に閉めた状態で始めます。
まずはシャッターの表面であるスラット部分を水で軽く洗い流してください。電動シャッターの場合はシャッターケースの内部に水が入ると故障の原因になりますので、十分に注意しましょう。
続いてスポンジや布などで汚れをこすって落とし、そのあと乾いた布などで水分を拭き取ります。水洗いで落ちない汚れには、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を使用してください。水分を拭き取ったあとスラットにシリコンスプレーを吹きつけておくことで、シャッター開閉時のスムーズな動きを維持できます。
シャッターの裏側や座板部分に関しても、同様のお手入れを行いましょう。
2~3ヶ月に1回がシャッター掃除の目安です。ただし、台風による風雨には塩分が含まれていることがあるため、台風発生後は安全が確認され次第、なるべく早くお手入れしましょう。また海岸地帯では塩分、工業地帯では埃や排気ガスの影響を強く受けるので、シャッターのお手入れの回数を増やす必要があります。
シャッター開閉時の動きが重いと感じたら
新品のシャッターは開閉時の動きが軽く、音も静かです。しかし、使い続けるうちに動きが重くなり、異音を発するようになることもあります。その原因としてガイドレールの潤滑不足が考えられます。シャッターのスラット部分とガイドレール部分の潤滑が不足して擦れ合い、動作の悪化や異音を引き起こすのです。つまり、ガイドレール部分のお手入れを怠らなければ、これらの異常は予防できるということです。
お手入れのやり方としては、始めにガイドレールに付着したゴミや砂埃などを取り除きます。ドライバーや割り箸などの細長い物に布やキッチンペーパーを巻きつけ、ガイドレールの内側まで丁寧に掃除します。
次にシリコンスプレーを使用するのですが、この作業はシャッターを閉めた状態で行います。シャッターの内側左右と外側左右の計4箇所にまんべんなくシリコンスプレーを吹きつけることで、スラットとガイドレールの両方に潤滑成分が行き渡ります。
さらに数回シャッターを開け閉めし、スラットとガイドレールの接触部分に潤滑成分を馴染ませましょう。このときシリコンスプレー以外の潤滑剤の使用は避けてください。潤滑剤の中には油分を多く含む物があり、この油分にゴミや埃が付着することで余計に状態が悪化してしまうことがあります。これはシャッター表面部のお手入れにも共通した注意点です。
まとめ
日頃からのお手入れを欠かさないことで、シャッターの劣化と故障は予防できます。しかし、どれだけ大事に使用していてもシャッターに起こる全ての異常を防げるわけではありません。
事故による損傷は防ぎようがありませんし、電気系統のトラブルは一般の方では対処が困難です。こうした手に負えない問題が発生したときは「生活110番」の「シャッター修理」から専門業者を探して相談してみてください。
また、普段から定期メンテナンスをプロに依頼するというのもひとつの選択肢です。
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