シャッターは生活を楽にしてくれるものの一つです。しかし、使っているうちに次第に重くなってくることもあります。多くの方はシャッターが重い時に注油しているのではないでしょうか。しかし、注油しても改善されないこともあります。
そこで今回はシャッターが重い原因と注油について詳しくご紹介していきます。詳しく知ることで、シャッターをより長く使用することができるかもしれません。
目次
重いシャッターに注油が有効なケースと無意味なケースについて
シャッターを動かと「キーキー」と独特の金属音が出てくることがあります。この嫌な音が出る原因の一つとされているのが、シャッターが重くなっているということです。
このようにシャッターから嫌な音が出ているときは、動かすときのレールの潤滑が悪くなっていることがほとんどです。シャッターの板とレールの間にある潤滑油が少なくなってしまい、直接こすりあうようになってしまっているのです。
そのため、シャッターが重い時は注油が有効となっているのです。しかし、注油しても改善しないことがあります。以下の時には注意が必要です。
スプリングの寿命
スプリングの寿命は必ずやってきます。長くシャッターを使用している場合は、スプリングが寿命をむかえているかもしれません。そのまま放置していると、スプリングが切れてしまうおそれもあるので、早めに交換が必要です。
スプリングの不具合
手動シャッターの場合、スプリングの不具合の可能性もあります。基本的に手動シャッターの場合はスプリングの補助があるため、シャッターの開け閉めがスムーズにいきます。しかし、両端についているスプリングの片方がはずれてしまっていると、シャッターは重たくなってしまいます。
またスプリングが伸びてしまっている場合も、同様に重く感じてしまうでしょう。これらが原因の場合はいくら注油しても症状は改善されないため、早めに業者に相談するようにしてください。
シャッターに使用できる注油の種類
シャッターが重い時には注油を正しく行うと改善されることがあります。ホームセンターなどで販売しているスプレー式のオイルを拭きつけるとシャッターの開閉を軽くすることができます。
手軽で誰にでもできそうですが、注意しなければいけないことがあります。それは、グリスや潤滑油で代用しないことです。グリスや潤滑油だと滑りが悪くなっていまい症状が余計にひどくなってしまうおそれもあります。スプレーであればシリコンスプレーがおすすめです。
シリコンスプレーを使用することでと、シャッターの板であるスラットとレールの潤滑がよくなり、シャッターが軽くなるかもしれません。潤滑油とシリコンスプレーについては「潤滑油は使用できない?重いシャッターはシリコンスプレーで解決! 」もご覧ください。
注油をする前に!掃除をするべき場所
シャッターが重い時は注油を早く行いたいと思うかもしれませんが、その前に掃除しなればいけません。
シャッターのガイドレールは、砂だけでなく、ホコリ、ゴミ、小石などが付着しています。そのため、注油をする前にまずはガイドレールを掃除しないと上手く作用してくれないおそれもあるのです。
まずは、使わなくなった布や雑巾、キッチンペーパーなどを用意しましょう。それらを、割り箸などの長細いものに巻き付けていきます。それを使いガードレールを清掃していくのです。
清掃は普段から習慣づけて行うことで重くなるのを防いでくれます。また、スプリング部分も掃除することをおすすめします。スプリング部分に汚れがたまることでシャッターが重くなってしまうこともあります。
シャッターへの注油の仕方!スプレーを吹きかける場所について
シャッターに注油するときは、どこにしてもいいというわけではありません。
まず、スプレーを吹き付ける前にはあらかじめシャッターを閉めておく必要があります。ガイドレールだけでなく、スラット部分にも潤滑成分を吹きかけることが重要となってくるので、必ずシャッターは閉めるようにしましょう。
スプレーを吹き付けるときは、シャッター内側の左右やスプリングを始め、シャッター外側の左右に行っていきます。各場所にスプレーをした後は、シャッターを開閉して仕上げを行っていきます。スラットとガイドレール、スプリング全体に潤滑が行き渡るようにするのがポイントです。
最後にはみ出てしまった潤滑成分を拭き取っていきます。そのままにしておくとシャッターに光沢が出たり薬液痕が目立ったりすることもあるので、見栄えが悪くなってしまうのです。
このようにシャッターが重い時は注油すると改善することもありますが、作業は高所になるので、安全対策も必要となってきます。
こんな時は業者の相談が必要です
上記のようにシャッターが重い時は注油すると症状が改善することもありますが、いくら注油しても改善しないこともあります。
その原因の一つがシャッター板の変形です。シャッター本体のスラットやガイドレールが変形していることが考えられるのです。このスラットやレール部分は、何度も使ったり、ものをぶつけたりすることで変形してしまいます。その変形により、シャッターは次第に開閉が難しくなってきます。また、シャッターが変形してしまうと重くなるだけでなく音も激しくなってしまい、近隣の方との騒音トラブルに繋がることもあります。
こういったことが起らないためにも、早めに業者と相談することをおすすめします。変形の場合は交換となることがほとんどです。本体まるごと交換だけでなく、部分的にも交換することができます。
シャッターにいくら安全装置がついているからといっても不具合がおきてうまく作動しないこともあります。日頃のメンテナンスとともに、不具合が起きたらすぐに業者に相談しましょう。
まとめ
シャッターは便利で、生活を楽にしてくれるもののひとつです。しかし、シャッターにも必ず寿命や不具合はおきます。その中でも、シャッターが重くなったと感じる人は少なくありません。
シャッターが重いときは、注油をすると改善することもあります。適切な方法で、しっかり注しこみましょう。
また、シャッターの清掃やこまめな点検など、メンテナンスをしっかりすることによって、シャッターは長く活躍してくれるようになります。定期的なチェックをして、シャッターの寿命を延ばすことも大切です。
業者に相談すれば、細かい不良点の点検はもちろん、普段のメンテナンス方法なども相談に乗ってくれるかもしれません。重大な事故を招く前に、シャッターの不具合を感じるようになったら業者に相談してみることをおすすめします。
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