
雨風をしのぐために抜群の効果を発揮する雨戸は、住宅にとって欠かせないものと言えます。
しかしながら、長期間放置していると動作不良を起こしてしまうおそれもあるため取り外して修理や手入れを行う必要があります。
また、不要な雨戸を取り外したいとお考えの方もいるでしょう。
そこで今回は、雨戸の外し方について説明していきます。もし外れないときに確認するべきこともご紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。
目次
雨戸が外れないのはどうして…?
雨戸は、住宅や地域の環境によってはあまり使用する機会が少なくなることもあります。その場合取り外そうと思っても思うように外せなくなる事態も想定できます。
主に雨戸が外れない理由として考えられるのは、以下のような状態が挙げられます。
雨戸が壊れている
長期間雨戸を放置していることで、雨戸が故障してしまっている場合もあります。また、戸袋が歪んでいることも原因として考えられます。
動きにくくなる程度であれば、工具を使用して取り外すことができる可能性があります。しかし、レールやその他の重要な部分が故障している場合は、戸袋や戸車自体を交換する必要があります。
そのため雨戸を取り付けている場合は、あまり長期間放置せず定期的なメンテナンスをするのがおすすめです。
部品がさびている
部品の劣化により、レールがスムーズに動かなくなるおそれがあります。その場合も雨戸が外れない理由の一つとして挙げられます。
部品の状態にもよりますが、症状がひどければ全く動かすこともできないほど固まってしまうこともあるかもしれません。
基本的には潤滑油を使用して滑りを良くすることで改善しますが、あまりにも部品がさびてしまっている場合は、個人で取り外すことが難しいケースも考えられます。
その場合は、無理やり作業するのはおすすめできません。むやみに触ると雨戸を壊してしまうおそれがありますので、ご自分での作業する場合は、適切な雨戸の外し方を確認しましょう。
だいたいこれで外れます!雨戸の外し方
雨戸を外すときは、様々なケースに応じて対応することが大切です。戸袋やレールなど、様々な種類の応じた雨戸の外し方をみていきます。
戸袋から雨戸を外す場合
レールから外すことが困難であることが多いため、戸袋を外すのが基本的な方法と言えます。まずは戸袋の上下に付いているガイドのネジを抜いて戸袋を外していきます。
その後で戸袋に収まっている雨戸をスライドさせて外します。うまく外れない場合は、ネジがさびているおそれがあります。そのような場合は、潤滑油などを使用して滑りを改善するのが効果的です。
そうすれば、無理な力を加えずスムーズに雨戸を外すことができるはずです。作業を行う際は、無理やり行ってネジ山を潰さないように行うことが大切です。
レール上で外す場合
レールに沿って付いている雨戸の場合は、戸袋から外した後でレール中央付近へ移動してから取り外します。その際外れ止め金具を避けて行う必要があります。
片方の網戸が外れたら、外に出て作業するほうが取り外しやすいとされています。いったん雨戸を上に持ち上げ、手前に外すのがコツです。また、戸車がレールに当たって外れないときはドライバーなどでレールと雨戸の間に挿し込んで押し上げるのが効果的です。
どうしても困難なときは、無理やり作業すると部品を傷つけてしまうおそれがあるため注意が必要です。感覚的には、障子やふすまを取り外すときに近いと言われています。
以下の動画で詳しい手順を確認することができるため、参考にしてみてください。
雨戸の外すとき・外した後で注意したいこと
雨戸を取り外す際は、常に適切な雨戸の外し方で行うことが大切です。劣化している場合は、部品が故障している可能性もあります。
万が一工具などを使い、無理やり雨戸を取り外して損傷してしまった場合は、余分に修理費がかかってしまうおそれがあります。そのため雨戸を取り外す前には、しっかり現在の状態を確かめて判断するようにしましょう。
また、取り外した後で異常が見られる場合は、今後の取り外しをスムーズに行うためにしっかりメンテナンスをするようにしましょう。潤滑油を使用することも大切ですが、ホコリが溜まっているのなら丁寧に掃除を行うことも重要です。
外した網戸、シャッターなど、細かく掃除することで網戸の開閉がスムーズになることもあります。
こんなときはプロに相談を
ひどく戸車がさびている場合、雨戸に歪みが見られる場合などは、無理に取り外すのはおすすめできません。自分で困難な作業を行うのは、状態を悪化させてしまうおそれがあります。
取り外した際に部品に故障が見られる場合は、交換が必要になることもあります。正しい工程で適切な部品を選ばなければならないため、しっかり作業できるプロに相談するのがおすすめです。
また、日々のメンテナンスについてお悩みの場合も、相談することができるため事前のトラブル回避のためにも役立てることが可能です。
まとめ
雨戸は、住宅を災害から守るために重要な役割をはたします。しかし日ごろから手入れをしていないと、緊急事態のときにうまく開閉できなくなってしまうこともあります。
そのため定期的なメンテナンスを行い、必要であるなら部品なども交換することをおすすめします。ご自分で作業するのが困難なときは、適切な作業を行うことができるプロに依頼するのも有効な手段の一つと言えます。
雨戸修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「シャッター修理」をご覧ください。
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