
車を車庫に入れる際や窓の防犯などに電動シャッターを使う方が増えてきています。電動シャッターであれば車の中からリモコンで開けることができるため、降りることもなく便利です。また、重いシャッターを上げたり下ろすことをしなくても済むようになります。
しかし、便利な電動シャッターの動きが急に悪くなることや、ときには動かなくなることもあるのです。
それは、電動シャッターが故障しているかもしれません。
今回は電動シャッター故障の際の症状や、その対策について紹介していきます。
動かない
電動シャッターが動かなくなってしまった時に考えられる原因は故障以外にも、以下のようなものがあります。
・停電している
・連続で運転している。
・非常解放機構のレバーが上がっている。
・手動で操作できるようになっている。
・鍵をロックしている
・凍結している
・操作レバーにホコリやゴミが詰まっている
意外と電動シャッターはデリケートなものなので、こうした要因がないか一度チェックしてみてください。
対策・対処
・停電している
家の電気が停電している場合は、電源の供給がなくなるため動かなくなります。
コンセントが抜けてしまっていても動かなくなるので、コンセントの確認もしてみるのがいいです。配電盤のブレーカーも一度チェックしてみましょう。
・連続で運転している
連続で運転していると、モーター内部の温度が上昇してしまい保護装置が作動します。保護装置が作動してしまうと自動的に停止状態になるため動かなくなってしまいます。
10~20分ほど放置して、モーターが冷めるころに再度操作することができます。
・非常解放機構のレバーが上がっている。
非常解放機構のレバーが上がっているか、下がりきっていないため動かなくなっていることがあります。レバーが下まで下がりきっているか確かめてみましょう。
・手動で操作できるようになっている。
非常用に電動シャッターは手動で動かせる切り替えスイッチがついているのですが、この手動操作になっていると、電動で動かなくなってしまいます。電動に切り替えると、動くようになります。
ただし普段使わない部分のため、手動から電動に切り替えた際かみ合わせが上手くいかない、油切れを起こしており切り替え装置が作動しないといったトラブルのおそれもあります。電動に切り替えても動かない場合は慌てず、プロに点検を依頼してみてください。
・鍵をロックしている
座板に付いている鍵をロックしたまま操作しようとしている場合があります。
鍵をロックしているなら、解錠すれば動くようになります。
・凍結している
気温が低いとシャッターが凍結してしまって、動かなくります。
この場合、シャッターに付いた氷が解けるのを待つほかありません。
・操作レバーにホコリやゴミが詰まっている
操作レバーの奥にホコリやゴミなどが詰まって動作しないかもしれません。一度掃除して、ふたたび動くか確かめてみましょう。
スムーズに動かない
電動シャッターがスムーズに動かなくなってしまった時に考えられる原因は以下のようなものがあります。
・シャッターボックス内に、ガイドレール、スラットに異物が挟まっている。
・ガイドレールに汚れがある。
・ガイドレール・スラットの変形。サビの発生。
対策・対処
・シャッターボックス内に、ガイドレール、スラットに異物が挟まっている。
挟まっている異物を取り除くことで動きがよくなる場合があります。
異物が取れないようなものなら、専門の業者に依頼して取り除いてもらうのがいいでしょう。
・ガイドレールに汚れがある。
ガイドレールに汚れがたまっているため動きが悪くなっています。
定期的に掃除をすることで、動きが悪くなることを対策できます。
・ガイドレール・スラットの変形。サビの発生。
変形してしまったり、サビが発生してしまったものは、電動シャッター自体の故障ではないですがご自身で直すことは難しいでしょう。
専門の業者に依頼して修理をおこなうのが無難です。
止まらない
電動シャッターが止まらない時に考えられる原因は以下のようなものがあります。
・リミットスイッチのずれ
・ブレーキ機構が磨耗している
・停止スイッチの劣化
・火報装置との連動
対策・対処
・リミットスイッチのずれ
シャッターの下にものがあるまま動かしたりした際に、リミットスイッチが設定位置よりずれてしまい止まらなくなることがあります。
この場合、リミットスイッチを調整することで直ることがあります。
・ブレーキ機構が磨耗している
モーター内が老朽化し磨耗してしまうと停止位置で止まらなくなります。
ブレーキが効かなくなると上げた際にも止まらず、ロックが外れ落ちてくるおそれもあります。専門の業者にブレーキの交換・修理を依頼しましょう。
・停止スイッチの劣化
停止スイッチが劣化してしまい、接点と離れない状態で動作不良をおこし止まらないことがあります。この場合、制御盤の交換が必要になってきます。
・火報装置との連動
電動シャッターが止まらないとどうしてもシャッター自体に原因があると考えがちですが、火災時にシャッターを閉める火報装置との連動によって止まらなくなることもあるのです。
火災などの感知器と連動しているシャッターが止まらない場合は、火報信号を受信している状態かもしれません。このときのシャッターはブレーキを開放しているため重さで下降状態になり、停止信号を押しても止まりません。
異音がする
電動シャッターから異音がする時に考えられる原因は以下のようなものがあります。
・シャッターボックス内、ガイドレール、スラットなどに異物が挟まっている。
・ガイドレールに汚れがある。
・ガイドレール・スラットの変形。サビの発生。
異音がするときの原因は、スムーズに動かなくなってしまったときとほとんど同じになります。
対策・対処
異音は電動シャッターの故障ではないことが多いです。その原因は、スムーズに動かなくなってしまったときとほとんど同じになります。そのため、対策方法も基本的には同じです。
異物を取り除いたり掃除をしてみて、できないものは専門の業者に依頼しましょう。
ロックできない
電動シャッターがロックできない時に考えられる原因は以下のようなものがあります。
・座板の鍵が壊れている。
・錠受けにホコリや異物がある。
対策・対処
・座板の鍵が壊れている。
壊れてしまっている場合は、専門の業者に修理を依頼しましょう。
・錠受けにホコリや異物がある。
錠受けにほこりや異物があると鍵は入らなくなってしまいます。そのためホコリや異物を掃除などして取り除きましょう。
リモコンが効かない
電動シャッターを動かすためのリモコンが効かない場合もあります。
このときも電動シャッター本体が故障しているわけではなく、別のところに原因がある場合もあります。
電動シャッター本体以外の原因としては以下のようなものがあります。
・ボタンの押しが弱い
・操作可能範囲以外での操作
・電池が弱っている
・登録されていないリモコンを使っている
対策・対処
・ボタンの押しが弱い
ボタンがしっかりと押せていない場合があります。その場合はリモコンが効かないため、動かないように感じるでしょう。
・操作可能範囲以外での操作
リモコンの電波が届かない場所で操作しているおそれがあります。操作している位置から電動シャッターまでの距離が遠すぎていないか、一度確認してみてください。
・電池が弱っている
リモコンの電池が弱っていると効きが悪くなってしまいます。新しい電池に入れ替えてから操作してみて下さい。また、電池を入れる向きを逆にしてしまうと、当然動かなくなります。
・登録されていないリモコンを使っている
電動シャッターは登録されているリモコンで動きます。登録していない別のリモコンを使っての開閉はできません。複数のシャッターを扱っているような場合はとくに注意が必要でしょう。
シャッターのメンテナンスに関しては過去記事「シャッターのメンテナンスは重要!怠ると事故に繋がることも!」にてご紹介しているので併せてご覧ください。
まとめ
電動シャッターは便利ですが、どこが故障しているかによって対処の仕方は変わってきます。
また、故障だと思っていたら故障ではないこともあるので、修理を依頼する前に一度確認をしてもいいでしょう。
電動シャッターが故障したと思ったら、無理にご自身で修理しないで専門の業者に依頼するのがいいでしょう。無理に修理して壊れてしまうことや、思わぬ事故につながるおそれもあります。
シャッター修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「シャッター修理」をご覧ください。
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